洛神賦図 From Wikipedia, the free encyclopedia 『洛神賦図』洛神を描いた部分(台北故宮博物院蔵)[1] 『洛神賦図』(らくしんふず、拼音: Luò shén fù tú)は、中国東晋の顧愷之による絵画[2]。曹植『洛神賦』の絵画化[2]。後世の模写のみ現存する[3]。『洛神賦図巻』(らくしんふずかん)とも呼ばれる[3]。 本作は『洛神賦』を場面別に描いた絵巻である。画中には、曹植と侍従、洛神と他の神々、洛水の自然景観などが描かれている[3]。自然景観は山水画の要素も持つが、皴法が使われておらず質朴である[4]。 原本は現存せず、模写が北京故宮博物院[2][5]・遼寧省博物館(中国語版)[2][5]・台北故宮博物院[1][5]・フリーア美術館[2][5]・大英博物館[6]に所蔵されている。北京蔵は二つあり、片方には旧蔵者の乾隆帝の書「妙入毫巔」と趙孟頫の書『洛神賦』が付されている[5]。 顧愷之より前に、東晋の明帝も『洛神賦図』を描いたとされるが現存しない[2][7][8][9]。 ギャラリー ウィキメディア・コモンズには、洛神賦図に関連するカテゴリがあります。 『洛神賦図』北京甲本 『洛神賦図』北京乙本 遼寧本右段 遼寧本左段 脚注 1 2 “故宮典藏資料檢索系統”. digitalarchive.npm.gov.tw. 故宮博物院. 2025年12月15日閲覧。 1 2 3 4 5 6 小川裕充、平凡社 改訂新版 世界大百科事典『洛神賦図』 - コトバンク 1 2 3 金維諾 著、古田真一 監訳『中国美術全史 2 魏晋南北朝・隋・唐』科学出版社東京;東京大学出版会、2024年。ISBN 9784130831123。 226-229頁。 ↑ 余輝 著、河内利治 監訳、青木優子 訳『故宮の名画を読む 秘められた背景』科学出版社東京、2020年。ISBN 9784907051563。29頁。 1 2 3 4 5 馮翰林 編著、飛田優樹・三村一貴 訳『図鑑 中国絵画の歴史』東京書籍、2025年。ISBN 9784487817764。16頁。 ↑ “handscroll; painting | British Museum”. 大英博物館. 2025年12月17日閲覧。 ↑ 興膳宏 訳「洛神の賦」『精選訳注 文選』講談社〈講談社学術文庫〉、2023年、95-117頁。ISBN 9784065332313。 101頁。 ↑ 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:貞觀公私畫史 ↑ 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:歷代名畫記/卷第五 典拠管理データベース Yale LUX Related Articles