石垣港離島ターミナル
沖縄県石垣市にあるフェリーターミナル
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概説
八重山列島の島嶼間の交通は、主島である石垣島にある石垣港と各離島とを結ぶ航路が中心である。これらの航路には、旅客船(高速船)と貨客船(フェリー)とが就航しており、石垣港離島ターミナルにはこのうち旅客船(高速船)が発着する。
石垣港離島ターミナルは、1階(一部2階)建て赤瓦葺き、延床面積約5,000 m2の施設である。
旅客船のターミナルとしては、200席の出発・到着ロビーや観光総合案内カウンターを備え、海運業者の事務所や旅行代理店が入居している[6]。
また、ターミナル内の1階には、デジタルプロジェクターを備えたプラネタリウム施設「美ら星ゲート いしがき島星ノ海プラネタリウム」が[7][8]、2階には尖閣諸島関連の展示を行う「尖閣諸島情報発信センター」が設けられている[9]。
港湾施設としては、4基の浮桟橋を備えており、ターミナルと浮桟橋の間は屋根付き歩道で結ばれている[10]。
- 石垣港離島ターミナル 入口側(2007年)
- 石垣港離島ターミナル 桟橋側(2016年)
沿革
かつて、石垣島と離島を結ぶ航路は、離島ターミナルから東に約200 mの位置にあった離島桟橋を拠点としていた。しかし、離島桟橋前の道路は一方通行で、旅客、タクシー、貨物車などで混雑していた。このため、旧港湾ターミナル跡地にターミナルを建設することとなり[6]、2007年(平成9年)1月30日に離島ターミナルが竣工。翌1月31日から正式な運用が開始された[10]。
運用開始時点では浮桟橋は2基で、全長は北側の浮桟橋が35 m、南側が30 m。幅はともに10 mであった[11]。2008年(平成10年)5月には、南側に2基が増設され、4基となった。増設されたうちの1基は旧離島桟橋で使われていた設備を移設したもので、全長は新設されたものが30m、移設されたものが42 m。幅はともに10 mである[12]。
2013年(平成25年)12月26日には、石垣島出身の具志堅用高の銅像が設置され、本人を迎えて除幕式が行われた[13][14]。2018年(平成30年)7月15日の海の日には、本ターミナルを代表施設とする「みなとオアシスいしがき」がみなとオアシスに認定され[15]、石垣港みなとまつりで登録証の交付式が行われた[16]。
運用開始当初から、ターミナル内には大型シアター、電子図鑑、観光情報システム、有料インターネット設備を備える観光情報発信施設「とぅもーるネットセンター石垣」が置かれていたが、利用が低調だったため[17]閉鎖され、2019年7月にプラネタリウム施設「美ら星ゲート いしがき島星ノ海プラネタリウム」にリニューアルされている。
年表
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)5月 - 浮桟橋2基が増設され計4基となる。
- 2009年(平成21年)2月1日 - 無料無線LAN整備。とぅもーるネットセンター石垣の入館無料化[19]。
- 2010年(平成22年)
- 7月6日 - JAおきなわのATM、キャッシングサービスコーナーが設置される[20]。
- 8月1日 - 離島ターミナル内の平田観光事務所がビジット・ジャパン案内所に認定される[21]。
- 2011年(平成23年)4月 - 八重山観光フェリーと安栄観光の共通チケット適用航路の拡大に伴い、のりばが会社ごとから航路ごとになる[22]。
- 2012年(平成24年)12月25日 - 八重山警察署の警察官立ち寄り所が設置される[23]。
- 2013年(平成25年)12月26日 - 具志堅用高の銅像の除幕式が行われる。
- 2014年(平成26年) - 歩道及びバス停留所に屋根を設置[24]。
- 2015年(平成27年) - 発着時刻等を表示する大型モニター6台が故障[25]。
- 2019年(令和元年)7月18日 - 「とぅもーるネットセンター石垣」跡に、プラネタリウム施設「美ら星ゲート いしがき島星ノ海プラネタリウム」がオープン[7][8]。
- 2021年(令和3年)12月21日 - 2階に「尖閣諸島情報発信センター」を開設[9]。
- 旧離島桟橋(2003年)
- 旧離島桟橋跡
浮桟橋の跡が中央に残る。
