蛯名正義

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蛯名 正義(えびな まさよし、1969年3月19日 - )は、JRA所属の元騎手で現在は調教師。2001年度の全国リーディングジョッキーであり[3]、2012年に史上7人目のJRA2000勝を達成した関東のトップジョッキーである[4][5]

国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1969-03-19) 1969年3月19日(57歳)
身長 162cm[1]
概要 蛯名正義, 基本情報 ...
蛯名正義
2022年5月撮影
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道[1]札幌市白石区
生年月日 (1969-03-19) 1969年3月19日(57歳)
身長 162cm[1]
体重 51kg[1]
血液型 A型[1]
騎手情報
所属団体 JRA
所属厩舎 美浦・矢野進(1987.3 - 1994.6)
美浦・フリー(1994.6 - 2021.2)
初免許年 1987年
免許区分 平地[2]
騎手引退日 2021年2月28日
重賞勝利 161勝(中央129勝、地方29勝、海外3勝)
G1級勝利 31勝(中央26勝、地方4勝、海外1勝)
通算勝利 21183戦2541勝(中央)
344戦60勝(地方)
調教師情報
初免許年 2021年
重賞勝利 1勝(中央0勝、地方0勝、海外0勝)
経歴
所属 美浦トレーニングセンター
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人物

騎手時代(2014年皐月賞)

北海道[4]札幌市白石区出身。グリーングラスが勝利した菊花賞を見て騎手を志す[6]

小学生のときに足の難病を発症するが、その時に入院していた病院に当時読売ジャイアンツに在籍していた王貞治が慰問、じゃんけんを勝ち抜き抱っこしてもらう。後に騎手となった際に王とは再会を果たすことになる[7]

その後、病気は奇跡的に回復し、札幌市立東白石中学校卒業後に競馬学校入り。中学生時代には大泉洋の母親が英語の授業を受け持っていた[8]1986年度卒業の競馬学校3期生であり、同期に武豊がいる[9][10]

競馬学校卒業後の1987年に矢野進厩舎からデビュー[4][6]。初騎乗は同年3月1日、中山競馬場第5競走の新馬戦で、14番人気アイガーターフに騎乗して人気通りの14着に敗れた[11][12]。同年4月12日、同じく中山での未勝利戦で2番人気ダイナパッションに騎乗して初勝利[11][13]。この年、蛯名は30勝を挙げて新人騎手賞を受賞した[6]。2001年には133勝を挙げて全国リーディングジョッキー[3]。2012年には史上7人目のJRA通算2000勝を達成している[5]

2018年5月13日東京4R、ジェイケイマッチョで勝利し、初騎乗から20592戦目で史上4人目のJRA通算2500勝を達成した[14]

2021年度の新規調教師免許試験に合格したため、2021年2月28日をもって騎手を引退し翌3月1日より調教師に転身する[15]。最終日には中山競馬場のウイナーズサークルで引退式が行われた[16]。但し、新型コロナウイルス緊急事態宣言発令に伴う無観客開催の為、YouTube Liveで生配信された。最終騎乗は中山記念ゴーフォザサミット(4着)

2022年3月1日付けで厩舎を開業する。前日付で調教師を引退する藤沢和雄厩舎からレイエンダなど33頭を引き継ぐ[17]

愛称は「エビショー」[18]。夫人は元土曜競馬中継司会者の石森かずえ[19]。調教師の蛯名信広は遠縁にあたる[20]

騎手成績

重賞勝利

アパパネ(2010年秋華賞)

デビューから6年目の1992年、フェブラリーハンデキャップ(GIII)をラシアンゴールドとのコンビで制し、重賞初勝利を挙げる[4][6]。以降2018年まで毎年重賞を勝利し、連続年重賞勝利記録を27年とし武豊の38年、岡部幸雄の28年に続く記録まで伸ばす[21][22]。GI初勝利はバブルガムフェローに騎乗した天皇賞(秋)である[4]。その後、JRAのGI勝利は26まで積み重ねた。これは日本競馬歴代6位の記録である。

クラシックではアパパネとのコンビで秋華賞を含む2010年の牝馬三冠を勝利[6][23]したほか、ウメノファイバーで1999年の優駿牝馬を勝利[24][25][26]。牡馬ではマンハッタンカフェで2001年の菊花賞[6][27]イスラボニータで2014年の皐月賞を勝利している[28]東京優駿は1991年の初騎乗(シャコーグレイド)以来、30年で25回騎乗し、2、3着がそれぞれ2度ずつあったが、ダービージョッキーの称号にはとうとう手が届かなかった[29][30]。今後は調教師として勝利を目指すことになる。

海外遠征

エルコンドルパサー(1999年引退式)

