蟹江町歴史民俗資料館

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専門分野 歴史民俗資料
延床面積 586.79m2
開館 1978年昭和53年)11月3日
蟹江町歴史民俗資料館
蟹江町歴史民俗資料館の位置(愛知県内)
蟹江町歴史民俗資料館
愛知県内の位置
施設情報
専門分野 歴史民俗資料
建物設計 黒川建築事務所
延床面積 586.79m2
開館 1978年昭和53年)11月3日
所在地 497-0040
愛知県海部郡蟹江町城一丁目214番地
位置 北緯35度8分13秒 東経136度47分26.8秒 / 北緯35.13694度 東経136.790778度 / 35.13694; 136.790778座標: 北緯35度8分13秒 東経136度47分26.8秒 / 北緯35.13694度 東経136.790778度 / 35.13694; 136.790778
外部リンク 蟹江町歴史民俗資料館
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蟹江町歴史民俗資料館(かにえちょうれきしみんぞくしりょうかん)は、愛知県海部郡蟹江町にある郷土資料館

蟹江町産業文化会館の中にある[1]。常設展示のほかに、年2回ほど特別展を開催しており、また企画展も随時開催している[1]。古文書を読む会、郷土体験学習会、文化財研修会などの開催場所にもなっている[1]

歴史

1969年昭和44年)11月1日に蟹江町郷土館が開館した[2]。昭和50年代初頭に蟹江町役場が新庁舎に移転したことから、1977年(昭和52年)10月25日から1978年(昭和53年)10月23日までの工期で役場跡地に蟹江町歴史民俗資料館が建設され、1978年(昭和53年)11月3日に開館した[2]。設計は黒川建築事務所[2]。敷地面積は1,136.73m2、延床面積は586.79m2[2]。鉄筋コンクリート造2階建の棟と木造平屋建ての棟からなる[2]

収蔵資料

収集資料のうち、1,377点は旧郷土資料館時代に収集したものを継承し、収蔵する[3]。2008年(平成20年)3月末時点で総資料点数は3,320点余[3]。蟹江町は吉川英治が「東海の潮来」と絶賛した水郷の町で、木曽川デルタ地帯の南に位置して発展した地域である[3]。資料はその特色に関連するものが多く、淡水と近海の海水面を含めた漁労関係資料や、低湿地ならではの農具である田舟や田下駄や新田開発の記録、豊富な水や米を利用した醸造業、水上交通、庶民生活に関わる祭り道具や衣装などが従来から収集されている[4]。近年、蟹江の地名由来となった「カニ」に関する資料、まちなみや民俗や自然環境に関する映像資料やレプリカの収集・保管にも努めている[4]

1994年(平成6年)から郷土にゆかりある著名人に関する資料の収集を推進するための予算を計上し、郷土に縁ある文化人に関わる資料を積極的に収集し[5]、あわせて1996年(平成8年)以降、郷土の文化人に関する展示を定期的に開催する[6]。おもに収集してきた文化人に、探偵小説家の小酒井不木、画家の林稼亭、宗教家の山田玉田らの作品や関連資料がある[6]

展示

第2展示室

第1展示室

  • 「小酒井不木資料室」[1]
    日本探偵小説の生みの親とも評価される蟹江町出身の小説家である小酒井不木に関する資料を展示している[7]。全集などの著作、直筆原稿、写真、江戸川乱歩に充てた手紙、俳句作品などを展示している[7]

第2展示室

  • 「川・水と歴史・くらし」[1]
    蟹江町で用いられていた農具や漁具、須成祭に関する資料、蟹江城に関する資料を展示している。

企画展示室

  • 「蟹江の歴史と文化・機織コーナー」[1]
    蟹江町の歴史や産業・祭り・遊び・災害・教育・郷土ゆかりの文化人などを紹介している。

民俗展示室兼研修室

  • 「蟹江の生活道具展示」[1]
    蟹江町の昔の民家で用いられていた道具を再現展示している。図書コーナーもある。

屋外

  • 不木碑
    江戸川乱歩の揮毫による石碑[7]

小酒井不木文庫

小酒井不木の個人蔵書の一部が、2022年(令和4年)3月11日に愛知医科大学総合学術情報センターからの寄付により、当館「小酒井不木文庫」となった[8]

不木の遺品の一部を構成する蔵書は約3000冊に及んだという[8]。自宅の土蔵に納められていたことから名古屋大空襲を生き延び、1975年(昭和50年)に妻により名古屋市に寄贈された[8]。江戸時代の和本等については名古屋市蓬左文庫に納められたが、医学書や英文学作品の洋書については当時、愛知医科大学教授が名古屋市教育委員のメンバーであったことにより、愛知医科大学に移された[8]。当館の小酒井不木文庫はこの愛知医科大学図書館に保管されていた蔵書である[8]

総計513冊[9]。内訳としては「小説・歴史・詩・その他」、「医学史および自然科学」「犯罪学および関連領域」「心理学および性科学」「事典類」「雑誌」から成り、大部分が1910年代から1920年代出版のものであり、一部に古書で買い求めたものとみられる1800年代のものもある[9]。不木による書き込みもあり、不木研究に資する資料群である[9]

目録については館年報第43冊に掲載されているほか、公式WEBサイトにも掲載され、調査研究目的の閲覧についても対応する[9]

利用案内

  • 入館料:無料
  • 開館時間:9時から17時
  • 休館日:月曜、祝日、年末年始

アクセス

脚注

参考文献

外部リンク

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