東通ecgシステム

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東通ecgシステム(とうつうイーシージーシステム)は、テレビ技術会社の東通(現・TBSアクト)がかつて使用していた光学合成技術である。「ecg」は「ELECTRIC CINEMA PHOTO GRAPHY」の略[1]

本システムはアメリカ航空宇宙局で開発された[要出典]、ビデオ信号をレーザー光源によってフィルム映像に変換するキネコ技術の一種である[1]。本システムが生まれる以前の特撮に使われるビデオ合成技術はマット合成が主流であり、従来は日本国内で合成処理されたビデオ素材をロサンゼルスに空輸してフィルム映像に変換する手間が必要だったが、1985年に東通が専用機器を購入したことにより、以降における国内での映像変換も容易となった。

デジタル合成が主流になったことや、作品本編のビデオ制作が一般化したことから、1997年を最後に使用されなくなった。

長所
短所
  • 水平解像度が525本しかないNTSC規格のビデオ素材からの映像変換ゆえ、画質が35mmフィルムには遠く及ばなかった。
  • フィルム作品と組み合わせた場合、ビデオマスター中心作品では背景がフィルム撮影に対し、合成対象がVTR撮影と撮影画質の誤差が露呈するほか、純フィルム中心作品ではキネコ処理の影響で画像粒子が粗くなっているのに加え、背景の動きに残像現象が起きる。

使用作品

1970年代末から1990年代前半にかけ、特撮技術としても多用されていた。

劇場映画

テレビ作品

仮面ライダーシリーズ

スーパー戦隊シリーズ

メタルヒーローシリーズ

東映不思議コメディーシリーズ

レーザーディスクゲーム

既存の作品の映像を流用している。

アニメ

脚注

参考文献

関連項目

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