神三郡神社参詣記
From Wikipedia, the free encyclopedia
神三郡神社参詣記(しんさんぐんじんじゃさんけいき)は、世古口藤平(1799年-1889年)による地誌。明治時代初期に成立した写本で、全22冊。式内社研究会(皇學館大学)に所蔵される[1]。
伊勢国(現・三重県)の神三郡(度会郡・多気郡・飯野郡)の範囲にある神社や小さな祠についての古伝や記録などを中心に、各地の伝説を記載している。世古口藤平は度会郡神田村(現・伊勢市)で仕立屋を営んでいた人物で、慶応年間(1865年-1868年)から、『延喜式』に社名が記載されているものの所在が不明となっている古社の所在を探す活動をはじめた。現在残る写本の序文には明治9年(1876年)との記載があり、その頃に全体の構成がまとめられたと見られる[2]。