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愛は勝つ

KANのシングル (1990) From Wikipedia, the free encyclopedia

「愛は勝つ」(あいはかつ)は、KANの楽曲。自身の8作目のシングルとして、ポリドール・レコードから1990年9月1日に8cmCDとしてリリースされ、1991年1月1日にカセットテープとして再リリースされた。

B面 それでもふられてしまう男(やつ)
リリース
録音 1990年
日本の旗 日本
概要 「愛は勝つ」, KAN の シングル ...
「愛は勝つ」
KAN の シングル
初出アルバム『野球選手が夢だった。』
B面 それでもふられてしまう男(やつ)
リリース
規格 8cmCD
カセットテープ
7インチレコード
録音 1990年
日本の旗 日本
ジャンル J-POP
レーベル ポリドール・レコード
作詞・作曲 KAN
プロデュース KAN・西嶋貴丸
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(8週連続、オリコン)
  • 1990年12月度・1991年1月度月間1位(オリコン)
  • 1990年度年間194位(オリコン)
  • 1991年度年間3位(オリコン)
  • 1992年度年間207位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング23位
KAN シングル 年表
健全 安全 好青年
(1990年)
愛は勝つ
(1990年)
イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ/ときどき雲と話をしよう
(1991年)
『野球選手が夢だった。』 収録曲
愛は勝つ
(1)
恋する2人の834km
(2)
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背景

元々は、1990年7月25日に発売されたアルバム『野球選手が夢だった。』収録曲の一曲に過ぎなかったが、大阪のFM局FM802のヘヴィー・ローテーションに選ばれたことがきっかけとなりシングルカットされた[2][3]。

当初は、テレビ朝日系『クイズおもしろTV』のエンディング曲として使われていたが、この際にはまったくヒットしなかった。しかし、その後にフジテレビ系『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』の挿入歌に使用されたことから、200万枚を売り上げる爆発的ヒットとなった[2]。

『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』のプロデューサーだった小畑芳和は、番組で使う曲探しのため、CD・レコードを片っ端から聴いていて、これからはピアノを弾く男が来ると思っていたこと、信じれば「必ず最後に愛は勝つ」というストレートな歌詞は、吉田拓郎がフォークで叫んでいたのと通じるものがあると感じ番組のテーマ曲に使用した[2]。

第42回NHK紅白歌合戦に出場し、モーツァルト没後200周年にかけ、自らモーツァルトに扮装し熱唱した。

替え歌

この曲の替え歌として「愛はチキンカツ」「愛は勝海舟」「愛は桂三枝」といったバージョンが『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』の番組内で歌われていた。

特に「愛はチキンカツ」は番組放送期間内に何度と無く登場しただけでなく、本人も『アタックヤング』(STVラジオ)の番組内[信頼性要検証]で「食べ物系の替え歌でこれだけ話題になったのは『ブルー・シャトウ』(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)以来」と発言するなど、お気に入りの一曲だった。

これらの替え歌の歌詞は、フジテレビの美術プロデューサーである清水淳司が作詞した[4]。

制作

愛は勝つ

友人から恋愛相談を受けたKANは、「お前そりゃどう転んでもうまくいかないだろう」と思い、「せめて歌の中ではうまくいけばいいな」と、KANが敬愛するアーティストの一人であるビリー・ジョエルの「アップタウン・ガール」を意識して歌詞を書いた。曲が出来た時は「うまくいった」と思ったが、歌詞をつけたら曲のストレートでクリアな感じがぼやっとなった気がしたという[2]。

KANは、歌詞を書く前の楽曲の打合せでは「自分の才能が怖い」と発言するほど本楽曲を気に入っていた。歌詞は、レコーディングに入る前年に友人の男性から恋愛相談を受け、男性からの相談を聞く気になれず投げやりに「大丈夫、愛は勝つよ」と発言したことから発想。KANはこの曲のメロディーが気に入っていた分、歌詞をあまり複雑な内容にしたがらなかったため、抽象的な表現のみで構成している。しかし最初の歌詞「心配ないからね」が自分であまり気に入らず、本当は歌い始めを「ア」か「オ」にしたかったKANは、歌詞ができてからは自分の中でテンションが下がったと語っている。