海外遠征での実績は、日本人騎手としてトップの成績を残している。1995年、フジヤマケンザンに騎乗した香港国際カップで海外重賞を初勝利[6]

1998年より的場均に代わってエルコンドルパサーの主戦騎手となり[6]、同馬とのコンビでサンクルー大賞を勝利し[31][32]凱旋門賞を2着した[6][33]。2000年夏にはアメリカ合衆国東海岸へ長期遠征[34]

2010年、2011年にはナカヤマフェスタに騎乗し、エルコンドルパサーを管理した二ノ宮敬宇調教師とのコンビで再びフランスに遠征[35]。2010年のフォワ賞、凱旋門賞を2着した[36][37]

GI競走勝利一覧(年度別)

マンハッタンカフェ(2002年天皇賞(春))
フェノーメノ(2013年天皇賞(春))
ディーマジェスティ(2016年皐月賞)

斜字は統一GI太字は海外G1を指す。

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗 1987年3月1日 2回中山2日目 4歳新馬 アイガーターフ   15頭 14 14着
初勝利 1987年4月12日 3回中山6日目 4歳未勝利 ダイナパッション 8頭 2 1着
重賞初騎乗 1987年7月5日 1回福島6日目 ラジオたんぱ賞 ハマナスニゾン 8頭 7 8着
重賞初勝利 1992年2月22日 1回東京7日目 フェブラリーH ラシアンゴールド 16頭 10 1着
GI初騎乗 1989年4月16日 3回中山8日目 皐月賞 リアルビクトリ 20頭 11 17着
GI初勝利 1996年10月27日 5回東京8日目 天皇賞(秋) バブルガムフェロー 17頭 3 1着
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年度 1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率 複勝率
1987年 30 38 27 216 .139 .315 .440
1988年 43 28 33 353 .122 .201 .295
1989年 36 44 35 356 .101 .225 .323
1990年 27 34 34 352 .077 .173 .270
1991年 23 18 19 257 .089 .160 .233
1992年 54 52 47 414 .130 .256 .370
1993年 49 46 46 537 .091 .177 .263
1994年 71 44 73 572 .124 .201 .329
1995年 84 62 60 596 .141 .245 .346
1996年 82 82 73 680 .121 .241 .349
1997年 62 86 63 660 .094 .224 .320
1998年 136 92 69 777 .175 .293 .382
1999年 129 118 94 800 .161 .309 .426
2000年 62 58 59 563 .110 .213 .318
2001年 133 106 101 905 .147 .264 .376
2002年 99 82 67 803 .123 .225 .309
2003年 101 82 70 450 .129 .235 .324
2004年 88 84 57 752 .117 .229 .305
2005年 101 93 73 828 .122 .234 .322
2006年 78 71 62 680 .115 .219 .310
2007年 105 98 76 831 .126 .244 .336
2008年 83 82 57 717 .116 .230 .310
2009年 101 85 65 779 .130 .239 .322
2010年 116 81 72 853 .136 .231 .315
2011年 95 95 70 803 .118 .237 .324
2012年 123 107 91 829 .148 .277 .387
2013年 86 81 83 773 .111 .216 .323
2014年 107 80 76 827 .129 .226 .318
2015年 87 69 62 780 .112 .200 .279
2016年 62 55 70 741 .084 .158 .252
2017年 34 55 45 597 .057 .149 .224
2018年 32 32 37 427 .075 .150 .237
2019年 15 9 15 211 .071 .114 .185
2020年 4 5 7 88 .045 .102 .182
2021年 3 2 3 46 .065 .109 .174
中央 2541 2256 1991 21183 .120 .226 .320
地方 60 48 53 344 .174 .314 .468
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表彰歴

調教師成績

初勝利時の記念撮影

2022年3月1日付で美浦トレーニングセンターにて開業。前日付で調教師を引退する藤沢和雄厩舎からレイエンダなど33頭を引き継いだ[17]ほか、開業時の厩舎スタッフ10名のうち藤沢厩舎から9名を引き継いでいる[91]。残り1名は田中清隆厩舎でホエールキャプチャを担当していたスタッフである[91]

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 2022年3月12日 1回阪神9日10R 飛鳥ステークス レッドアルマーダ 16頭 4 7着
初勝利 2022年5月8日 2回東京6日7R 4歳上1勝クラス バニシングポイント 7頭 2 1着
重賞初出走 2022年3月26日 3回中山1日11R 日経賞 ランフォザローゼス 15頭 12 14着
重賞初勝利 2023年5月13日 2回東京7日11R 京王杯スプリングカップ レッドモンレーヴ 18頭 2 1着
GI初出走 2023年2月19日 1回東京8日11R フェブラリーステークス テイエムサウスダン 16頭 8 14着
GI初勝利
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主な管理馬

出演

著書

脚注

関連項目

外部リンク

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