株価平均型株価指数

From Wikipedia, the free encyclopedia

株価平均型株価指数(かぶかへいきんがたかぶかしすう)は株価指数の算出方式の一つ。組入銘柄の株価合計を、除数で除算して求めるものである。

株価の騰落率ではなく騰落金額の平均を示す指数である[注 1]。株価が100円の銘柄も数万円の銘柄も等しく平均化されることから、発行済株式数は少ないが価格が高い一部の値がさ株の価格変動に左右されやすい性質がある。このため極端な例では、指数は上昇しても値下がり銘柄のほうが多いという状況もあり得る。

大きく分けて、単純平均とダウ式平均がある。

単純平均

単純平均=Σ株価÷銘柄数

単純平均は、株価を合計し、それを銘柄数で割って算出する。日本では、株に対して額面の概念があり、戦前から戦後にかけて設立された企業は額面は50円、戦後に新設された電力会社などは500円、さらに商法が改正されてのちの新設企業のNTTなどは5万円となっている。このため、50円額面以外のものは50円額面相当に読み替えた株価を出し、算出対象の株価を合計して、銘柄数で割る。考え方はシンプルであり、計算も比較的簡単である。

この方式の弱点は、資本構成に変更のない株式分割や株式併合の場合である。たとえば1株を3株に分割する株式分割が行われると、株価は3分の1になる。株価600円の銘柄が1株を3株に分割しその後値上がりして210円になったら、210円で計算する。 株主は持ち株が3倍になるので実質的な変化はない。一方、この分割でおよそ株価は3分の1になるので、単純平均に影響が出る。本質的株式価値に動きがないのに、単純平均に反映されてしまうという問題がある。

ダウ式平均株価

株価平均型を採用している株価指数

脚注

Related Articles

Wikiwand AI