石油原料節約パッケージ
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概要
経緯
2026年2月、アメリカとイスラエルはイランに対して、軍事攻撃を実施。これを受けて、イランは報復措置としてホルムズ海峡を海上封鎖した。ホルムズ海峡は石油を輸送する際の重要航路であったことから、世界各国への石油の供給が滞る事態になった[2]。
その内、石油から精製される製品の1つであるナフサはインクやプラスチックの原料となることから、日本の製菓メーカーであるカルビーは商品のパッケージ印刷に用いるインクなどの調達が難しくなっているとして、2026年5月から当面の間、一部の商品にて白色と黒色2色のみのパッケージに変更することを発表した[1][2]。
対象商品
対象商品は「ポテトチップス」と「堅あげポテト」、「かっぱえびせん」、「フルグラ」の計14品。「ポテトチップス」と「かっぱえびせん」、「フルグラ」は2026年5月25日以降の出荷分、「堅あげポテト」は同年6月22日以降の出荷分から切り替える予定[3]。
対象商品のパッケージは銀色の包装紙に白黒文字で商品名などが印字される。ポテト坊やなどといったキャラクターは省略されるが、石油原料を節約する目的である旨の文字は記載される[4][5]。
反応
カルビーからの発表は2026年5月12日に行われたが[6]、前日の11日夕方には既に一部の報道機関から報じられていた[7][8]。この時点でインターネット上では大きな話題となり、Xのトレンドでは一時「カルビー」が急上昇した[9][10]。
また、白黒のポテトチップスが既に販売されているとする偽画像もSNS上にて拡散し、該当のスーパーマーケット運営会社が販売を否定する声明を出す事態にもなった[11][12]。
日本政府は2026年5月12日午前に行われた記者会見において、内閣官房副長官の佐藤啓はゴールデンウィーク前にカルビーから農林水産省に対してこの件に関しての説明の要請があったと述べた。農水省は同日13時からカルビーから聴き取りを行った[13][14]。
その後、経済産業大臣の赤沢亮正はカルビーから「予防的にパッケージを変更することにした」という説明を受けたとのコメントを2026年5月15日の閣議後記者会見にて述べた[15]。