福島県復興祈念公園
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| 福島県復興祈念公園 Fukushima March 11 Memorial Park | |
|---|---|
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福島県復興祈念公園 | |
| 分類 | 国営公園・県営公園 |
| 所在地 | |
| 面積 | 48.4ヘクタール(内、国管轄10㌶、県管理38.4㌶) |
| 開園 | 2026年(令和8年)5月2日予定 |
| 運営者 | 日本国、福島県 |
| 現況 | 開園待ち |
| アクセス | 最寄駅:JR常磐線双葉駅 |
| 事務所 | 東北国営公園事務所(国土交通省東北地方整備局) |
| 備考 | 福島県復興祈念公園 |
| 公式サイト | 福島県復興祈念公園 |
福島県復興祈念公園(ふくしまけんふっこうきねんこうえん)は、2011年3月11日に発生した東日本大震災と津波に伴う福島第一原子力発電所事故からの復興を祈念すべく、福島県双葉郡の浪江町と双葉町に跨にるように整備された震災復興公園で、国営追悼・祈念施設を中心に、慰霊のために植えた桜並木や震災遺構としての被災集落跡、多目的広場などで構成され、敷地内を前田川と福島県道254号長塚請戸浪江線が貫き、中浜海岸に面しており、東日本大震災・原子力災害伝承館が隣接する[1]。
2026年(令和8年)4月25日に開園予定であったが、同20日に北海道・三陸沖後発地震注意情報が発せられたことから開園が延期された[2](5月2日開園で調整中[3])。
英語名は、「Fukushima March 11 Memorial Park」で、震災発生日の「3.11」を冠しているが、「震災(disaster)」や「復興(recovery)」の語句は用いていない[1]。
施設

- 鎮魂と追憶の丘 - 前田川左岸の浪江町に立地する9.4haの国営追悼・祈念施設で、小高く盛られた丘の中心に追悼空間と献花台が設けられている。追悼空間はRC造(一部S造)、地下2階・地上1階、延床約1,937㎡の円筒形構造で、丘に埋め込まれている(施設建造後に埋め立て造成)。丘の頂上にある献花台へは、前田川右岸から伸びる長さ234mのアプローチ道を進み、川と県道を陸橋で渡り、丘を回り込むように配された螺旋状の斜路を上る[4]。丘径約210メートル、丘高の16.5mは一帯を襲った津波の最高到達値を表す[5]。設計はアール・アイ・エーとプレック研究所による共同設計で、施工は大林組[6]。
- さくらの丘 - 前田川右岸の双葉町に土手(堤)を盛り、桜(オオシマザクラ)を植えた河川敷公園。
- 中野地区集落 - 前田川右岸にあった双葉町の集落跡。屋敷森を伴う家屋景観があった地域で、農業と漁業に従事する住民が暮らしていた。津波で流された鎮守神であった八幡神社が再建されている[7]。
- 両竹(もろたけ)地区集落 - 前田川左岸にあった浪江町の集落跡。川越しに集落西側に山林が迫る里山景観が見られた。集落背後の山林は双葉町に属すが、津波から逃れた避難先となったことから、自然景観をそのまま保存。山林自体は公園管轄外となるが、公園景観の借景となっている[7]。
- 水辺の広場 - 両竹地区集落の東側(海側)にあった湿地と集落の田畑があった区域。湿地は農業用水の貯水池的な役割があったため昔から保護されてきたもので、生物多様性が見られた。津波で海水が流入したことで植生や水生生物の生態系が変容。今後、自然環境がどのように変化するかを観察するため、あえて人の手を加えず放置する。また、津波で舗装がめくれ上がった状態の道をそのまま保存している[7]。
- 多目的広場 - 前田川右岸の双葉町側に設けられた公開空地で、東日本大震災・原子力災害伝承館や双葉町産業交流センター(F-BICC)に隣接する。
- 管理棟 - RC造約800㎡で、設計は福原信一建築設計事務所[8]。
利用案内
営業時間と休業日
公園敷地としては通年開放。
- 公園内施設
- 追悼・祈念施設/開館時間=9:00~17:00(最終入館16:30)、休館日=毎週火曜日(火曜日が祝日または11日の場合は翌日休館)および年末年始(12/29~1/3)
- 管理棟/開館時間=9:00~17:00、休館日=毎週火曜日(火曜日が祝日または11日の場合は翌日休館)および年末年始(12/29~1/3)
施設利用料
全て無料。
アクセス
JR常磐線双葉駅から徒歩約25分。駅前を発着する東北アクセスのシャトルバスで約5分の終点となる東日本大震災・原子力災害伝承館、双葉町産業交流センター前下車[9]。管理棟と多目的広場にあるメインゲートまで、徒歩約2分。
双葉駅に双葉町によるシェアサイクルポートがあり、双葉町産業交流センターのポート間移動のみで利用できる。利用時間=6:00~18:00。利用料無料だが、車止めからハンドルに装着されているチェーンロックの受け口に100円硬貨を差し込むことで解錠でき、返却時に施錠すると硬貨が返金されるデポジット方式。サイクルポートが設けられている二拠点間移動のみで、その間のルートは自由だが、復興祈念公園の浪江町側へ越境することは不可。台数に限りあり(電動自転車未設置)[10]。
常磐自動車道常磐双葉ICから車で約10分、浪江ICから約15分。管理棟脇に駐車場があるほか、双葉町産業交流センターや東日本大震災・原子力災害伝承館の駐車場も利用できる。