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村田沙耶香

日本の小説家 From Wikipedia, the free encyclopedia

村田 沙耶香(むらた さやか、1979年[1]8月14日 - )は、日本の小説家、エッセイスト。

生誕 (1979-08-14) 1979年8月14日(47歳)
日本の旗 日本 千葉県
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
概要 村田 沙耶香(むらた さやか), 生誕 ...
村田 沙耶香
(むらた さやか)
デンマークにて(2022年)
生誕 (1979-08-14) 1979年8月14日(47歳)
日本の旗 日本 千葉県
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 学士(文学)
最終学歴 玉川大学文学部
活動期間 2003年 -
ジャンル 小説
代表作 『ギンイロノウタ』(2008年)
『しろいろの街の、その骨の体温の』(2012年)
『コンビニ人間』(2016年)
『世界99』(2025年)
主な受賞歴 群像新人文学賞優秀作(2003年)
野間文芸新人賞(2009年)
三島由紀夫賞(2013年)
芥川龍之介賞(2016年)
野間文芸賞(2025年)
デビュー作 「授乳」(2003年)
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人物

千葉県印西市出身[2]。同市立小学校[3]在学中の10歳の時に執筆を開始し、執筆しているときだけ自分自身を表現し解放することができるようになったと感じていた[4]。小学生の時にジュール・ルナールの『にんじん』を読み、「最後まで絶望的であることにすごく救われ」、中学時代は同級生から「死ね」と言われ実際に死のうと思ったものの、小説を書いていて生への執着につながったと語る[5]。

家庭は保守的で、兄は医者か裁判官になるようプレッシャーをかけられていた[4]一方、村田自身は「女の子」としてピアノを習い、清楚なワンピースを着て、伝統ある女子大学に進み、しかるべき男性に「見初められて」結婚してほしいというのが、母親の願いだったという[5]。

二松學舍大学附属沼南高等学校(現・二松學舍大学附属柏高等学校[3][6])、玉川大学文学部芸術学科芸術文化コース卒業[7][8][9]。大学時代には、小説と向き合うためにコンビニエンスストアでアルバイトを開始し、2016年に「コンビニ人間」で芥川龍之介賞を受賞した後もしばらくアルバイトを続けていた[5]。大学時代、周囲の人間から、金持ちの結婚相手を見つけ出産について考えなければいけない、と言われ、そんなことのために大学へ入学したのかとショックを受けたという[4]。

