梅光学院大学
山口県下関市にある私立大学
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概観
大学全体
所在地は山口県下関市向洋町1-1-1。キリシタン禁止令が正式に解除される前年、アメリカの宣教師ヘンリー・スタウト博士夫妻により聖書と英語の私塾が開かれ、塾は梅香崎女学校となり、1914年には山口の光城女学院と合併、頭文字1字ずつをとった下関梅光女学院が誕生した。日本で6番目に創設されたミッションスクール(キリスト教主義)である[1]。そして2001年に男女共学となり梅光学院大学と名称が変更される。
すべての大学は、学校教育法により、文部科学大臣の認証を受けた者(認証評価機関)が実施する第三者評価(認証評価)を定期的(最長7年)に受けることが義務付けられており、2014(平成26)年度、梅光学院大学は、財団法人日本高等教育評価機構 (JIHEE) による大学機関別認証評価を受審し、2015(平成27)年3月10日付けで、「機構が認める大学評価基準を満たしている。」と認定された(認定期間は2016(平成28)年4月1日から2023(令和5)年3月31日までの7年間)[2]。
建学の精神
強くしなやかな精神と、新しい世界を切り拓く能力を、他者のために用いることのできる人間を育てる[3]。
スクールモットー
光の子として歩みなさい(新約聖書 エフェソの信徒への手紙 5章8節)
教育及び養成プログラム
取り組み
教員養成プログラム
独自の教員養成プログラムを取り入れ、現場での実践力向上や教員採用試験対策などを行なっている[5]。
- フィールドワーク(子ども学部のみ)
- 海外教育研修
- 教職デー
- 教職夏合宿
- 教育委員会主催プログラム
- 教員採用試験対策
エアラインプログラム
全日本空輸
中四国・九州・沖縄エリアで初めて全日本空輸(ANA)のANAエアラインスクールと教育連携を締結し、エアラインプログラムを受講することができる。キャビンアテンダントやグランドスタッフ、グランドハンドリングなどのエアライン業界で求められる人材の育成を目指す学内講座プログラムを受講することができる。接遇のプロフェッショナルを目指す学生が対象で、ANAグループ現役のキャビンアテンダント・グランドスタッフなど、経験豊富な講師が充実のプログラムを提供され、ANA空港実務体験や、ANA空港見学や施設体験授業、制服着用体験ができる東京エアライン研修も受講可能[6]。
日本航空
日本航空(JAL)とも教育での連携を行っており、学内で客室乗務員コースの特別プログラムやメイク講座などを受講できる。現役社員が就職活動で知りたかった情報や求める人物像などを直接レクチャー。少人数制クラスで手厚いサポートを受けられるのも特徴[7]。また、同社が実施している「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトにおいても連携しており、学校法人としては全国で初めて廃食油の回収ボックスを設置し、家庭から出る廃食油を回収している。
沿革
(沿革節の主要な出典は公式サイト[8])
- 1872年 - アメリカ・オランダ改革派教会の宣教師ヘンリー・スタウト、夫人エリザベス・スタウトが長崎に私塾を開設
- 1879年 - 服部章蔵が下関に赤間関光塩英学校を開設
- 1884年 - 来日した婦人宣教師メリー・E・ブロカウがスティール・アカデミー(1892年頃より東山学院)の女子学校を整備した。後にスタージェス・セミナリー(Steurges Seminary)日本名を梅香崎女学校となった
- 1890年 - 梅香崎女学校となる。齋藤實徳が初代日本人校長に就任

- 1891年 - 光塩英学校と光陵女学校が合併し、山口英和女学校となる
- 1892年 - 山口英和女学校が光城女学院と改名される
- 1914年 - 梅香崎女学校と光城女学院が合併して下関梅光女学院が誕生
- 1941年 - 財団法人下関梅光女学院設立
- 1951年 - 学校法人梅光女学院設立
- 1964年 - 東駅キャンパス(現在地)に梅光女学院短期大学開学(英米文学科)
- 1965年 - 梅光女学院短期大学に日本文学科を設置

- 1967年 - 梅光女学院大学開学。梅ヶ峠キャンパス(下関市吉見妙寺町・JR山陰本線梅ケ峠駅付近)に文学部日本文学科、英米文学科を開設
- 1976年 - 大学院修士課程開設
- 1978年 - 大学院博士後期課程(博士課程)開設
- 1982年 - 文学部に英米語学科を増設
- 1999年 - 文学部英米語学科を改組し、現代コミュニケーション学部現代コミュニケーション学科開設
- 2001年 - 梅光女学院大学を梅光学院大学に改称し、男女共学となる。同時に設置法人名称を学校法人梅光学院に、梅光女学院短期大学を梅光学院大学女子短期大学部に改称
- 2003年 - 梅ヶ峠キャンパスから東駅キャンパスへ大学・大学院移転完了。
- 2005年 - 子ども学部子ども未来学科を新設。現代コミュニケーション学部を国際言語文化学部(英米語学科、東アジア言語文化学科)に改称。梅光学院大学女子短期大学部の募集を停止
