Wikiwand AI

近鉄百貨店名古屋店

閉店した百貨店 (1966-2026) From Wikipedia, the free encyclopedia

近鉄百貨店名古屋店(きんてつひゃっかてん なごやてん、別名:「近鉄パッセ (Kintetsu Pass'e)」)は、愛知県名古屋市中村区名駅1丁目2番地2号にあった日本の百貨店の1つ。

座標 北緯35度10分9.13秒 東経136度53分3.5秒
開業日 1966年11月
閉業日 2026年2月28日
概要 近鉄パッセ Kintetsu Pass'e, 店舗概要 ...
近鉄パッセ
Kintetsu Pass'e
店舗の入居する名古屋近鉄ビル
店舗概要
所在地 〒450-0002
愛知県名古屋市中村区名駅1-2-2
座標 北緯35度10分9.13秒 東経136度53分3.5秒
開業日 1966年11月
閉業日 2026年2月28日
正式名称 近鉄百貨店名古屋店
施設管理者 近鉄百貨店
敷地面積 1,708 m²
延床面積 20,126 m² 
営業時間 10:00 - 21:00 (9階 - 8階)
10:00 - 20:00 (7階 - 1階)
10:00 - 20:30 (地下1階:一部店舗は開店時間が早まる)
バザール(パッセバザール)中や年末年始は営業時間が延長・短縮される。
前身 近鉄東海ストア名古屋店
↓
名古屋近鉄(ヤングメッセ近鉄[1])
最寄駅 近鉄名古屋駅
外部リンク pass'e
テンプレートを表示
閉じる

大阪府大阪市阿倍野区に本社を置く近鉄百貨店の1店舗で、同じく近鉄グループに属する。かつては三重県四日市市に本社を置く中部近鉄百貨店の店舗だったが、同社が2009年(平成21年)3月に近鉄百貨店と合併したことにより近鉄百貨店の1店舗となった。

また、名古屋近鉄ビルとしては、坂倉準三の建築として知られる[2]。

2026年2月28日をもって閉店[3][4]。

概要

1966年(昭和41年)の名古屋近鉄ビルの竣工とともに開業[5]。1998年(平成10年)3月の店舗リニューアルから「近鉄パッセ(Pass'e)」という名称を用いており、一般的に「パッセ」と呼ばれ、百貨店と呼ばれることは無かった。ファッションビルに分類されることもあり[6]、公式のX(旧・Twitter)アカウントでもそのように案内していた[7]。「パッセ」とはPassion(情熱)とEnergy(活気)を組み合わせた造語であった[8]。

北隣には名鉄グループに属する名鉄百貨店本店本館があり、また、南隣には同じく名鉄グループの名鉄百貨店本店メンズ館とヤマダ電機(LABI、旧・名鉄百貨店本店ヤング館)が建てられていたため、近鉄パッセは名鉄百貨店各館に挟まれるように立地していた。近鉄パッセ跡地の地下には近鉄名古屋駅があり、中地下1階(MB1F)に同駅の中央改札がある。さらに地下1階ではかつての名鉄百貨店本店本館とメンズ館、および名駅地下街サンロードと直結していた。また、3階にもメンズ館への連絡通路があった。

業態転換

近鉄パッセは他店とは一線を画し、若者向けのレディースファッションに特化していた。1998年(平成10年)3月の店舗リニューアル前までは呉服店や宝飾品店も入居していたが、リニューアルを機に10代 - 20代の女性を顧客層としたコンセプトを打ち出すようになり[5]、以来、呉服や宝飾品は取り扱わなくなった。また、2000年代中期までは6階にメンズファッション店が、7階に無印良品が入居していたが、これらも名鉄百貨店などへ移動したあと、レディースファッション店に置き換えられていった[1]。

近鉄パッセは名古屋地区全体を見ても有数の書籍・CDの発売記念イベントの開催地であり、特に8階の星野書店近鉄パッセ店や9階のタワーレコード名古屋近鉄パッセ店ではたびたび新商品発売を記念しての握手会などが行われていた。また、1階から7階までの売場にもファッションモデルが来店することがあった。店内でのインストアイベントを開催するほか、ビル屋上でイベントを開催することもあった。

営業時間

営業時間は1階から7階までの売場が10:00 - 20:00までで、かつては全フロアがこれに準拠していたが、地下1階の食品売場のみ2006年(平成18年)8月より閉店時間を20:30までに延長。また、8階・9階の売場も2009年(平成21年)3月より21:00までに延長した。名駅地区の他の百貨店の営業時間に比べ、終日やや遅くまで営業していた。

フロアガイド(閉店時)

名古屋近鉄ビルは10階建てで、1階は奥が近鉄名古屋駅中央改札を擁する中地下1階になっているため、フロア面積はごく僅かであった。

10階

  • 近鉄パッセ事務所
  • ミュゼプラチナム近鉄パッセ店
  • ゆうゆうパソコン教室
  • ニューナゴヤクリニック歯科

9階

8階

7階 - 1階

地下1階

フロアガイドの補足

かつては10階は別管轄だったため公式サイトには掲載されていなかったが、ミュゼプラチナムが入居後はフロアガイドに10階も掲載されるようになった。

エレベータは3基。地下1階 - 中地下1階 - (2階 - 6階は通過) - 7階 - 8階 - 9階 - 10階停車が2基、柱を挟んでB1階 - 1階 - (各階停車) - 10階が1基。エスカレータは9階止まりで客用階段は無く、10階へはエレベータで上がる[11]。

駐車場は無い[12]。

名古屋近鉄ビル

ビルは、ル・コルビュジエの弟子にあたる坂倉準三の設計であり、1966年(昭和41年)の竣工であった[2][注釈 1]。

特に2階から8階部分のピッチの異なるルーパーのデザインは、ル・コルビュジエもしばしば用いたものであった[2]。

その他

百貨店であるため、百貨店共通商品券が使用できた[13]。8階・9階でも使用可能。

四日市店と異なり、近鉄友の会は従来のお買い物券と友の会カードでの支払いのみ可能であり[13]、KIPSなどのポイントカードは使用できなかった。また、同店での友の会の申し込みもできなかった[注釈 2]。

QUICPay、iD、交通系電子マネー、PiTaPa、楽天Edyの計5種の電子マネーが使用できた。また、銀聯も使用可能であった。

1989年(平成元年)までは近畿日本鉄道名古屋営業局(現在の名古屋輸送統括部)が入っていたが、同営業局は名称をそのままに四日市市へ移転した。当店の売場増床に加え、近鉄沿線の端から名古屋線の中央部に移転することで効率的な運営を図る目的だった。なお、同様に入居していた近鉄名古屋支社は桜通豊田ビルに移転した後、近鉄グループホールディングスに引き継がれたが、2021年(令和3年)6月18日に廃止された[14]。

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks