月の宮 (瑞浪市)
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祀られている化石は、ビカリアという巻貝の螺旋型の空洞部分が玉髄(二酸化ケイ素)で置き換えられたのち、貝殻は風化溶解したものである[1][2][3]。白色の化石は「月のおさがり」(月の玉)、赤褐色のものは「日のおさがり」(日の玉)と呼ばれ、月や太陽の排泄物(糞)と考えられていた。月のおさがりは美濃国の月吉で祀られ、日の玉は月吉の北にあって中山道に近い日吉の慈照寺 (瑞浪市)で祀られ(平将門の子定丸の創建と伝わる)、信仰されてきた。月吉の月の宮の北にある大應寺には、
『夜昼の さかひはここに 有明の 月吉日吉 里をならべて』 西行
の歌碑や月の塔がある。また
『掘りあてし 月日の糞や 薬ほり』 木朶(もくだ)
の川柳が『木曽路名所図会』に記載されている[4]。
祠は東側が開けた高所に設置されていて、月の出を待つことができる。

