潮見佳男
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- 1977年3月 - 愛媛県立今治西高等学校卒業
- 1981年3月 - 京都大学法学部卒業
- 1983年3月 - 京都大学大学院法学研究科博士前期課程修了
- 1985年
- 1988年4月 - 大阪大学法学部助教授
- 1993年7月 - 京都大学より博士(法学)の学位を授与される。タイトルは『契約規範の構造と展開』[2]。
- 1995年4月 - 大阪大学法学部教授
- 1995年-1996年 - ドイツ・ケルン大学にて在外研究
- 1999年4月 - 京都大学大学院法学研究科教授[3]
- 2015年4月-2017年3月 - 京都大学大学院法学研究科長・法学部長
- 2018年4月-2021年9月 - 京都大学副学長(法務・コンプライアンス担当)[4]
- 2022年8月19日午後5時43分 - 急性心不全のため自宅で死去[1]。63歳没。死没日付をもって正四位に叙され、瑞宝中綬章を追贈された[5]。
学説
債権総論の体系について、請求権を中心に把握してきた従来の伝統的立場を、契約その他の債権発生原因と切り離された意味のないものであると批判した上で、請求権は一つの手段に過ぎず、債権債務関係が設定された本来の目的である債権者の利益を中心に債権総論を構築し直すべきとして「債権総論についてのパラダイム転換」を主張している。師である北川の『契約責任の研究』(有斐閣、1963年)に触発されつつも、これをさらに深化させ、ドイツ法由来の解釈によって導かれる従来の伝統的ドグマをことごとく否定した上で、さらに安全配慮義務論や履行障害論など近年における債権総論の新たな理論展開の成果をすべて体系的に取り込もうとする試みといえる[6]。
業績
- 詳細は、本ページ『著作』欄を参照。単著(改訂版を含む)49冊、共著・編著60冊、分担執筆46本、論文140本、判例研究109本、その他の論考が142本。1983年から2022年までの40年間をベースに考えると、1年平均約13本以上で、弟弟子の山本敬三をして「尊敬の念を通り越して、畏怖の念を覚えます。」と言わしめた。尚、この月1本というペースは、師匠である北川善太郎と同じである。[7]
- ただし、晩年は、「研究科長就任……後、研究のための時間が完全に潰えた……2015年4月~2017年3月」(2017年はしがき)[8]、「『法科大学院をとりまく学内外の雑務に追われる日々』と書いたが、今や、その当時とは到底比較することができないほどの学内公務に追われる日々となってしまった」(2018年はしがき)[9]、「この2年間は、大学副学長公務に傾注することとなり、どうにもならない状態が続いている」(2020年はしがき)[10]など、学内行政に追われる疲弊が書籍のはしがき部分で繰り返し述べられるようになっていた。