蘇炳添
From Wikipedia, the free encyclopedia
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ラテン文字 | Su Bingtian | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 国籍 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 競技 | 陸上競技 (短距離走) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 種目 | 100m, 200m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 生年月日 | 1989年8月29日(36歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 出身地 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 身長 | 172cm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 体重 | 70kg | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 成績 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| オリンピック |
100m 6位 (2021年) 4x100mR 4位 (2016年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 世界選手権 |
100m 8位 (2017年) 4x100mR 2位 (2015年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 地域大会決勝 |
アジア大会 100m 優勝 (2018年) 4x100mR 優勝 (2010, 14年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 自己ベスト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 60m |
6秒42 (2018年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 100m |
9秒83 (2021年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 200m | 21秒15 (2019年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 編集 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
蘇 炳添(そ へいてん[1]、スー・ビンティエン、Sū Bǐngtiān、1989年8月29日 - )は、中国の元男子陸上競技選手。専門は短距離走。30m、50m、60m世界記録保持者。100mのアジア記録保持者、60mの室内アジア記録保持者。アジア出身選手として初めて10秒の壁を突破した選手である[2]。中国国内では「亜州飛人(アジアの飛人)」と呼ばれた[3]。
2009年
ハノイで開催されたアジア室内競技大会に出場し、60mで優勝し金メダルを獲得している。同年に広州市で開催されたアジア陸上競技選手権大会ではリレーメンバーに選ばれ4×100mリレーで銀メダルを獲得した。
2010年
広州で開催されたアジア競技大会の4×100mリレーで38秒78の中国記録(当時)を樹立して金メダルを獲得した。
2011年
7月に神戸市で開催された2011年アジア陸上競技選手権大会の男子100mでは10秒21を記録し、江里口匡史らを抑えて優勝を飾った[4]。
8月に深圳市で開催されたユニバーシアードの男子100mでは10秒27で3位になった。
9月8日、合肥で行われた大会で、周偉が記録した10秒17を13年ぶりに上回る、10秒16の中国記録を樹立した。この記録は2013年4月に張培萌の10秒04によって更新された。
2012年
5月、追い風参考記録ながら、川崎GGPで10秒04を記録[5]。
8月にロンドンで開催されたオリンピックでは100mで準決勝敗退、4×100mリレーでは38秒38の中国記録を樹立したが予選敗退に終わった。
2013年
5月21日にはワールドチャレンジ北京で、当時の中国記録に0秒02まで迫る10秒06の自己新記録を出した。
7月にプネーで開催された2013年アジア陸上競技選手権大会の100m決勝で10秒17を記録し、前大会に続き連覇を達成した。
8月にモスクワで開催された2013年世界陸上競技選手権大会では100m準決勝でフライングの失格。4×100mリレーでは38秒95の中国代表シーズンベスト(当時)を記録したが予選敗退に終わった。
10月に天津で開催された2013年東アジア競技大会の100m決勝では10秒31を記録し、同タイムを記録した日本の山縣亮太に競り勝ち連覇を達成した[6]。
2014年
3月にソポトで開催された2014年世界室内陸上競技選手権大会の男子60mでは中国人初の決勝に進出した。決勝では6秒52の中国記録を樹立したが、3位のフェミ・オグノデとわずか0秒003差の4位でメダルを逃した[7]。
9月に仁川で開催されたアジア競技大会では、100m決勝で10秒10(+0.4)を記録し、9秒93のアジア記録を樹立したフェミ・オグノデに次いで銀メダルを獲得した。4×100mリレー決勝では3走を務め、アジア初の37秒台となる37秒99で優勝した。
