河合宏樹

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河合 宏樹(かわい ひろき、1987年 - )は、日本映画監督東京都出身。

2014年

武蔵野美術大学在籍中に、レオス・カラックスに憧れ自主映画を制作し始める。芸術文化学科の卒業制作にて長編映画を作り、優秀賞を獲得。レコード会社に勤める傍ら、東日本大震災を経験し、福島出身の小説家古川日出男に誘われ、古川が管啓次郎小島ケイタニーラブ柴田元幸らと始めた朗読劇銀河鉄道の夜」の公演に携わる[1]。これをきっかけに、東日本大震災被災地で活動を行うミュージシャンやパフォーマーらに焦点を当てた撮影や映像制作を続ける。 またこの時期より、七尾旅人飴屋法水青葉市子蓮沼執太などと交流することとなる。

朗読劇「銀河鉄道の夜」の活動に密着したドキュメンタリー映画「ほんとうのうた〜朗読劇『銀河鉄道の夜』を追って〜」をユーロスペースを皮切りに全国および海外で公開[2]。主演に青柳いづみを迎える。

2016年

七尾旅人が戦死自衛官に扮した初のライブ映像作品「兵士 A」をBD/DVDで発表。のちに映画作品としても認められ全国で劇場公開する[3]

同年、後藤正文率いるGotch and The Good New Timesの公演を撮影、監督。「『Good New Times』at Billboard Live TOKYO」としてDVDにて発表。全編をYouTubeにも公開し反響を集める[4]

2017年

飴屋法水山下澄人の初タッグ公演「コルバトントリ、」の映像作品を監督。DVDで発表する[5]

2018年

七里圭監督作品「あなたはわたしじゃない」などの「音から作る映画」シリーズに撮影参加[6]

同年、青葉市子の初のライブ映像作品を監督(アルバム「qp」初回限定盤DVD収録)[7]

同年、Gotch & The Good New Times「Tour 2016 "Good New Times"」を撮影、監督。BDにて発表。

2019年

テレビアニメ電光超人グリッドマン」のオープニング、OxTUNION」のMV&メイキングを監督。パッケージでもリリースされ、YouTubeでは900万回再生を突破する[8]

同年、河合の祖父であり、日本舞踊家藤間紋寿郎の晩年の姿と、沖縄戦で九死に一生を経た彼のインタビューを題材に、七尾旅人「蒼い魚」のドキュメンタリーMVを制作した[9]

2020年

“ろう”の写真家、齋藤陽道の子育てを通じコミュニケーションのあり方にフォーカスしたドキュメンタリー映画『うたのはじまり』を渋谷・イメージフォーラムより全国公開。歌や音楽の字幕を絵画、コラージュによって表現した"絵字幕"を配置するなど新しい切り口で話題になるも、コロナウィルスの蔓延、緊急事態宣言の発令により、各上映映画館で休館が相次ぎ、上映中止を余儀なくされる。全国のミニシアター支援、作品の救済処置として、想田和弘監督が立ち上げたオンラインシアター"仮設の映画館"に参加。作品公開を続けた[10][11][12][13]

同年、クラムボン原田郁子とタッグを組み「クラムボン with 徳澤青弦カルテット 2017年12月6日 Billboard Live TOKYO」を撮影、監督。DVD作品として発表[14]

2021年

日本財団が企画する、多様性とファッションをテーマにしたドキュメンタリー作品「True Colors FASHION 対話する衣服-6組の“当事者”との葛藤-」をオンラインで発表。ニューヨーク・フィルム・アワードにてベストドキュメンタリー作品賞を受賞する[15][16]

同年、戦前、東京モスリン吾嬬工場にて労働を強いられた"女工"たちをテーマとした小林エリカのテキストを、寺尾紗穂青葉市子出演で映像作品化した「女の子たち、紡ぐと織る」を監督[17]

同年、折坂悠太のアルバム「心理」に収録されたツアーメイキングを監督。折坂×三浦大知の対談番組の監督も務めた[18]

2022年

YouTubeで発表した映像作品「コロナ時代の銀河」が宮沢賢治奨励賞を受賞[19][20]

同年、結成25周年を祝してASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)のライブフィルム作品「ASIAN KUNG-FU GENERATION 25th Anniversary Tour 2021 "More Than a Quarter-Century" Live Film"Y...Yes Be Alright"」を発表。古川日出男とアジカンによる5時間対談に加え、アルバム「プラネットフォークス」のレコーディングメイキングを撮影、YouTubeにて発表。90分盤をBD映像作品集19巻に収録[21]

2024年

蓮沼執太フィルオペラシティタケミツメモリアルで行った公演を「ミュージック・トゥデイ・リプレイBOX(BDCD)」として発表。監督を務める[22]

同年、藤田貴大が主宰するマームとジプシーによる、沖縄戦を生きたひめゆり学徒隊をテーマとした作品「cocoon」を映像化。BD/DVDで発表[23]

同年、2017年に高知県・五台山竹林寺にて行われ、古川日出男、坂田明向井秀徳ZAZEN BOYS/ex.ナンバーガール)が共演した朗読セッション「平家物語 諸行無常セッション」をライブ映画化[24]。9月よりK's cinemaを皮切りに全国上映。初週は"ライブ"と"ライブ映像"の違いを掘り下げるべく、毎夜、上映とイベントが対バン形式で行われた[25][26]

フィルモグラフィー

脚注

外部リンク

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