荒山徹
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作風
伝奇作家として荒山は山田風太郎と比較されることがある[3]。最大の特徴としては、韓国留学経験を生かした朝鮮史とのクロスオーバーであり、多くの作品に朝鮮半島または朝鮮人が登場する。実在の有名人の正体が「実は朝鮮人であった」というパターンも多い。
一方朝鮮半島からは、朝鮮妖術師、高麗忍者、朝鮮柳生らが登場し、妖術や剣術を駆使し、時には怪獣や大仏を使役することもある。また、敵側の一員、日本武将の妻や愛人、あるいは日本武将のロマンスの相手として朝鮮人美女が頻繁に登場し、作品に華を添えている。
彼は作中で大胆なオマージュやパロディを行うことがあり、その範囲はロボットアニメ・漫画、怪獣映画、韓国ドラマ、宝塚、日本歌謡曲と多岐にわたる。
黄算哲
『十兵衛両断』には、「鶏林大・黄算哲教授『中国史としての高句麗日本史としての百済』鶏林大学紀要八十七号」なる文献が登場するが、「黄算哲」は荒山徹の同音語(荒=コウ=黄、山=サン=算、徹=テツ=哲)とひっかけた筆者のジョークであり、鶏林大学校も黄算哲なる人物も実在しない。『魁!!男塾』における民明書房のようなものである。
受賞歴
太字は受賞
- 2003年『魔岩伝説』第21回日本冒険小説協会大賞 第8位
- 2003年『魔岩伝説』第24回吉川英治文学新人賞候補
- 2004年『十兵衛両断』第25回吉川英治文学新人賞候補
- 2006年『柳生薔薇剣』第27回吉川英治文学新人賞候補
- 2008年『柳生大戦争』第2回舟橋聖一文学賞受賞
- 2017年『白村江』第6回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)受賞
- 2017年『白村江』第7回本屋が選ぶ時代小説大賞候補
- 2017年『白村江』週刊朝日「2017年 歴史・時代小説ベスト10」第1位