精進湖

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位置
精進湖の位置(日本内)
精進湖
北緯35度29分27秒 東経138度36分30秒 / 北緯35.49083度 東経138.60833度 / 35.49083; 138.60833座標: 北緯35度29分27秒 東経138度36分30秒 / 北緯35.49083度 東経138.60833度 / 35.49083; 138.60833
精進湖

定期航空機より撮影した精進湖
(2006年11月13日)
所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町精進
位置
精進湖の位置(日本内)
精進湖
北緯35度29分27秒 東経138度36分30秒 / 北緯35.49083度 東経138.60833度 / 35.49083; 138.60833座標: 北緯35度29分27秒 東経138度36分30秒 / 北緯35.49083度 東経138.60833度 / 35.49083; 138.60833
面積 0.5[1] km2
周囲長 6.8 km
最大水深 15.2 m
平均水深 - m
貯水量 0.0035[2] km3
水面の標高 900 m
成因 堰止湖
淡水・汽水 淡水
湖沼型 -
透明度 - m
プロジェクト 地形
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精進湖しょうじこは、山梨県南都留郡富士河口湖町にある富士五湖のひとつで、西から2番目、東から4番目にあたる。富士箱根伊豆国立公園の特別地域内にある[3]

富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の「富士山域」の一部として世界文化遺産の構成要素に含まれている。

成因

富士河口湖町の公表しているデータでの湖面の標高は900.0メートルで、同じ富士五湖の西湖本栖湖と同じ数値となっている[4]。精進湖と西湖や本栖湖とは、透水性の高い溶岩で隔てられられているだけで、上流から西湖、精進湖、本栖湖の順に事実上つながっていると考えられている[5]

精進湖は0.5平方キロメートルと富士五湖の中で最も湖水面積が狭い[6]。また、富士河口湖町の公表しているデータでの最大水深は15.2メートルとなっている[4][注 1]。自然流出河川はない[5]

2013年平成25年)6月22日、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産(富士山域)の一つとして、世界文化遺産(日本の文化遺産としては13箇所目)に登録された。

富士山火山活動によって形成された堰止湖である。富士五湖の形成について、1980年代には古富士火山の活動末期に宇津湖や剗の海(せのうみ)などの富士四湖が形成され、新富士火山の活動の変遷に伴って、約千年前に形成されたと考えられ[8]、その後も宇津湖と剗の海(せのうみ)の存在を前提に説明される例もある[9]。一方で、2000年代以降の研究では忍野地域にあった古忍野湖は山中湖の前身の古山中湖とは別の形成史を示すことから、これらの湖が最初は宇津湖という大きな湖を形成していたという見方は否定的に考えられるようになっている[10][8]

精進湖の形成については、山中湖、河口湖、本栖湖が形成された後、864年貞観6年)の貞観大噴火の溶岩流によって剗の海のうち残っていた部分が精進湖と西湖に分断された[5][9]。この際には、溶岩流が湖水と接触したことによって水蒸気爆発が起こり、半円形のクレーターが形成されている(北緯35度29分18.5秒 東経138度36分35.6秒 / 北緯35.488472度 東経138.609889度 / 35.488472; 138.609889[11]

名前の由来

精進湖という湖名は、富士参詣者が湖で沐浴して精進潔斎したことに由来する説や、(かつての単一湖「剗の海」という名称も関連し)富士の背にあたることから「背地」(せのち)と呼ばれたとする説[注 2]がある(『甲斐国志』による)。

水質と生物相

富栄養湖プランクトンが多く、湖色も緑色。1930年代の調査でも富栄養化していた[12]がそれ以降も富栄養化は進行している[13]ため、透明度は3メートル程度である。赤潮が発生することもある[14]ヘラブナワカサギブラックバス[15]タニシなどが生息している。

周辺

湖岸には、甲府から右左口宿を経て駿河国へ至る軍用道路である中道往還(現国道139号)が通る。精進湖北側から見る富士山は手前に大室山を配しているため、「子抱き富士」とも呼ばれる[6]。前景は青木ヶ原樹海であり、樹海の中に中道往還国道139号)が走っているため、精進湖北側から望む富士山は手前に建造物がなく樹海の緑に覆われ、絶景である。

かつては湖北部に集落があったが、西湖で増水による被害が発生したのを受け、似たような地形にあった集落は、1972年昭和47年)頃に湖南部の中道往還国道139号358号)沿いの青木ヶ原樹海内に移住し、新居住地は移住地と呼ばれている。移住地には民宿が点在している。

中世の精進湖

中世には甲斐・駿河間の主要街道のひとつとして中道往還(国道139・358号)が利用された。中道往還は甲府盆地南部の右左口宿から右左口峠を越えて富士北麓に至り、精進湖・本栖湖を経て現在の静岡県富士宮市へ向かう。中世・近世には海産物の利用にも用いられ、女坂峠(阿難坂・精進峠)を抜けて甲府方面へ抜ける山道は「魚道」と呼ばれた。

観光

  • イギリス人のハリー・スチュワート・ホイットウォーズは、1895年(明治28年)富士山が綺麗に見られる避暑地「ジャパン・ショージ」として日本国外に宣伝した。そのため多くの外国人観光客が訪れ、精進湖に当時日本有数の避暑地として「精進湖ホテル」が創業された。
  • パノラマ台:子供の足でも1時間ほどで登れる、精進湖と本栖湖の間にある標高1325メートルの山。精進湖と本栖湖湖畔からハイキングコース入口があり、山下には本栖湖、精進湖、西湖河口湖が見え、富士山青木ヶ原樹海が一望でき、晴天ならば富士山の横から駿河湾が見え、北西部側には日本アルプスが望める絶景に出会える。
  • 諏訪神社:天井には百人一首が描かれている。
  • 精進の大杉:国の天然記念物で諏訪神社の入口にそびえる別名「千年杉」。御神木とされ高さ45メートル、根回り13.6メートル。
  • 遊歩道:青木ヶ原樹海の中を通る東海自然歩道、自然観察路がある。

カヌー

毎年、カヌーの全国大会(全国少年少女カヌー大会、文部科学大臣杯)が開催されている。(ただし2007年の全国少年少女カヌー大会(平成19年度)は佐賀県で開催された。)

基本的にコースは東から西で左風であり、自動発艇装置が導入されている。 ( 冬期は湖水が凍結するため撤去される。 )

艇庫はパノラマ台前の精進北岸にある

精進湖にちなむ命名

2015年(平成27年)12月27日、国際天文学連合の惑星システム命名ワーキンググループ (WGPSN: Working Group for Planetary System Nomenclature) によって、土星衛星タイタンの「湖 (Lacus)」と呼ばれる地形の一つに、精進湖にちなんだ ショジ湖 (Shoji Lacus) という名前が付けられた[16]

関連画像

脚注

関連項目

外部リンク

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