玄倉川

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延長 11.5 km
平均流量 -- m3/s
玄倉川
玄倉川 2007年6月17日撮影
立間大橋より撮影
水系 二級水系 酒匂川
種別 二級河川
延長 11.5 km
平均流量 -- m3/s
流域面積 43 km2
水源 丹沢山
水源の標高 1,567 m
河口・合流先 丹沢湖
流域 神奈川県山北町玄倉
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玄倉川(くろくらがわ)は、神奈川県足柄上郡山北町玄倉を流れる二級河川酒匂川水系の支流である。法河川延長11.5キロメートル、流域面積43.3平方キロメートル[1]

玄倉川は、丹沢山の南西斜面を源とする箒杉沢と、塔ノ岳鍋割山間の尾根を源とする鍋割沢が合流して本流となし、1 kmほど下って蛭ヶ岳の南斜面を源とする熊木沢が合流する [2][3]。 これら源流の沢では、上流にありながら広い河原を形成している。その成因は、1923年(大正12年)の関東地震関東大震災)などで発生した大規模な山腹崩壊と土石流により谷が埋められたものといわれている[4]

中流部の渓谷ユーシン渓谷と呼ばれる。 穿入蛇行が発達して深い谷を刻み[5][6]、モチコシ沢大滝のような懸谷地形も見られる[5][7]。 かつて渓流遡行者から「丹沢黒部」とも呼ばれた[8][3]

玄倉川は、玄倉地区の集落付近で三保ダムの貯水池である丹沢湖に注ぐ。ダム放流水は河内川として流下し、酒匂川に合流する。三保ダムができる前は、(中川川を合わせた)玄倉川と世附川が落合で合流し、河内川となっていた[9][10]。丹沢湖が現れて以降、合流地点までの玄倉川下流部は湖底に沈んでいる。

支流

  • 箒杉沢
  • 鍋割沢
  • 熊木沢
  • ユーシン沢(檜洞沢)
  • 同角沢 - 落差45 mの遺言棚が上流にある。
  • モチコシ沢 - 落差60 mのモチコシ沢大滝が玄倉川に注ぐ。
  • 小川谷(仲ノ沢) - 沢登りで知られる小川谷廊下が上流にある[3]

ダムと水力発電所

玄倉川には神奈川県企業庁が管理する二つのダムがあり、下流の発電所に送水して水力発電を行っている。

玄倉ダム

玄倉ダム
所在地 神奈川県足柄上郡山北町玄倉
河川 玄倉川
ダム湖 玄倉調整池
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 14.5 m
堤頂長 30.5 m
流域面積 23.5 km2
湛水面積 1 ha
総貯水容量 52,097 m3
有効貯水容量 42,690 m3
利用目的 水力発電
事業主体 神奈川県企業局 利水電気部
電気事業者 神奈川県企業局 利水電気部
発電所名
(認可出力)
玄倉第1発電所(4,200 kW)
着手年 / 竣工年 ? / 1958年
出典 [11]
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玄倉ダム[11]は玄倉川中流部に位置し、ユーシンブルーで知られる。 玄倉川が丹沢湖に注ぐ地点にある玄倉第1発電所[12][13]に送水し、最大出力4,200 kWの発電を行っている。 同発電所には「e.CYCLE丹沢やまきた水力」の愛称が付けられている[14]

熊木ダム

熊木ダム
所在地 神奈川県足柄上郡山北町玄倉
河川 玄倉川
ダム湖 熊木調整池
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 14.9 m
堤頂長 34.5 m
流域面積 11.6 km2
湛水面積 2 ha
総貯水容量 68,000 m3
有効貯水容量 48,000 m3
利用目的 水力発電
事業主体 神奈川県企業局 利水電気部
電気事業者 神奈川県企業局 利水電気部
発電所名
(認可出力)
玄倉第2発電所(2,900 kW)
着手年 / 竣工年 ? / 1960年
出典 [15]
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熊木(くまき)ダム[15]は、玄倉川上流部に建設されたダムである。 玄倉調整池の上流側にある玄倉第2発電所[16][17]に送水し、最大出力2,900 kWの発電を行っている。


出来事

脚注

関連項目

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