正眼寺 (小牧市)
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歴史
近世まで
1394年(応永元年)、後小松天皇を開基として、下津郷(現在の愛知県一宮市丹陽町)に創建された。勧請開山は通幻寂霊である。2世天鷹祖祐の時、1396年(応永3年)に開堂式典が行われたが、その際の参列僧の数は4,000名と伝える。1398年(応永5年)には足利義満より寺領が寄進された。往時は七堂伽藍を備え、塔頭寺院が28か院に及んだという[1]。
3世天先祖命は1458年(長禄2年)に没したが、その墓塔である無縫塔が境内に残り、同年8月4日の銘がある。
織田・豊臣・尾張徳川家などの庇護を受けるも度重なる洪水の被害により、1689年(元禄2年)、土田氏の領地寄進により現在地に移転した[2] 。
昭和以降
文化財
主な文化財
- 重要文化財
- 銅造誕生釈迦仏立像
- 像高8.2cm。銅製鍍金(金めっき)の誕生仏である。制作年代は、飛鳥時代(西暦7世紀中頃)と考えられている。誕生釈迦仏とは、釈迦の誕生日に行われる灌仏の儀式に用いられる像で、釈迦降誕時の姿を表し、本像のように両手でそれぞれ天と地を指す形に作られるのが一般的である。誕生釈迦仏の作例は多いが、本像は日本最古の作例とみなされるものである。像高8センチほどの小像であるが、鋳造後、像表面の各所にタガネによる入念な仕上げが施されている。下半身の衣文は左右相称に図式的に整えられており、様式的には止利式に属するとみられる。後頭部に光背取り付け用の枘が残り、元は光背を伴っていたことがわかる[3]。
- 小牧市指定文化財
- 無縫塔
- 大涅槃図
備考
大涅槃図や歴代住職により書かれた文書などの所蔵品(約500点)は、現在愛知学院大学附属図書館に保管されている。