2015年
5月30日にユージーンで行われたダイヤモンドリーグ・プレフォンテーン・クラシックの100mで9秒99(+1.5)の中国記録を樹立し、10秒の壁を突破した史上3人目のアジア人となった。なお、アジア人初の9秒台を記録したサミュエル・フランシス及び、2人目のフェミ・オグノデは共にナイジェリアから国籍を変更したカタール人のため、蘇炳添は10秒の壁を突破した初のアジア出身選手および黄色人種選手である[2]。
8月に北京で開催された2015年世界陸上競技選手権大会では100m準決勝で自身2度目の9秒台となる9秒99(-0.4)を記録し、世界選手権の100mにおいてアジア勢初のファイナリストとなった[8](決勝は10秒06で9位)。4×100mリレーでは3走を務め、準決勝を37秒92のアジア新記録で突破すると、決勝は38秒01の2位で銀メダルを獲得した。
2016年
3月18日にポートランドで開催された世界室内選手権の60m準決勝で6秒50のアジア記録を樹立。カタールのタラル・マンスールとフェミ・オグノデが保持していた6秒51を塗り替え、2大会連続でファイナリストになったが、決勝は6秒54で5位に終わった[9]。
2017年
8月にロンドンで開催された2017年世界陸上競技選手権大会の100mで2大会連続のファイナリストとなった。決勝ではスタートで出遅れたこともあり、10秒27(-0.8)と3ラウンドの中で一番悪いタイムをマークして8位に終わったが(予選10秒03/-0.2、準決勝10秒10/-0.2)、前回大会では成し遂げられなかったアジア勢初の入賞を果たした[10][11]。
2018年
2月3日にカールスルーエで開催されたIAAFワールドインドアツアーカールスルーエ大会の60m決勝で6秒47のアジア記録を記録、優勝した。3日後の2月6日にデュッセルドルフで開催されたIAAFインドアツアーデュッセルドルフ大会の60m決勝では、再びアジア記録を更新する6秒43を記録、優勝した[12]。
3月3日にバーミンガムで開催された世界室内選手権の男子60m決勝で同年2月に樹立したアジア記録を更新する6秒42を記録しクリスチャン・コールマンに次ぐ2位に入った[13]。
6月22日にマドリードで行われたIAAFワールドチャレンジミーティングスの男子100m決勝でアジアタイ記録となる9秒91(+0.2)を記録し勝利した[14]。同月30日に行われたIAAFダイヤモンドリーグのパリ大会で再び9秒91(+0.8)を記録し3位に入った[15]。
8月26日に行われた2018年アジア競技大会の男子100m決勝で前回大会でフェミ・オグノデが記録した9秒93を更新する9秒92(+0.8)の大会記録で金メダルを獲得した[16]。
9月9日にオストラヴァで行われたIAAFコンチネンタルカップの男子100mにアジア/太平洋代表として出場、アメリカ代表のノア・ライルズの10秒01(0.0)に次ぐ10秒03で2位に入った[17]。
2021年
8月1日、東京オリンピック男子100mに出場。アジア新記録となる9秒83(+0.9)で、アジア人としては1932年ロサンゼルスオリンピックの吉岡隆徳以来89年ぶりに準決勝を突破した[18][19][20]。決勝では9秒98(+0.1)で6位の成績であった[21]。4×100mリレーでは3走として走り、当初は4位でメダルには届かなかったものの、2位のイギリスがドーピング違反により失格、銀メダルが剥奪されたことを受けて繰り上がったことにより、自身では初となる銅メダルを獲得した。
準決勝のレース(9秒83/+0.9)では、30m通過タイム3秒73、50m通過タイム5秒45、60m通過タイム6秒29をマーク、ウサイン・ボルトの世界記録のレース(9秒58/+0.9)における10mラップタイムを60m地点まで上回った[22]。
2025年
11月20日、中国全国運動会の男子4×100mリレーの広東省代表で出場し、現役最後のレースに臨んだ。1走を務めチームの4位入賞に貢献。レース後にはスパイクを脱いで、競技場を1周してファンの声援に応えた[3]。
自己ベスト
記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風、-は向かい風を意味する。
| 種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 屋外 | ||||
| 100m | 9秒83(+0.9) | 2021年8月1日 | アジア記録 | |
| 200m | 21秒15 (-1.0) | 2019年8月21日 | ||
| 室内 | ||||
| 60m | 6秒42 | 2018年3月3日 | 室内アジア記録 世界歴代5位 | |
100m9秒台のパフォーマンス一覧
| 年 | 大会 | 場所 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2015 | プレフォンテーン・クラシック (en) | 9秒99(+1.5) | 元中国記録 | |
| 世界選手権 | 9秒99(-0.4) | |||
| 2018 | ミーティング・マドリード (en) | 9秒91(+0.2) | 前アジアタイ記録 | |
| ミーティングアレヴァ | 9秒91(+0.8) | 前アジアタイ記録 | ||
| アジア大会 (en) | 9秒92 (+0.8) | |||
| 2021 | 肇慶市招待 | 9秒98(-0.9) | ||
| 中国全国選手権 | 9秒98(+0.8) | |||
| オリンピック | 9秒83(+0.9) | アジア記録、中国記録 | ||
| 9秒98(+0.1) | ||||
| 中国全国運動会 | 9秒95(+0.1) | |||