花咲くアーモンドの木の枝
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 英語: Almond Blossom | |
| 作者 | フィンセント・ファン・ゴッホ (F671, JH1891) |
|---|---|
| 製作年 | 1890年2月 |
| 種類 | 油彩、キャンバス |
| 寸法 | 73.3 cm × 92.4 cm (28.9 in × 36.4 in) |
| 所蔵 | ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム |
| 所有者 | ゴッホ財団 |
『花咲くアーモンドの木の枝』(はなさくアーモンドのきのえだ)は、フィンセント・ファン・ゴッホが1890年に制作した油絵。
ゴッホが南フランス・サン=レミ=ド=プロヴァンスの精神病院で療養していた時、パリに住んでいた弟テオに男児が生まれたのを祝って制作した作品である。
1890年1月31日、テオと妻ヨーとの間に長男が生まれると、テオは兄に手紙でそのことを知らせ、フルネームを兄のフルネームと同じ「フィンセント・ウィレム」にしようと思っていることを伝えた。ゴッホは折り返し「今日、吉報を受け取って、言葉で表せないほど嬉しい」という手紙を送っている[1]。
ゴッホは、2月19日に母アンナに宛てて書いた手紙の中で、「その子のために、すぐ青い空を背景に、白い花をつけたアーモンドの木の枝の絵を描き始めました」と報告している[2][3]。
3月17日頃テオに宛てて書いた手紙の中では、「花咲く木の枝のキャンバス」が会心の作であることを伝えている[4]。
ゴッホは、4月29日にこの絵を他の絵とともにテオに送り、テオは5月3日の手紙で、絵が届いたことを伝えている[5]。
ゴッホは、テオとヨーの寝室にこの絵を掛けてほしいと思っていたが、2人はリビングのピアノの上に飾ることとした[6]。
鑑賞
来歴
テオの死後はヨー、その死後は息子フィンセント・ウィレムに受け継がれ、現在、アムステルダムのファン・ゴッホ美術館に収蔵されている。