聖セバスティアヌスの神格化
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| フランス語: L’apothéose de saint Sébastien 英語: Apotheosis of Saint Sebastian | |
| 作者 | セバスティアーノ・リッチ |
|---|---|
| 製作年 | 1725年ごろ |
| 種類 | キャンバス上に油彩 |
| 寸法 | 66 cm × 88 cm (26 in × 35 in) |
| 所蔵 | ストラスブール美術館、ストラスブール |
『聖セバスティアヌスの神格化』(せいセバスティアヌスのしんかくか、仏: L’apothéose de saint Sébastien, 英: Apotheosis of Saint Sebastian)は、17-18世紀のイタリアの画家セバスティアーノ・リッチが1725年ごろ、キャンバス上に油彩で制作した絵画である。現在、フランスのストラスブール美術館に登録番号994-1-5の作品として所蔵されている[1]。
本作には、天使たちに上空に運び上げられている聖セバスティアヌスが表されている。彼は3世紀末にナルボンヌに生まれ、その後ミラノで徴兵された。洗礼を受けた彼は、牢獄のキリスト教徒を兵士の権限でひそかに逃す。この件が知られるところとなり、ディオクレティアヌス帝は木に縛り付けた彼を弓矢で射させたが、ローマのイレーネという未亡人の介抱により回復した。ふたたび皇帝の前で道理を説いたセバスティアヌスは最終的に棍棒で撲殺され、殉教した[2]。
この絵画は、1984年に美術史家ピエール・ロザンベールが記したように「素晴らしい。セバスティアーノ・リッチの最も完璧な達成の1つ」と見なされている。画家が1696-1698年にヴェネツィアのサン・セバスティアーノ教会のフレスコ画 (現存しない) で取り上げた主題を繰り返したものである。フレスコ画の習作 (キャンバス上に油彩画、縦横ともに71センチ) は現存しており、現在は個人蔵となっている。
本作は、1994年に収集家のオトン・コフマンヌ (Othon Kaufmann) とフランソワ・シュラジュテール (François Schlageter) から別のリッチの絵画やジュゼッペ・マリア・クレスピの『想像性、ヤコポ・ヴィニャーリの『キュパリソス』を含む数点のイタリア絵画とともにストラスブール美術館に寄贈された。1954年にロンドンの美術商会トーマス・アグニュー・アンド・サンズ (Thomas Agnew & Sons) で、コフマンヌとシュラジュテールが購入した作品である。それ以前、作品はバクルー公の所有であったが、バクルー公家の女性と結婚したオーストラリア人ロドニー・マシューズ=ネイピア (Rodney Matthews-Napier) の財産の一部として1953年に売却された[1][3]。