菱ニッケル鉱 From Wikipedia, the free encyclopedia 分類 炭酸塩鉱物化学式 (Ni,Fe,Mg)CO3結晶系 三方晶系へき開 不均等菱ニッケル鉱 菱ニッケル鉱分類 炭酸塩鉱物化学式 (Ni,Fe,Mg)CO3結晶系 三方晶系へき開 不均等モース硬度 4.5 - 5光沢 鈍いガラス光沢色 淡緑色条痕 黄緑比重 3.71その他の特性 弱い磁性文献 [1][2][3]プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学テンプレートを表示 菱ニッケル鉱(りょうニッケルこう、英: gaspéite)とは、炭酸塩鉱物の一種である。 非常に希少なニッケルの炭酸塩鉱物で、化学式は(Ni,Fe,Mg)CO3で表される。カナダのケベック州ガスペ半島で初めて記載されたことにちなんで命名されている。 方解石グループの中でニッケルを多く含む鉱物である。このグループに属するすべての鉱物の間には固溶体が存在し、結晶構造内で二価の陽イオンが交換されることによって形成される。 岩石の亀裂中に塊上からレンズ状の乳頭状の集合体を形成し、ラテライトや亀裂内部を充填する場合にはブドウ状の球状結晶を形成する。 形成 一般に他の硫化鉱物が風化して炭酸塩鉱物を形成するのと同様のプロセスで、ペントランド鉱(英語版)、ビオラル鉱(英語版)、針ニッケル鉱などの硫化鉱物が風化することによって形成される。特に風化環境で炭酸塩鉱物が濃集されやすい条件となる乾燥または半乾燥環境において、ニッケル硫化鉱物の濃縮鉱物としてレゴリス中に形成される。 産出 産出場所は世界中に散在しており、カナダの模式産地に加えて、オーストラリア西オーストラリア州のカンパルダにみられるカンパルダ型コマチアイトニッケル鉱床においても発見されている。 また、ニッケルの炭酸塩鉱物として菱ニッケル鉱と証明されていないが、オーストラリアのニューサウスウェールズ州において、蛇紋岩体や金鉱床と関連して、熱水変質を受けた超塩基性岩中にも報告されている。 用途 菱ニッケル鉱の存在は、近隣のニッケルを豊富に含む鉱物の採掘指標として使用できる可能性がある。また、装飾品や動物の置物の彫刻に使用され、また、魅力的な黄緑色のカボションにカットされ、研磨されて宝飾品として使用される。 脚注 ↑ http://www.handbookofmineralogy.com/pdfs/gaspeite.pdf Archived 2015-09-24 at the Wayback Machine. Handbook of Mineralogy ↑ http://www.mindat.org/min-1657.html Mindat.org ↑ http://www.webmineral.com/data/Gaspeite.shtml Webmineral data 参考文献 Thornber, M. R. (1975a). “Supergene alteration of sulphides, I. A chemical model based on massive nickel sulphide deposits at Kambalda, Western Australia”. Chemical Geology 15 (1): 1–14. Bibcode: 1975ChGeo..15....1T. doi:10.1016/0009-2541(75)90010-8. Thornber, M. R. (1975b). “Supergene alteration of sulphides, II. A chemical study of the Kambalda nickel deposits”. Chemical Geology 15 (2): 117–144. Bibcode: 1975ChGeo..15..117T. doi:10.1016/0009-2541(75)90048-0. Thornber, M. R.; Nickel, E. H. (1976). “Supergene alteration of sulphides, III. The composition of associated carbonates”. Chemical Geology 17: 45–72. Bibcode: 1976ChGeo..17...45T. doi:10.1016/0009-2541(76)90021-8. ウィキメディア・コモンズには、菱ニッケル鉱に関連するカテゴリがあります。 この項目は、鉱物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学/Portal:鉱物・宝石)。表示編集 Related Articles