- 2006年 - 梅光学院大学女子短期大学部閉学
- 2007年 - 子ども学部に小学校教員課程を新設
- 2009年 - 文学部英米文学科と国際言語文化学部の英米語学科を改組・再編し、国際言語文化学部に英語英文学科を開設
- 2014年 - 下関開学100年記念式典を挙行
- 2015年 - 文学部と国際言語文化学部を改組し、文学部人文学科を開設
- 2017年 - 梅光学院大学開学50周年
- 2019年 - 大学新校舎「The Learning Station CROSSLIGHT」竣工。校舎は2030年開業予定の新・帝国劇場を設計した建築家の小堀哲夫氏が設計。
- 2022年 - 梅光学院開学150周年
組織・施設
特徴・教育カリキュラム
教育カリキュラム
- THE世界大学ランキング日本版 国際性分野にて全国12位、中四国エリアでは1位にランクインしている。[9]
- 保育士・幼稚園教諭・小学校・中学校(英語)・高等学校(英語)の教員免許が取得できる課程を設けている。[10]
- 2019年度入学生から図書館司書の資格が取得できる課程が廃止された。
- 2019年度入学生から日本文学・文芸創作専攻と地域文化専攻は日本語・日本文化専攻に統合された。
- 2021年度入学生より日本語・日本文化専攻の募集が停止された。
- 2021年度入学生より中学校(国語)・高等学校(国語)の教員免許が取得できる課程が廃止された。
- 2022年度入学生より国際教養専攻の募集が開始、開設された。
- 2024年度入学生より文学部人文学科から国際学部国際言語文化学科へと改称された。
- 2025年度入学生より国際観光マネジメント専攻の募集が開始。
- 2025年度入学生より国際ビジネスコミュニケーション専攻から国際ビジネス専攻へ改称。
- 2003年度より下関市立大学と東亜大学と単位互換制度(通称Aキャンパス)を実施している。
- 2027年度入学生より東アジア言語文化専攻(中国語コース)を中国語コミュニケーション専攻へ改称。
- 2027年度入学生より東アジア言語文化専攻(韓国語コース)を韓国語コミュニケーション専攻へ改称。
学費・納入金等
- 受験検定料 3万円(オープンキャンパス参加で免除)
- 入学金 5万円
- 初年度納入金 77万円(月額8万円)
入学金5万円のみで入学が可能であり、初年度納入金77万円は、月々8万円の月額払い制度となっている。さらに、初年度の学費の支払いが発生するのは7月からで、入学直後の4月・5月・6月は学費が発生しない。入学後の7月以降は月々8万円の月額払いのため、入学前の授業料の一括払いが不要。そのため、入学前に必要となる支払いは5万円のみとなっている。なお、受験の際の検定料は3万円必要だが、オープンキャンパスへの参加で検定料が免除される制度がとられている[11]。
奨学金
- グローバルスカラシップ 24万円
高校在籍時に英検2級以上を取得した場合、対象者全員が1年次に給付される奨学金制度を持っている。英検2級以外でも対象となる場合があり、TOEICやGTEC等の基準も用意されている[12]。
- 特定遠隔地奨学金 18万円
梅光が定める特定遠隔地(沖縄県及び島しょ部)に所在する高校出身であれば、対象者全員が1年次に給付対象となっている[13]。
キリスト教教育
主な活動
- 学院礼拝
- Baiko Community Chapel
- スプリング・バイブル・リトリート
- サマー・バイブル・キャンプ
- クリスマス関連行事
- サマリア献金
その他の活動
- 緊急支援活動
- ボランティア実習
- 梅光ミッションデー(春)
- ワーシップ・ライブ(秋)
- 国内リトリート
系列校
- 梅光学院中学校・高等学校[14]
- 梅光学院幼稚園[15]
提携校・国際交流校
学友会活動
- 学友会
- ミッション委員会
- 大学祭実行委員会
- クラブ委員会
クラブ・サークル
大学関係者
教員
- 樋口紀子 - 学長、学院長
- 田口寛 - 中世文学
過去に在籍した著名な教員
- 荒木正見 - 尾道学
- 磯田光一 - 文芸評論家
- 今井源衛 - 中古文学、梅光大学名誉教授、九州大学名誉教授
- 伊原昭 - 中古文学、梅光学院大学名誉教授
- 菅孝行 - 文芸評論家、劇作家
- 北川透 - 詩人
- 佐藤泰正 - 文芸評論家
- 重松信弘 - 中古文学、愛媛大学名誉教授
- 志村有弘 - 近世・近代文学
- 関根慶子 - 中古文学
- 田村吉永 - 日本史学
- 中野新治 - 前学院長(2016年度末迄)、近代文学
- 服部嘉香 - 詩人、日本詩人クラブ理事長
- 広岡義之 - 教育学
- 松崎仁 - 近世演劇
- 村田喜代子 - 作家(芥川賞受賞)
- 村田昇 - 近世文学
- 村中李衣 - 児童文学作家
- 目加田さくを - 中古文学、福岡女子大学名誉教授
- 安森敏隆 - 近現代文学、同志社大学名誉教授
- 矢本貞幹 - 英文学・比較文学
- 渡辺憲司 - 近世文学、立教大学名誉教授、立教新座中学高等学校学校長
- 国分直一 - 民族学・考古学、日本統治末期の台湾に活躍
