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檜岳

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檜岳(ひのきだっか)は、丹沢山地南部の檜岳山稜に位置する標高1,167メートルの山である[1][2]。神奈川県足柄上郡山北町と松田町の境にあり、丹沢大山国定公園に属する[3]。

標高 1,166.8 m
位置 北緯35度25分53秒 東経139度06分57秒
概要 檜岳, 標高 ...
檜岳
シダンゴ山から見た檜岳(2007年5月撮影)
標高 1,166.8 m
所在地 日本の旗 日本
神奈川県足柄上郡松田町・山北町
位置 北緯35度25分53秒 東経139度06分57秒
山系 丹沢山地
檜岳の位置(神奈川県内)
檜岳
檜岳の位置(関東地方内)
檜岳
檜岳の位置
プロジェクト 山
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地理

檜岳は、秦野峠から伊勢沢ノ頭、檜岳、雨山を経て雨山峠へ延びる檜岳山稜のほぼ中央部に位置する[1][2]。南西には伊勢沢ノ頭、北東には雨山が連なり、山頂付近を松田町と山北町の境界が通る。

檜岳山稜は、北西側の急峻なユーシン渓谷と、南東側の寄沢が形成した谷の間に位置する。北西側は玄倉川上流域へ、南東側は寄沢の谷へ下り、稜線は両水系を分ける分水界となっている[2]。

山名

山名は、松田町寄(やどりき)側で呼ばれていた「ひのきだっか」に由来するとされる[4]。「だっか」は高み(高所)を意味するとされ、これに「岳」の字を当てたものとされる[4][5][6]。

天保12年(1841年)成立の『新編相模国風土記稿』巻之十七「足柄上郡之六」では、「石名坂ヨリ東山家六村眺望圖」に「檜岳」、大寺村の項に「檜嶽」の名が記されている[7][8]。

地質

檜岳周辺には、丹沢層群・塔ヶ岳亜層群の寄沢層が分布する[9]。 塔ヶ岳亜層群は約1,700万年前から1,600万年前に形成された地層で、玄武岩から安山岩質の火山岩や火山砕屑岩などからなる[10]。深成岩体の貫入による接触変成作用により、付近の寄沢層はホルンフェルス化を受けている[11]。

自然環境

檜岳から雨山にかけての登山道沿いには、ミズナラやブナなどからなる広葉樹林がみられる[12]。神奈川県パークレンジャーの2023年の巡視記録では、伊勢沢ノ頭から檜岳へ向かう稜線にはブナなどの自然林がみられ、檜岳山頂はヒノキ林の中に位置すると報告されている[13]。山頂付近ではヤマトリカブトやヤマホトトギスなども確認されている[12]。

南東山麓の寄地区には、中津川源流域の「やどりき水源林」が広がる。水源林の面積は約529ヘクタールで、人工林と広葉樹林から構成されている[14]。

登山

檜岳を通る檜岳山稜の登山道の起点は、秦野峠と雨山峠である[1][2]。寄地区から秦野峠へは、シダンゴ山を経由する登山道、または秦野峠林道から到達できる[15]。

林道秦野峠から伊勢沢ノ頭までは急な登りとなり、稜線に近づくと展望が開ける場所がある。神奈川県の巡視記録では、箱根の大涌谷、相模湾、真鶴半島、伊豆半島などを望むことができるとされる[12]。伊勢沢ノ頭から檜岳・雨山にかけては比較的なだらかな稜線が続き、落葉期には樹間から富士山や丹沢主脈・主稜の山々を望むことができる[16]。

秦野峠付近では登山道の崩壊も生じており、2023年の県の巡視記録では、秦野峠手前のトラバース道の崩壊が進んだため登山道が付け替えられたことが報告されている[13]。

雨山峠へは寄地区・ユーシン側からの登山道が通じるが、神奈川県の通行情報によれば、2026年8月現在、自然公園歩道「寄ユーシン線」の寄―雨山峠―雨山橋間は登山道の崩落などのため通行止めとなっている[17]。このため、雨山峠から先は鍋割山方面へ進む登山道のみが利用可能である[1][2]。その結果、檜岳山稜の縦走は鍋割山方面へ長距離の行程を要する場合があり、登山者は比較的少ない。

なお、檜岳山稜の登山道は、1955年神奈川国体の登山コースの1つとして整備されたとされる[18][6][19]。

「檜岳南東尾根」を通る作業道が、麓の「やどりき水源林」[14]から檜岳へ通じており、比較的短距離で到達できるが、一般登山道ではなく、道標も設置されていない[2]。

周辺の山

関連画像

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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