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春秋五覇

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春秋五覇(しゅんじゅうごは)とは、中国春秋時代王朝に代わって天下の事を取り仕切った覇者を5人挙げたものである。春秋の五覇とも。誰を以て五覇とするかは文献によって違いがある。

覇者として認められる条件は

  • 他国を圧倒する強大な国力を持つ。
  • 諸侯を召集して会盟の会頭を務め、天下の事を取り決める。
  • 小国を守り、滅ぼされた国の復興などをする。
  • 夷狄を討ち、中原諸国の安寧に貢献する。

などがある。

五覇とされる人物

「五覇」という言葉の初出は、『孟子』告子下に見えるものとされるが、孟子は桓公以外の具体的な名前をあげていない。このため、誰を以て五覇とするかは文献によって違いがあり、各文献で挙げられる五覇を数えると「五覇」でありながら五人に収まらないという状況にある。


後漢趙岐注では

の5人を挙げている。応劭風俗通義』五伯篇[1]、『史記十二諸侯年表につけられた司馬貞史記索隠』も同様である[2]

これに対して、『荀子』王覇篇では、秦の穆公・宋の襄公がなく、それにかえて

の2人をあげている[3]

他の書物も大体この7人のうちから5人を挙げている。

ただし、『漢書』諸王侯表につけられた唐代の顔師古による注では闔閭ではなく夫差を含めている[4]

全祖望は以上の説を非とし、斉の桓公以外はすべて晋の人物であるとして、文公・襄公景公悼公を覇者とした[5]

斉の桓公と晋の文公は必ず入るので春秋五覇の代表として斉桓晋文と言う。

春秋五覇の組合せは以下のようになる。○は五覇に含まれる人、×は含まれない人を示す。

さらに見る 覇者, 『史記索隠』 ...
春秋五覇の組合せ
覇者史記索隠荀子』王覇白虎通』号篇 [6]四子講徳論[7]漢書』注全祖望辞通
荘公 ××××××
桓公
穆公 ××
襄公 ×××××
文公
晋の襄公 ××××××
晋の景公 ××××××
晋の悼公 ××××××
荘王 ××
闔閭 ×××××
呉王夫差 ××××××
勾践 ×××××
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春秋時代以外の五覇

春秋時代だけでなく、夏・殷・周全体で覇者を5人とすることもある。『春秋左氏伝』成公2年「五伯之覇也」に対して杜預は「夏伯昆吾、商伯大彭・豕韋、周伯斉桓・晋文。」と言っている。この五覇は『白虎通』や『風俗通』にも見える。

脚注

外部リンク

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