読者

From Wikipedia, the free encyclopedia

読者(どくしゃ)は、書籍新聞雑誌等の文章を読む人、読み手のこと。

特にある作者や雑誌を好んで読む人を愛読者という。愛読者を「読者を愛すること」の意味とするのは筒井康隆解釈である(『乱調文学大辞典』)。

受容理論における読者

一般に読者とは作品を鑑賞する(だけの受動的な)存在と考えられているが、文学受容理論において、文学の生産や受容の要素の一つとされる。この場合、現実の読者のみではなく、作者が想定する読者、テクストが指示する読者の意味も持つ。

参考文献

  • 外山滋比古『近代読者論』垂水書房1964年みすず書房1969年
  • 前田愛『近代読者の成立』有精堂1973年岩波現代文庫2001年ISBN 4006020325
  • H.R.ヤウス『挑発としての文学史』轡田収訳、岩波書店1976年ISBN 4000013165(岩波現代文庫、2001年。ISBN 4006000669
  • ロジェ・シャルティエ、グリエルモ・カヴァッロ編『読むことの歴史:ヨーロッパ読書史』田村毅[ほか]共訳、大修館書店2000年ISBN 4469250643
  • 和田敦彦『メディアの中の読者:読書論の現在』ひつじ書房2002年ISBN 4894761572
  • 石原千秋『読者はどこにいるのか:書物の中の私たち』河出書房新社2009年ISBN 9784309624013河出文庫2021年ISBN 9784309418292
  • 和田敦彦『読書の歴史を問う:書物と読者の近代』笠間書院2014年ISBN 9784305707369(改訂増補版、文学通信2020年ISBN 9784909658340

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI