櫛野展正
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櫛野 展正(くしの のぶまさ、1976年 - )は、日本のアウトサイダー・キュレーター。クシノテラス主宰。鞆の津ミュージアム(広島県福山市)でキュレーターを担当。2021年より、「アーツカウンシルしずおか」のチーフプログラム・ディレクターに就任[1]。 2022年、クシノテラスの活動に於いて、総務省主催「令和3年度ふるさとづくり大賞」にて総務大臣賞 受賞。雑誌『AERA』(2024年12月30日-1月6日合併号)において「2025年をリードする100人」に選出。
広島県出身。福山市立南小学校、広島大学附属福山中学校・高等学校卒業。岡山大学教育学部卒業。京都芸術大学大学院芸術専攻修士課程修了(MFA)。
小学生の頃の夢は漫画家であった。高校卒業後、特別支援学校教員を目指し岡山大学教育学部へ入学。大学1年時の障がい者福祉施設へのボランティア活動が転機となり、2000年に社会福祉施設へ就職[2]。就職直後より、障害のある人たちへの表現活動のサポートを開始し[3]、2012年5月日本財団のアール・ブリュット支援事業により、「鞆の津ミュージアム」(広島県福山市)開館[4]。
手掛けた展覧会は、死刑囚が描いた絵画[5]、ヤンキー関連作品、高齢者の表現物、スピリチュアル世界に関する展示など、主に社会の周縁で生きづらさを抱える人たちの展示が多い。各展示が奇抜なため突飛な印象を受けるが、アール・ブリュットを"生き延びるためのテクニック"と広義に解釈し、「そのような社会的成功とは無縁な人たちの生き様に焦点を当てることを通して、多様性を確保するとともに、鑑賞者ひとり一人が"いかに効率的な社会に生きているか"を再認識し、どのような生き方が"よい生き方"なのか見つめ直してもらうこと」[6]を目指している。
2016年4月より、「クシノテラス」を広島県福山市にオープンし独立[7]。イベントスペースとギャラリースペースの2つの機能を持つ。 2018年4月からは、障害の有無を問わないクシノテラス アートスクールが開講した[8]。
2021年1月より静岡へ移住し、「アーツカウンシルしずおか」でチーフプログラム・ディレクターに就任。
展覧会
- 『BLACK OUT』(2005年)ヨコハマ・ポートサイドギャラリー
- 『ウチナル音 -身体音からの造形-』(2007年)ボーダレス・アートミュージアムNO-MA[9]
以下は、鞆の津ミュージアム
- 『リサイクルリサイタル-幸せ時間の共有-』(2012年)[10]
- 『LOVE LOVE SHOW』(2012年)[11]
- 『極限芸術〜死刑囚の表現〜』(2013年)[12]
- 『ようこそ鞆へ!遊ぼうよパラダイス』(2013年)[13]
- 『山下陽光のアトム書房調査とミョウガの空き箱がiPhoneケースになる展覧会』(2014年)[14]
- 『ヤンキー人類学』(2014年)[15]
- 『花咲くジイさん〜我が道を行く超経験者たち〜』(2014年)[16]
- 『スピリチュアルからこんにちは』(2015年)[17]
- 『障害(仮)』(2015年)[18]
以下は、クシノテラス
- 『極限芸術2 死刑囚は描く』(2016年・クシノテラス)[19]
- 『遅咲きレボリューション!』(2016年・クシノテラス)[20]
- 『空想キングダム』(2017年・ギャラリーマルヒ)[21]
- 『性欲スクランブル』(2017年・クシノテラス)[22]
- 八木志基個展『怪獣戯画』(2018年・クシノテラス)[23]
- S-Houseミュージアム × クシノテラス合同企画展『越境するミュージアム』(2018年・クシノテラス、S-Houseミュージアム)[24]
- 『アウトサイド・ジャパン展』(2019年・クシノテラス)[25]
- 『櫛野展正のアウトサイド・ジャパン展』(2019年・ギャラリーアーモ)[26]
- ピンクスキー個展『絵の中のわたし』(2019年・クシノテラス)
- 『ここにいる』(2020年・にしぴりかの美術館)
- 『かんじんなことは、目に見えない』(2020年・にしぴりかの美術館)
- 『平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019』(2021年・京都市京セラ美術館)[27]
- 『クシノテラス 所蔵品展vol.1』(2021年・にしぴりかの美術館)
以下は、アーツカウンシルしずおか
- 『超老芸術展 -遅咲きのトップランナー大暴走!-』(2023年、グランシップ)
- 『超老芸術展 in 池田町-遅咲きのトップランナー大集合!-』(2024年、北アルプス展望美術館)
主な連載
- 都築響一の会員制有料マガジン『ROADSIDER’weekly』連載「アウトサイダー・キュレーター日記[28]」(2015-)
- Web版『美術手帖』連載「アウトサイドの隣人たち[29]」(2015-)
- 中国WeChat公式サイト『HAO好和』(2017)
- caps channel「アウトサイドからこんにちは![30]」(2017-2020)
- 水道橋博士の『メルマ旬報[31]』連載「アウトサイドの冒険」(2018-2022)
- 週刊新潮 短期集中連載「アウトサイダー・アートの芸術世界」(2019年5月19日号-2019年12月26日号)
- 東京新聞 連載「アウトサイドの一番星」(2019-2020)
- 中日新聞 連載「アウトサイドの一番星」(2021)
- 静岡新聞 連載「窓辺」(2022)
- 共同通信 連載「『超老芸術』遅咲きの表現者たち」(2026)
著作
- 『ヤンキー人類学 突破者たちの「アート」と表現』(2014年10月、フィルムアート社)ISBN 4845914379
- 『キュレーションの現在—アートが「世界」を問い直す (Next Creator Book)』(2015年2月、フィルムアート社)ISBN 4845914530
- 『シルバーアート 老人芸術』(2015年4月、朝日出版社)ISBN 4255008248
- 『アウトサイドで生きている』(2017年4月、タバブックス) ISBN 4907053185
- 『極限芸術 〜死刑囚は描く〜』(2017年5月、クシノテラス) ISBN 4990956303
- 『アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダー・アート』(2018年9月、イースト・プレス) ISBN 4781617131