変わらないリズムパターン、四分のピアノ、転調、終始歌うコーラスなどは、前述の「アップタウン・ガール」を模倣している。KAN曰く「大学3年のときに『アップタウン・ガール』を聞いてドハマリし、当然のようにコピーした」「全編サビくらいのインパクトがある太いメロディに、しかも曲の中でガンガン転調するんです。それが、メロディのインパクトが強いからか、全然、転調の違和感を感じさせない」として、「その曲を目標に作ったのが『愛は勝つ』」だったという[5]。因みにイントロ部分は同じくビリー・ジョエルの「愛する君に」(原題State of Grace)を思わせるものとなっている。

コーラスはイントロ以外の全ての小節に入っており、同じメロディでも歌詞の違いや転調があるため、通常よりもレコーディング量が多かった。そのため、レコーディング終了後、コーラス担当者からギャラを倍額請求されたエピソードがある。

演奏をしながらのコーラスも困難なため、ライブではサンプリング音源を使用する場合がほとんどである。

カップリング

カップリング曲の「それでもふられてしまう男(やつ)」は、アルバム『野球選手が夢だった。』の制作初期にレコーディングされたが未収録となった。元々「GUINNESS」というタイトルだったが登録商標であったため却下され、「愛は勝つ」に対する“洒落”として、このタイトルになった。

記録

オリコンでは8週連続1位にチャートインし、累計売上は201.3万枚を記録した[6]。

1991年に開催された『第22回日本歌謡大賞』にて放送音楽プロデューサー連盟賞と、第33回日本レコード大賞を同時に受賞した。

収録曲

CD

  • 全作詞・作曲:KAN
  1. 愛は勝つ
  2. それでもふられてしまう男(やつ)
  3. 愛は勝つ(オリジナル・カラオケ)

カセット

A面
  1. 愛は勝つ
  2. 愛は勝つ (オリジナル・カラオケ)
B面
  1. それでもふられてしまう男(やつ)
  2. それでもふられてしまう男(やつ)(オリジナル・カラオケ)
    • この曲のカラオケは、カセットのみ収録。

レコード

A面
  1. 愛は勝つ
B面
  1. それでもふられてしまう男(やつ)

参加ミュージシャン

愛は勝つ

その他

カバーしたアーティスト

がんばろうニッポン 愛は勝つ シンガーズによるカバーシングル

概要 「愛は勝つ」, がんばろうニッポン 愛は勝つ シンガーズ の シングル ...
閉じる

2011年4月9日にアップフロントワークスから配信限定でリリース、同年6月22日に同アップフロントワークス(zetimaレーベル)からパッケージメディア(CD+DVD)としてリリース。

日本のチャリティーユニット『がんばろうニッポン 愛は勝つ シンガーズ』の楽曲。1990年9月1日に発売されたKANの『愛は勝つ』カバー曲。歌のレコーディングは、シャ乱Qのたいせいがディレクションした[24]。

イベント

2011年4月9日、東日本大震災救援「がんばろうニッポン 愛は勝つ」〜From Yokohama with love〜と題したイベントが行われ、「愛は勝つ」も同イベント内で合唱された[25][26]。

2011年12月7日放送の『2011 FNS歌謡祭』(フジテレビ)トップバッターで披露[27]。

参加アーティスト

(50音順)

主旨賛同アーティスト(レコーディング未参加)

シングルCD収録曲

  1. 愛は勝つ
    (作詞・作曲:KAN 編曲:KAN、矢代恒彦)
  2. 愛は勝つ(Instrumental)

シングルDVD収録曲

  1. 愛は勝つ(がんばろうニッポン 愛は勝つ シンガーズ PVバージョン)
  2. メイキング映像、イベントドキュメント
    2011年4月9日、山下公園でのイベント風景

演奏メンバー

  • ドラムス:清水淳
  • ギター:中野豊
  • ベース:西嶋正巳
  • キーボード:矢代恒彦

以上4名は、KANのツアーサポートメンバー[24]。

脚注

外部リンク

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