檸檬 (さだまさしの曲)
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檸檬

梶井基次郎の小説『檸檬』をベースに、舞台を御茶ノ水に置き換えた歌。歌詩に「聖橋からレモンを投げる」という描写があるが、さだはこの歌が「白線流し」のように、社会現象にならないかという希望と不安を抱いていた。他に梶井の小説から曲のイメージを得て作られた曲としては「桜散る」(『Glass Age』収録。『櫻の樹の下には』のイメージから)が挙げられる。
聖橋とお茶の水橋の間にあるレモン画翠内の喫茶店で本作を制作したとのエピソードがある
シングル盤リリースされた際には渡辺俊幸による新アレンジ[1]でリメイクされ、歌詩も一部変更がなされている。ライヴでは「檸檬」は渡辺俊幸のアレンジに基づいて演奏されることが多い。ただし歌詩は『私花集』ヴァージョンで歌われる。
前作のシングル盤「桃花源/晩鐘」もアルバム『風見鶏』からのシングル・カットであった。アルバムが違い、またテイクにも違いがあるとはいえ、2作連続シングル・カットはさだには珍しいことである。
キーはアルバム・テイク、シングル・テイクともホ短調であるが、シングル盤のインナー・スリーヴはイ短調で記譜されている。
シングル盤のインナー・スリーヴの表紙はさだが描いたお茶ノ水橋から眺めた聖橋のイラスト[2]が用いられた。
加速度
公衆電話から別れを告げる恋人の声に耳を傾けている歌。最後のコインが落ちた時に恋が終わる。作曲・編曲を担当した渡辺俊幸はビートルズを意識したと語っている。シングル盤ヴァージョンはイントロ前に雨の効果音が入る。
収録曲
脚注
[脚注の使い方]
- ↑ アルバムのテイクはジミー・ハスケル(Jimmie Haskell)によるアレンジであった。
- ↑ その後オリジナルのイラストにさだが怪獣の落書きをしてしまった。ベスト・アルバム『昨日達…』をリリースした際、各曲のシングルの表紙が掲載されたが、そちらには「怪獣の落書き」が描き加えられたインナー・スリーヴ表紙が掲載されてしまった。
- ↑ さだの作品はすべて作詞ではなく「作詩」とクレジットされているので誤記ではない。
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