熊谷圭知
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東京都目黒区緑が丘に生まれる[1]。父親は岩手県陸前高田、母親は盛岡市出身であった[1]。小学4年まで東京工業大学の官舎で育ち、小学5年から高校卒業まで名古屋市で過ごす[1]。
一橋大学社会学部に学び、大学院に進み、社会地理学教室で[1]、竹内啓一に師事して、入江敏夫や栗原尚子にも教えを受ける[3]。当時の社会地理学のゼミには、水岡不二雄、礒部啓三、山本健兒らも参加していた[4]。大学院在籍中にパプアニューギニア大学への留学を経験し、以降、頻繁にパプアニューギニアへ渡航するようになった[1]。パプアニューギニアにおいては、地域研究と開発実践の領域にまたがる活動を重ねた[5]。
1982年に[1]博士課程を1年で中退して九州大学文学部助手となり[4]、1985年に阪南大学に転じ、1992年にお茶の水女子大学の教員となった[1]。お茶の水女子大学では、その後の組織改編に際して、大学院開発・ジェンダー論コースや[6]、グローバル文化学環の設立にも積極的に関わった[7]。
2011年の東日本大震災以降は、大学関係者とともに、継続的に陸前高田に赴いた[1][5]。
2017年、「移動・開発・場所とフィールドワーク パプアニューギニアの動態地誌」により、九州大学より博士(文学)を取得した[8]。
2019年に刊行した『パプアニューギニアの「場所」の物語』は、2020年度の人文地理学会賞(学術図書部門)と日本地理学会賞(優秀著作部門)を受賞した[2]。
2020年3月にお茶の水女子大学を定年退職したが、折からのコロナ禍のために最終講義などは中止され、2022年5月のホームカミングデイに、それに代わる講演会が実施された[9]。