趙統
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官職

(左頁:虎賁中郎督)
正史『三国志』蜀書『趙雲伝』において、趙統の官職は「虎賁中郎督行領軍」と記され、関連書籍などでは「虎賁中郎,督行領軍」と区切り、「虎賁中郎」[2][3][4][5]あるいは「虎賁中郎将」[6]、「督行領軍」と解釈することが多い。
張金龍は、「督行領軍」という表現は理解しづらく、「羽林右部督」、「中部督」、「殿中督」などの類似の官職を参考に、「虎賁中郎督,行領軍」と区切るべきと主張し、「虎賁中郎督」は「虎賁の督」または「虎賁中郎将の督」を指すものであり、「行領軍」は虎賁中郎将の下に位置する虎賁中郎督が、領軍の業務を代理していることを意味する、と論じている[7]。
清代に周廣業が著した『季漢官爵考』三巻においても「虎賁中郎督」とし、虎賁中郎の主な職掌は虎賁(皇帝の親衛隊)の宿衛、つまり皇帝の警護であり、この官職に「督」の字が付いているのは、恐らく兵を指揮する任務も兼ねていたからだろう、と論じている[8]。
この官職は蜀漢にのみ設置され、就いたのは趙統ただ一人であり、蜀漢の史料には詳細な記録が残されておらず、そのため官位や秩禄などは不明である。
三国志演義
関連作品
漫画
- 陳某『火鳳燎原』
(2001年-連載中、東立出版社、メディアファクトリー)
燎原火(趙雲)と樊氏の子「燎原統」として登場する。
ゲーム
- 三國志シリーズ
(1985年-展開中、日本、コーエーテクモゲームス) - 三国志大戦シリーズ
(2005年-稼働中、日本、セガ・インタラクティブ、セガ、セガ ファイブ)
カードゲーム
- 三国殺
(2008年、中国:Yoka Games(游卡桌游)、日本:株式会社ミント)