池永天志
日本の将棋棋士
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棋歴
小学生1年生のとき、父親が将棋の本を買ってきた事が、将棋を始めたきっかけ[1]。
2005年、文部科学大臣杯第1回小・中学生将棋団体戦全国大会に大阪府代表Aチームの選手として参加し、予選敗退[2]。
2006年、文部科学大臣杯第2回小・中学生将棋団体戦に大阪府Bチ ー ムの選手として参加し、予選敗退[3]。
三段リーグには第47回(2010年上期)から参加。第48回と第51回では降段点が付いてしまい、第55回と第59回には「あと1勝で昇段」を経験するなど(最終的な順位はそれぞれ6位と4位)、厳しい状況が続いた。
そして参加から16期目となった第62回三段リーグ(2017年下期)では好調を維持し、自身最高の成績である14勝4敗の2位で、四段昇段(プロ入り)を決めた。
プロ入り前の2017年に行われた第14回詰将棋解答選手権では、藤井聡太に次ぐ2位を記録した[5]。
プロ入り後
デビュー年度の2018年は、5月14日の第8期加古川青流戦2回戦で里見香奈に勝ち、プロ棋士として公式戦初勝利を果たす。そして2019年度は第9期加古川青流戦を勝ち抜き、決勝戦へ進出。 服部慎一郎三段との決勝三番勝負を2勝1敗で制し、一般棋戦の初優勝を決めた。
2020年度は年齢制限で最後の参加となった第51期新人王戦にて勝ち進み、決勝でも齊藤優希三段を相手に2連勝して、2回目の棋戦優勝を果たした[6]。記念対局では渡辺明名人(当時)と対局し、勝利した。第33期竜王戦では6組の昇級者決定戦を制し5組へ昇級すると、第62期王位戦では予選を突破して、初の王位リーグ入りを決めた(2勝3敗で白組陥落)。また、第4回ABEMAトーナメントではチーム木村とチーム斎藤に指名され、くじ引きの末チーム木村に参加、準優勝を果たした[7]。第48回将棋大賞で新人賞を受賞[8]。
2021年度は第34期竜王戦にて5組ランキング戦の決勝に進出し、4組へ昇級した。そして第63期王位戦では2年連続のリーグ入りを果たし、4勝1敗で白組優勝。挑戦者決定戦に進出するも豊島将之に敗れ、藤井聡太王位への挑戦はならなかった[9]。第5回ABEMAトーナメントではチーム三浦に指名された[10]。
第64期王位戦は、2勝3敗でリーグ陥落となった[11]。ABEMAトーナメント2023ではチーム豊島に指名された[12]。
2024年8月1日の第83期順位戦C級2組3回戦、対安用寺孝功七段戦で安用寺の反則による珍しい勝利を収めた(詳細)。
第83期順位戦では、8勝2敗の成績を残し、前期の好成績を活かし3位でC級1組に初昇級を果たした[13]。
棋風
人物・発言
昇段履歴
主な成績
棋戦優勝
将棋大賞
- 第48回(2020年度):新人賞[26]
在籍クラス
| 開始 年度 |
順位戦 出典[27] |
竜王戦 出典[28] | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 期 | 名人 | A級 | B級 | C級 | 期 | 竜王 | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 | 5組 | 6組 | 決勝 T |
|||||
| 1組 | 2組 | 1組 | 2組 | |||||||||||||||
| 2018 | 77 | C249 | 6-4 | 32 | 6組 | -- | 1-1/昇1-1 | |||||||||||
| 2019 | 78 | C223 | 7-3 | 33 | 6組 | -- | 4-1/昇1-0 | |||||||||||
| 2020 | 79 | C209 | 6-4 | 34 | 5組 | -- | 4-1 (2位) | |||||||||||
| 2021 | 80 | C216 | 7-3 | 35 | 4組 | -- | 1-1/昇0-1 | |||||||||||
| 2022 | 81 | C215 | 7-3 | 36 | 4組 | -- | 3-1/昇1-0 | |||||||||||
| 2023 | 82 | C210 | 7-3 | 37 | 3組 | 1-1 | 4-0 (1位) | |||||||||||
| 2024 | 83 | C208 | 8-2 | 38 | 2組 | -- | 1-1/昇2-1 | |||||||||||
| 2025 | 84 | C130 | 7-3 | 39 | 2組 | -- | - | |||||||||||
| 2026 | 85 | C1 | - | 40 | (開始前) | |||||||||||||
| 順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 ) 順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。 竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。 | ||||||||||||||||||
年度別成績
| 年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) | 通算成績 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018年度 | 34 | 19 | 15 | 0.5588 | [43] | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) |
| 2019年度 | 45 | 29 | 16 | 0.6444 | [44] | 79 | 48 | 31 | ||
| 2020年度 | 50 | 35 | 15 | 0.7000 | [45] | 129 | 83 | 46 | ||
| 2018-2020 (小計) |
129 | 83 | 46 | 通算成績 | ||||||
| 年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) |
| 2021年度 | 47 | 32 | 15 | 0.6808 | [46] | 176 | 115 | 61 | 0.6534 | [47] |
| 2022年度 | 33 | 19 | 14 | 0.5757 | [48] | 209 | 134 | 75 | 0.6411 | [49] |
| 2023年度 | 38 | 22 | 16 | 0.5789 | [50] | 247 | 156 | 91 | 0.6315 | [51] |
| 2021-2023 (小計) |
118 | 73 | 45 | |||||||
| 通算 | 247 | 156 | 91 | 0.6315 | [51] | |||||
| 2023年度まで | ||||||||||
著書
- 『現代角換わりのすべて』マイナビ出版〈マイナビ将棋BOOKS〉、2019年12月、ISBN 978-4-8399-7134-2[14]。
- 『対三間飛車 一直線銀冠』マイナビ出版〈マイナビ将棋BOOKS〉、2021年5月、ISBN 978-4-8399-7607-1[55]。
- 『現代矢倉のすべて』マイナビ出版〈マイナビ将棋BOOKS〉、2022年5月、ISBN 978-4-8399-80122[56]。
- 『実戦で学ぶ相振り飛車の勝ち方』マイナビ出版〈マイナビ将棋BOOKS〉、2025年2月、ISBN 978-4-8399-88456[57]。