有機テルル化合物 From Wikipedia, the free encyclopedia 有機テルル化合物(ゆうきテルルかごうぶつ、英: Organotellurium compounds)は、テルル原子とアリル基やアルキル基、ビニル基、アルキニル基などが直結した化合物の総称である。 一般的には有毒であり、揮発性のものは強い悪臭を持つ。同じ第16族元素である酸素、硫黄、セレンの有機化合物、特に有機セレン化合物に似た性質のものが多い。 2価、4価、6価のものが知られている。 2価 テルロール(RTeH) - テルロメルカプタンとも呼ばれる。アルコールやチオール、セレノールのアナログである。セレノールに比べ酸化されやすく、ジテルリドとなる。 テルリド(RTeR') - エーテル、チオエーテル、セレニドのアナログである。テルル化ジメチルなどが知られる。ハロゲン化アルキルと反応し、対応するテルロニウム化合物を形成する。遷移金属に対する良質な配位子となり、安定した錯体を形成する。 ジテルリド(RTe2R')ペルオキシドやジスルフィド、ジセレニドのアナログである。ジフェニルジテルリドなどが知られる。 4価 テルロキシド(RTe(=O)R') テルリン酸(RTeO2H) (R3TeX、R2TeX2、RTeX3) 6価 テルロン(R2TeO2) 製法 下記のような製法がある。 グリニャール試薬や有機リチウム化合物などの有機金属化合物、またはジアゾニウム塩とテルルとの反応 四塩化テルルの芳香族求電子置換反応、オレフィン・アセチレンへの求電子付加反応 無機テルルアニオン(Te22-、Te2-)とハロゲン化アルキルとの反応 用途 有機超伝導体のドナー化合物であるテトラテルラフルバレン誘導体など、いくつかの化合物は有機合成反応剤として有用である。 リビングラジカル重合においても有効である[1] 内臓の造影剤としても研究されている。 脚注 ↑ 新規リビングラジカル重合法「TERP法」(大塚化学) 参考文献 高本進、稲本直樹、中原勝儼、山崎昶『化合物辞典』(初版)朝倉書店、1997年11月20日。ISBN 4-254-14043-6。 表話編歴炭素との化学結合 CH He CLi CBe CB CC CN CO CF Ne CNa CMg CAl CSi CP CS CCl CAr CK CCa CSc CTi CV CCr CMn CFe CCo CNi CCu CZn CGa CGe CAs CSe CBr CKr CRb CSr CY CZr CNb CMo CTc CRu CRh CPd CAg CCd CIn CSn CSb CTe CI CXe CCs CBa CHf CTa CW CRe COs CIr CPt CAu CHg CTl CPb CBi CPo CAt Rn Fr CRa Rf Db CSg Bh Hs Mt Ds Rg Cn Nh Fl Mc Lv Ts Og ↓ CLa CCe CPr CNd CPm CSm CEu CGd CTb CDy CHo CEr CTm CYb CLu Ac CTh CPa CU CNp CPu CAm CCm CBk CCf CEs Fm Md No Lr 凡例 有機化学 有機金属化学 研究段階 未発見 この項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:化学/Portal:化学)。表示編集 典拠管理データベース: 国立図書館 日本 Related Articles