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第50回有馬記念

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第50回有馬記念(だい50かいありまきねん)は、2005年平成17年)12月25日中山競馬場で施行された競馬競走である。

第50回有馬記念(優勝・ハーツクライ)

レース施行時の状況

1984年シンボリルドルフ以来、21年ぶりに無敗で牡馬クラシック3冠を達成し、7戦全勝で有馬記念に駒を進めたディープインパクト。有馬記念のファン投票では160,297票を集め、2位のゼンノロブロイに35,000票あまりの差をつけて堂々の1位で選出。そのゼンノロブロイはこの年は勝ちこそなかったものの安定した成績を残していた。しかし、ジャパンカップ後に本レースでの引退を発表した。 マスメディアは前年に優勝したゼンノロブロイとディープインパクトの最初で最後の対決を大々的に煽り立てた。

この他、菊花賞馬で前走のステイヤーズステークスを制したデルタブルース、ジャパンカップでハナ差の2着と善戦したハーツクライ、ゼンノロブロイ同様引退レースとなるタップダンスシチー、本年の天皇賞馬のスズカマンボヘヴンリーロマンスなど、グランプリに相応しい面々が出走した。

当日の中山競馬場は、前売入場券を持っている人のみが入場できる完全前売り制であったにもかかわらず、162,409名が中山競馬場に入場し、中山競馬場は完全にディープインパクトの優勝ムード一色となりその行方に注目が行った。

出走馬と枠順

※全頭とも性齢は「3歳以上」、斤量は3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減

※騎乗予定の蛯名正義騎手が第4競走で落馬負傷のため田中勝春騎手に騎乗変更

レース展開

競走は、前年の2着入賞馬タップダンスシチーがレースを引っ張る。これは大方の予想通りだったが、意外だったのはこれまで追い込む形の多かったハーツクライが3番手に付ける展開。圧倒的人気のディープインパクトは後方10番手辺りに付けた。最後の直線に入るとコスモバルクがタップダンスシチーを交わし早めに先頭に立つ。しかし3番手に付けていたハーツクライが残り150m付近で抜け出し、後方から追い上げたディープインパクトを1/2馬身差で退け優勝した。ゴール後ハーツクライ鞍上のルメールの手が挙がり、ディープインパクトは生涯初黒星となる2着完敗で史上初の無敗での有馬記念制覇は達成されなかった。

レース結果

勝利騎手、クリストフ・ルメール
(2023年6月25日、第64回宝塚記念
さらに見る 着順, 枠番 ...
着順枠番馬番競走馬名タイム着差
1510ハーツクライ2.31.9
236ディープインパクト2.32.01/2
3714リンカーン2.32.21 1/4
424コスモバルク2.32.41 1/4
5713コイントス2.32.51/2
647ヘヴンリーロマンス2.32.5クビ
712サンライズペガサス2.32.71 1/4
823ゼンノロブロイ2.32.8クビ
948グラスボンバー2.32.91/2
1035スズカマンボ2.32.9クビ
11815デルタブルース2.33.03/4
1259タップダンスシチー2.33.31 3/4
13612ビッグゴールド2.33.62
14611オペラシチー2.33.7クビ
15816オースミハルカ2.33.81/2
1611マイソールサウンド2.34.33
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データ

1000m通過タイム61.8秒(タップダンスシチー)
上がり4ハロン47.8秒
上がり3ハロン35.5秒
優勝馬上がり3ハロン35.0秒

払戻

単勝式101,710円
複勝式6120円
10260円
14330円
枠連3-5520円
馬連6-10750円
馬単10>63,320円
ワイド6-10410円
6-14490円
10-141,610円
3連複6-10-142,970円
3連単10>6>1430,500円

制裁

  • コスモバルク騎乗の五十嵐冬樹は,最後の直線コースで外側に斜行したことについて戒告。

入場者数・レース売り上げ

  • 入場人員 162,409人
  • 売上金  49,909,276,600円
売上金の出典はJRA公式サイト『データファイル』内「レース成績データ」の「年度別全成績 2005年 中山第5回(PDFファイル)」による。

エピソード

  • クリストフ・ルメールにとって、この競走がJRA重賞初制覇となった。
  • 調教師の橋口弘次郎は有馬記念初制覇。
  • ディープインパクトにとって、この競走が初黒星になったとともに、結果的に国内で唯一の敗戦となった。

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