10代から20代にかけて、世間が期待する可愛い女性を演じようと努めるも、それは「恐ろしい経験」であったという[4]。

横浜文学学校にて宮原昭夫に学ぶ[10]。

朝井リョウ、加藤千恵、西加奈子ら作家仲間からは「クレイジー沙耶香」[11][12]と呼ばれている。

2026年8月、芥川龍之介賞の選考委員に新たに就任することが発表された(2027年1月20日に予定されている第176回の選考会から参加)[13]。

受賞・候補歴

文学賞

太字は受賞

その他

作品リスト

小説

  • 『授乳』(2005年2月、講談社 / 2010年4月、講談社文庫)
    • 授乳(初出:『群像』2003年6月号)
    • コイビト(初出:『群像』2003年12月号)
    • 御伽の部屋(書き下ろし)
  • 『マウス』 (2008年3月、講談社 / 2011年3月、講談社文庫)
  • 『ギンイロノウタ』 (2008年10月、新潮社 / 2014年1月、新潮文庫)
    • ひかりのあしおと(初出:『新潮』2007年2月号)
    • ギンイロノウタ(初出:『新潮』2008年7月号)
  • 『星が吸う水』 (2010年2月、講談社[31] / 2013年2月、講談社文庫)
    • 星が吸う水(初出:『群像』2009年3月号)
    • ガマズミ航海(初出:『群像』2009年12月号)
  • 『ハコブネ』(2011年11月、集英社[32] / 2016年11月、集英社文庫)
  • 『タダイマトビラ』(2012年3月、新潮社 / 2016年11月、新潮文庫)
    • 初出:『新潮』2011年8月号
  • 『しろいろの街の、その骨の体温の』(2012年9月、朝日新聞出版[33] / 2015年7月、朝日文庫)
  • 『殺人出産』(2014年7月、講談社[34] / 2016年8月、講談社文庫)
    • 殺人出産(初出:『群像』2014年5月号)
    • トリプル(初出:『群像』2014年2月号)
    • 清潔な結婚(初出:『GRANTA JAPAN with 早稲田文学』01)
    • 余命(初出:『すばる』2014年1月号)
  • 『消滅世界』(2015年12月、河出書房新社[35] / 2018年7月、河出文庫)
    • 初出:『文藝』2015年秋季号
  • 『コンビニ人間』(2016年7月、文藝春秋[36] / 2018年9月、文春文庫)
  • 『地球星人』(2018年8月、新潮社[37] / 2021年4月、新潮文庫)
    • 初出:『新潮』2018年5月号
  • 『生命式』(2019年10月、河出書房新社[38] / 2022年5月、河出文庫)
    • 生命式(初出:『新潮』2013年1月号)
    • 素敵な素材(初出:『GRANTA JAPAN with 早稲田文学』03)
    • 素晴らしい食卓(初出:『MONKEY』Vol.13)
    • 夏の夜の口付け(初出:『ASTRA Magazine』創刊号)
    • 二人家族(初出:『花椿』2014年1・2月合併号)
    • 大きな星の時間(初出:『おやすみ王子』第3話、2016年12月23日放映)
    • ポチ(初出:『白の美術館』2018年1月31日放映)
    • 魔法のからだ(初出:『Maybe!』Vol.1)
    • かぜのこいびと(初出:『早稲田文学 記録増刊 震災とフィクションの“距離”』)
    • パズル(初出:『早稲田文学』3号)
    • 街を食べる(初出:『新潮』2009年8月号)
    • 孵化(初出:『小説トリッパー』2018年夏季号)
  • 『変半身(かわりみ)』(2019年11月、筑摩書房[39] / 2021年11月、ちくま文庫)
    • 変半身(松井周との共同原案を元に、それぞれ小説と舞台として発表するプロジェクト=inseparableのために書き下ろされた)
    • 満潮(初出:『早稲田文学増刊 女性号』)
  • 『丸の内魔法少女ミラクリーナ』(2020年2月、KADOKAWA[40] / 2023年2月、角川文庫)
    • 丸の内魔法少女ミラクリーナ(初出:『小説 野性時代』2013年7月号)
    • 秘密の花園(初出:『小説 野性時代』2013年12月号)
    • 無性教室(初出:『小説 野性時代』2014年8月号)
    • 変容(初出:『小説 野性時代』2019年8月号、2019年9月号)
  • 『信仰』(2022年4月、文藝春秋 / 2025年5月、文春文庫)
    • 信仰(初出:『文學界』2019年2月号)
    • 生存(初出:『文學界』2019年7月号)
    • 土脉潤起(初出:『群像』2018年2月号)
    • 彼らの惑星へ帰っていくこと(初出:『新潮』2021年1月号)
    • カルチャーショック(初出:『文學界』2019年9月号)
    • 気持ちよさという罪(初出:朝日新聞、2020年1月)
    • 書かなかった小説(初出:『文學界』2021年8月号)
    • 最後の展覧会(初出:『新潮』2021年9月号)
    • 無害ないきもの(文庫版のみ、初出:『文學界』2024年1月号)
    • 残雪(文庫版のみ、初出:『文學界』2024年9月号)
    • いかり(文庫版のみ、初出:『文藝』2024年夏季号)
  • 『世界99』上下巻(2025年3月、集英社)
    • 上巻(初出:『すばる』2020年11月号 - 2021年2月号、4月号 - 11月号、2022年1月号 - 3月号)
    • 下巻(初出:『すばる』2022年5月号 - 2023年2月号、4月号 - 5月号、7月号 - 12月号、2024年1月号 - 6月号)
  • 『清潔な結婚』(2026年8月、講談社文庫)
    • 変容(『丸の内魔法少女ミラクリーナ』から再録)
    • コイビト(『授乳』から再録)
    • 水槽(初出:『群像』2005年5月号)
    • 清潔な結婚(『殺人出産』から再録)

エッセイ

  • 『きれいなシワの作り方〜淑女の思春期病』(2015年9月、マガジンハウス / 2018年12月、文春文庫)
  • 『となりの脳世界』(2018年10月、朝日新聞出版 / 2021年11月、朝日文庫)
  • 『私が食べた本』(2018年12月、朝日新聞出版 / 2021年12月、朝日文庫)

単行本未収録作品

  • 「おろか」(『新潮』2023年4月号)
  • 「喪失」(『すばる』2026年7月号)

映像化作品

映画

選考委員歴

出演

脚注

外部リンク

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