佐久ホテル
長野県佐久市にある宿泊施設
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歴史
佐久ホテルの創業は室町時代の正長元年(1428年)。望月城・望月河内守が現在の佐久ホテルのある場所において、宿泊や食事を提供したのが始まりだという。創業から600年間を数えようとしており、長野県で最も古い老舗として知られる。同ホテルは足利将軍家が贈ったという感謝状を所蔵しているという。戦国時代、天文年間には武将・武田信玄が訪れ、入浴したと伝わる[3]。江戸時代は陣屋元にあったため、割元・名主・公事宿(郷宿)の任を務めた[4]。
江戸時代末期、幕末の頃に蒸気船を旅客船として事業化を企画・出資するも、鉄道の普及により失敗。これによる損失は現在の価値に換算して60億円にも上るものであった。その戒めとして、不慣れな事業や相場、賭事には手を出さないよう、家訓を定めた[3]。歴史上の偉人・文人が訪れたという誇りも公にせず、取材にも応じないこととしたため、普通のビジネスホテルと見られがちであった[1]。
現代、第19代目当主(株式会社佐久ホテル代表取締役)は、一転して歴史や伝統を前面に押し出す経営へと方針を転換。伝統の鯉を使った料理の提供や、放棄されていた温泉の再興、インターネット・SNSを活用した情報発信を行っている[1][3]。
