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春日居町

日本の山梨県東山梨郡にあった町 From Wikipedia, the free encyclopedia

春日居町(かすがいちょう)は、山梨県東山梨郡に存在した町である。

廃止日 2004年10月12日
廃止理由 新設合併
東山梨郡春日居町、東八代郡石和町、一宮町、御坂町、八代町、境川村→笛吹市
現在の自治体 笛吹市
国 日本の旗 日本
概要 かすがいちょう 春日居町, 廃止日 ...
かすがいちょう
春日居町
日の出温泉
春日居町旗
春日居町旗
春日居町章
春日居町章
春日居町旗 春日居町章
廃止日 2004年10月12日
廃止理由 新設合併
東山梨郡春日居町、東八代郡石和町、一宮町、御坂町、八代町、境川村→笛吹市
現在の自治体 笛吹市
廃止時点のデータ
国 日本の旗 日本
地方 中部地方(甲信越地方)
都道府県 山梨県
郡 東山梨郡
市町村コード 19301-1
面積 13.77 km2.
総人口 7,788人
(推計人口、2004年10月1日)
隣接自治体 甲府市、山梨市、東八代郡石和町、一宮町
町の木 モクセイ
町の花 ヤマユリ
春日居町役場
所在地 〒406-0013
山梨県東山梨郡春日居町寺本136番地
座標 北緯35度40分01秒 東経138度39分17秒
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2004年10月12日に春日居町を含む周辺6町村と合併して笛吹市となり廃止した。

地理

県中部、郡南西端、甲府盆地の北縁に位置。北西から南西へ帯状の町域で、山梨市域には飛び地がある。北西部は兜山や大蔵経寺山など奥秩父山塊から続く山地で、南東部は笛吹川右岸の平坦地で果樹園が広がり、南東端は支流重川との合流地点にあたる。

歴史

山梨岡神社
寺本古代寺院跡

弥生時代までの考古遺跡はみられないが、古墳時代には宮川や平等川沖積地において集落跡が見られ、鎮目の大蔵経寺山南東斜面の山麓部には6世紀前半までの春日居古墳郡が分布する。国府近辺には奈良時代から平安時代までの集落跡が分布し、寺本には県内最古の古代寺院である寺本廃寺がある。

律令制下の山梨郡山梨郷が町域にあたり、鎮目にある山梨岡神社の存在からも郡家の所在地であったと考えられている。また、寺本の寺本廃寺や国府総鎮守の甲斐奈神社(守宮明神)国府の地名からも、『和名抄』に「(国府は)八代郡に在り」と見られる御坂町(現在の笛吹市)への移転前の甲斐国国府が置かれたと考えられている(国分二寺の所在する一宮町(現在の笛吹市)東原、御坂町方八町とする異説あり)。国府関係施設跡や条里制の地割も確認されているが、確定的な官衙施設の遺構は未発見である。

中世には、武田信昌時代に滅ぼされるまで甲斐国守護代として勢力をもった跡部氏が下岩下に館を構え、根拠地とした。

近世には山梨郡万力筋に属する。幕府直轄領と旗本領、甲府藩領、享保9年には甲斐一国により再び幕領化され、町域は石和代官支配となる。また、延享3年(1746年)には桑戸、寺本、小松、熊野堂の4か村が御三卿のうち田安家領になり、天保3年には加茂村が加わる。宝暦13年には下岩下村が同じく御三卿の清水家領になり、寛政7年(1795年)に廃止されるまで村には陣屋が設置されていた。

上万力村(山梨市)の差出水門から笛吹川の水を取水し、米麦栽培のほか麻や木綿、煙草など商品作物の栽培や養蚕が行われる。町域には秩父往還が通り甲州道中へも近く、多くの村では石和宿の宿郷を務めた。

近代には米麦栽培のほか養蚕が普及し、製糸業が発達する[1]。明治初期の製糸業の振興では煮繭用の木材資源の需要が増加し、さらに山林を巡る入会権の変化により山梨県下では山林の荒廃が発生し、1907年(明治40年)には、笛吹川流域を中心に県下で大規模な被害を出した明治40年の大水害が発生する[1]。町域は明治40年の大水害による笛吹川の流路変更の影響を受け、堤防の改修が実施される[1]。また、第一次世界大戦後の養蚕不況や冷害などの影響による農民は打撃を受け、大正・昭和初期には小作争議が発生した[1]。

戦後には養蚕からブドウなど果樹栽培に転換し、ゴルフ場開発など観光業へと移行していく[1]。1967年(昭和47年)には温泉を採掘し、町営温泉の経営を行っている[1]。

沿革

観光

交通

文化財

出身・関連有名人

  • 小川正子 - ハンセン病医療に尽した医師[3]。 1984年(昭和59年)に最初の春日居町名誉町民となる [3]。桑戸出身。
  • 鎮目市左衛門惟明(しずめいちざえもんこれあき) - 佐渡金山奉行として第二期繁栄期を築いた[4]。鎮目出身[4]。
  • 竹下草丸(たけした くさまる)- 江戸時代後期の俳人[4]。加茂出身[4]。
  • 立川主税(たちかわ ちから) - 新選組隊士[4]。函館戦争後、仏門に入り桑戸地区の地蔵院住職となる[4]。福岡県出身[4]。
  • 辻邦生 - 小説家。本籍地が春日居町国府。
  • 藤原緋沙子(ふじはら ひさこ) - 時代小説作家、脚本家。高知県出身だが春日居町鎮目に居住していた[5]。
  • 八木義徳 - 小説家。父親が春日居町出身の医師。
  • 吉岡順作 - 医師。徳条出身[4]。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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