潜水艦隊

海上自衛隊の部隊 From Wikipedia, the free encyclopedia

潜水艦隊(せんすいかんたい、英称:Fleet Submarine Force)は、日本海上自衛隊自衛艦隊に属する潜水艦を中心に編成されたタイプ管理部隊である。

創設 1981年(昭和56年)2月10日
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 海上自衛隊
概要 潜水艦隊 Fleet Submarine Force, 創設 ...
潜水艦隊
Fleet Submarine Force
創設 1981年(昭和56年)2月10日
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 海上自衛隊
兵種/任務 タイプ管理部隊艦隊潜水艦部隊
人員 約1,800人
所在地 司令部:横須賀基地船越地区
上級単位 自衛艦隊
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概要

潜水艦隊司令部は船越地区(神奈川県横須賀市船越町7-73)におかれており、潜水艦隊司令官は海将をもって充てられている[1]

2006年(平成18年)の統合幕僚監部の発足以降は自衛隊全体で統合運用が始まり、フォースユーザ―(事態対処責任者)とフォースプロバイダー(練度管理責任者)の考え方が導入されたため、現在の潜水艦隊司令官はフォースプロバイダ―として隷下部隊の練度管理を行い、フォースユーザーの自衛艦隊司令官に部隊を提供する役目を担っている[2]

潜水艦隊編成以前の海上自衛隊の潜水艦部隊は、第1潜水隊群(呉市)と第2潜水隊群(横須賀市)が自衛艦隊隷下に編成上並列に存在、また潜水艦の作戦運用は群司令部相互間により調整を実施しており、指揮・運用が二元化されていた。そのため、両潜水隊群の上位組織として潜水艦隊が設けられることとなり、「防衛庁設置法等の一部を改正する法律」(昭和55年11月29日法律第93号)[3][注 1]により、1981年(昭和56年)2月に新編された。なお、作戦行動中の潜水艦の指揮は潜水艦隊司令部が一括で受け持っていたため、潜水隊群司令部は人事、教育訓練、艦の維持といった機能にとどめ、潜水隊は廃止すべきという意見[注 2]もみられていた。これは潜水艦は単艦での作戦行動が主体で、不要な中間指揮結節を置くべきではないという考えに起因している[4][5]

沿革

  • 1965年(昭和40年)2月1日:自衛艦隊隷下に第1潜水隊群が新編。)
  • 1973年(昭和48年)10月16日:自衛艦隊隷下に第2潜水隊群が新編。)
  • 1981年(昭和56年)2月10日:自衛艦隊隷下に「潜水艦隊」が新編(司令部、第1潜水隊群、第2潜水隊群、潜水艦教育訓練隊)。
  • 2000年(平成12年)3月9日:第1練習潜水隊を新編[6]。当初所属艦は練習潜水艦「あさしお」(TSS-3601)、「せとしお」(TSS-3602)[7]
  • 2002年(平成14年)3月22日:潜水艦教育訓練隊に横須賀潜水艦教育訓練分遣隊を新編。
  • 2020年(令和02年)10月1日:潜水艦隊司令部が船越地区に完成した自衛艦隊司令部の新庁舎「海上作戦センター」に移転[8][9]
  • 2024年(令和06年)3月8日:第1練習潜水隊を第11潜水隊に改称[10]、試験潜水艦「たいげい」(SSE-6201)を編入[11][12]

部隊編成

横須賀基地

※ 令和7年3月14日時点

主要幹部

さらに見る 官職名, 階級 ...
官職名階級氏名補職発令日前職
潜水艦隊司令官海将竹中信行2024年08月02日海上幕僚監部防衛部長
幕僚長海将補半﨑誠[13]2026年03月23日対潜評価隊司令
訓練主任幕僚1等海佐安永崇[14]2025年08月25日海上幕僚監部防衛部運用支援課長
→2025.5.9 潜水艦隊司令部勤務[15]
後方主任幕僚1等海佐東久光2024年08月01日防衛装備庁調達管理部調達企画課
連絡調整官
第11潜水隊司令1等海佐梅原淳2024年12月16日第4潜水隊司令
潜水艦教育訓練隊司令1等海佐原利光2024年12月16日第11潜水隊司令
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さらに見る 代, 氏名 ...
歴代の潜水艦隊司令官
(特記ない限り海将・指定職2号)
氏名在職期間出身校・期前職後職
01安陪祐三1981年02月10日 - 1981年06月30日[16]海兵75期第2潜水隊群司令佐世保地方総監[16]
02藤川常夫[16]1981年07月01日 - 1983年10月11日海兵75期海上自衛隊幹部候補生学校退職
03石原俊三1983年10月12日 - 1985年12月19日
※1984年03月02日 海将昇任
海兵78期・
東京水産大
2期幹候
呉地方総監部幕僚長
04末 貞臣1985年12月20日 - 1987年12月10日海保大2期・
6期幹候 
横須賀地方総監部幕僚長統合幕僚会議事務局長
05久保 彰1987年12月11日 - 1989年08月30日防大1期退職
06新井利康1989年08月31日 - 1991年06月30日海保大4期・
9期幹候
07佐藤 雅1991年07月01日 - 1993年03月23日海保大7期・
12期幹候
統合幕僚会議事務局第2幕僚室長呉地方総監
08西村義明1993年03月24日 - 1995年06月29日防大6期自衛艦隊司令部幕僚長退職
09平賀源太郎1995年06月30日 - 1996年06月30日防大7期統合幕僚会議事務局第1幕僚室長
10坂部邦夫1996年07月01日 - 1997年06月30日防大10期海上幕僚監部人事教育部長舞鶴地方総監
11三成裕二1997年07月01日 - 1998年12月07日防大8期自衛艦隊司令部幕僚長退職
12明野充功1998年12月08日 - 2000年06月29日防大10期阪神基地隊司令
13田内 浩2000年06月30日 - 2002年03月21日防大12期海上幕僚監部調査部長大湊地方総監
14中尾誠三2002年03月22日 - 2004年03月28日防大14期海上幕僚監部監理部長佐世保地方総監
15田村 力2004年03月29日 - 2005年07月27日防大15期横須賀地方総監部幕僚長海上自衛隊幹部学校
16杉本正彦2005年07月28日 - 2007年11月01日防大18期海上幕僚監部監理部長呉地方総監
17小林正男2007年11月02日 - 2009年03月23日防大17期海上幕僚監部監察官退職
18永田美喜夫2009年03月24日 - 2011年04月26日防大20期阪神基地隊司令
19矢野一樹2011年04月27日 - 2013年08月21日防大22期海上幕僚監部装備部長
20鍜治雅和2013年08月22日 - 2015年08月03日防大24期海上自衛隊第1術科学校
21道満誠一2015年08月04日 - 2016年12月21日防大26期海上幕僚監部監察官横須賀地方総監
22佐伯精司2016年12月22日 - 2017年12月19日東京大
35期幹候[注 3]
海上幕僚監部装備計画部長退職
23髙島辰彦2017年12月20日 - 2020年03月17日京都大
35期幹候
統合幕僚監部総務部長
24小座間善隆2020年03月18日 - 2021年12月21日明治大
39期幹候[注 4]
佐世保地方総監部幕僚長海上自衛隊補給本部
25俵 千城2021年12月22日 - 2023年08月28日防大33期海上幕僚監部指揮通信情報部長佐世保地方総監
26伍賀祥裕2023年08月29日 - 2024年08月01日防大35期統合幕僚監部運用部長護衛艦隊司令官
27竹中信行2024年08月02日 -龍谷大
43期幹候[注 5]
海上幕僚監部防衛部長
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脚注

外部リンク

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