- 『超老芸術』(2023年7月、ケンエレブックス) ISBN 4910315268
- 『ヴァナキュラー・アートの民俗学』(2024年3月、東京大学出版会) ISBN 4130802291
委員歴
- 島根県障がい者アート作品展 審査員(2011-)
- Art to You! 東北障がい者芸術公募展 審査員(2016-)
- 障がい者芸術文化祭~愛顔ひろがる えひめの障がい者アート展 審査員(2021-)
- パラリンアートカップ 審査員(2018-) 2022年より審査員長
- NTTアートコンテスト(2021-2023)
- パラリンアート世界大会(2018-) 2021年より審査員長
- 静岡県障害者芸術祭 審査員(2023)
- ふじのくに芸術祭 企画委員(2022-)
- 静岡県文化政策審議会委員(2024-2026)
- BBS絵画コンクール(2025-)
トーク
トークイベント・出演履歴の詳細(2015年 - 2026年)を表示 |
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2023年
2025年 |
ツアー
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問vol.1 小林伸一@神奈川県横浜市(2016年6月11日)
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問vol.2 磯野健一@大阪府東大阪市(2016年6月28日)
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問vol.3 今井豊一@大阪府東大阪市(2016年11月21日)
- ほいじんが&櫛野展正と行く!びんごトリップトラベル@広島県備後地方(2016年11月2日、11月3日)
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問vol.4 藤本正人@広島県福山市(2017年4月30日)
- 性地巡礼ツアー 向井東冥@広島県福山市(2017年7月15日)
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問vol.5 カオスの間@京都市東山区(2017年7月17日)
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問《関東ツアー》1 秋月聖徳太子、ありがとう星カエル、ドクター中松創研@東京都(2017年8月19日)
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問《関東ツアー》2 生亀光明、小林伸一、宮間英次郎帽子@神奈川県(2017年8月20日)
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問《関東ツアー》3 菅野武志、武装ラブライバー、あさくら画廊@東京都(2017年11月3日)
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問《関東ツアー》4 松﨑覚、長谷川芳隆、景山八郎、首くくり栲象@東京都(2017年11月4日)
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問《群馬・栃木編》稲村米治、堀田歴史伝説館、創作仮面館@群馬県、栃木県(2017年11月18日)
- 櫛野展正&みどり○みきと行く!アウトサイドの現場訪問《群馬・東京編》蟻鱒鳶ル、中條狭槌、珍宝館@東京都、群馬県(2018年2月24日)
- ほいじんが&櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問 《関東ツアー》7 八潮秘宝館、小林一緒、飯島純子@埼玉県、茨城県(2018年2月25日)
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問vol.13 《広島編》ガタロ、香川定之、堺亮介@広島県(2018年4月14日)
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問《沖縄編》仲宗根宗順、饒波隆、ダチョウらんど、ネオパークオキナワ、おきなわワールド、目島興作@沖縄県(2018年9月15日-16日)
- 櫛野展正と行く!アウトサイドの現場訪問15《青森編》青森県立美術館、黒滝武蔵、とびない旅館、恐山、一戸清一、鈴木敏美@青森県(2019年5月18日-19日)
- びんごトリップトラベル vol.1 井上咲楽 /虎屋本舗、小川卓一、山中勝己@広島県備後地方(2019年6月22日)
- びんごトリップトラベル vol.2 片桐仁 /阿伏兎観音、貝と珊瑚の館、スナックジルバ@広島県備後地方(2019年10月5日)
- びんごトリップトラベル vol.3 七瀬カオリ、今立進 /東村町かかし祭り、喫茶伴天連、スナックジルバ@広島県備後地方(2019年12月1日)
- 道後トリップトラベル /石手寺、ホリグチさん、渋谷尚代、沖井誠(2020年2月22日)
メディア
- ドキュメント20min.「表現しなきゃ生きられない」(2015年3月23日、NHK総合)
- ハートネットTV「アウトサイダー・アートに魅せられて」(2016年1月25日、NHK総合)
- アウト×デラックス(2018年2月1日、フジテレビ)
- ※注 芸人調べ(2018年4月5日、テレビ朝日)
- メルマ旬報.TV (2018年9月14日、BS12)
- バラいろダンディ(2018年10月12日、TOKYO MX)
- 集え人間百鬼夜行 あまから秘宝館(2018年11月15日・11月22日、AGARUTV)
- マヨなか笑人200回突入SP(2019年4月6日、読売テレビ)
- おでかけすずらん~ゴールデンウィーク編~(2019年4月30日、AGARUTV)
- Nらじ(2019年10月29日、NHKラジオ第一)
- 空想メディア(2020年2月16日・2月23日、TOKYO FM)
- 静岡スペシャル「鬼才!“爆誕”驚きの超老芸術」(2021年11月19日、NHK静岡)
- 小峠英二のなんて美だ!(2022年3月29日・4月5日、TOKYO MX)
- レギュラー番組への道「超老芸術 驚きの鬼才!爆誕」(2022年8月6日・8月13日、NHK総合)
- 茂木健一郎 Dream HEART(2023年9月23日・9月30日、TOKYO FM)