遠入川橋

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遠入川橋
北西側より。橋梁の右が長野方面。地上の道は、奥が碓氷バイパス横川方面。
基本情報
日本の旗 日本
所在地 群馬県安中市松井田町入山
交差物件 遠入川国道18号碓氷バイパス
用途 道路橋
路線名 上信越自動車道
管理者 東日本高速道路
施工者 川田工業横河橋梁製作所共同企業体
着工 1989年6月[1]
竣工 1993年1月[1]
開通 1993年3月27日
座標 北緯36度19分36秒 東経138度41分27.2秒 / 北緯36.32667度 東経138.690889度 / 36.32667; 138.690889
構造諸元
形式 アーチ併用ラーメン橋
橋桁重量 4500トン[1]
全長 上り線 477.020m
下り線 439.030m[2]
上下各10.35m(有効幅員8.5m)[2]
桁下高 61m
最大支間長 178.716m(アーチ支間167m)
支間割 44.45m + 54.0 + 44.45 + 178.716 + 47.5 + 56.9 + 47.5
地図
遠入川橋の位置(上信越内)
遠入川橋
遠入川橋の位置(群馬県内)
遠入川橋
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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遠入川橋(とういりがわばし[3])は、群馬県安中市上信越自動車道松井田妙義IC - 碓氷軽井沢IC[注釈 1]間に架かる橋梁である。1992年度に、碓氷橋・赤松沢橋とともに碓氷三橋として土木学会田中賞を受賞した[4]

群馬県高崎市付近から長野県長野市付近を経て、新潟県上越市へ至る高速道路は、1957年の国土開発幹線自動車道建設法において関越自動車道上越線として予定路線に盛り込まれた[5]。このうち、群馬県碓氷郡松井田町[注釈 2]で遠入川と碓氷バイパスを渡る橋梁は、1989年6月に日本道路公団東京第二建設局から川田工業横河橋梁製作所共同企業体が受注した[注釈 3]。川田・横河の2社による共同設計ののち、1992年に現地で架設[6]。1993年(平成5年)3月27日、藤岡IC - 佐久IC間の開通に伴い供用開始した[7]。高所を通るため眺望は良好であるが、松井田妙義ICから群馬・長野県境にかけてはが発生しやすい区間でもある[8]

遠入川は長野県境にほど近い松井田町北野牧を源流とする利根川水系一級河川[9]、碓氷バイパスの南側に並行して流れ、本橋の700mほど下流で碓氷川支流の入山川に合流する[10]

設計

川面から計画路面までは100mほどの高低差のある山岳橋梁で、妙義荒船佐久高原国定公園および県立妙義公園に隣接していることから景観にも配慮を要し、中央径間を上路式ローゼ桁としたアーチ併用ラーメン橋が採用された。長野側の即径間は3径間。藤岡寄りには上下線別構造の入山トンネルがあり、橋の途中で分離する構造であることから上り線3径間、下り線は2径間で、全長も上り線477m、下り線は439mとそれぞれ異なっている。平面形状は半径700~-500mのS字状のクロソイド曲線を形成する[6]。アーチ部のライズ比[注釈 4]は1/2.7(61m/167m)と高く、アーチリブと補剛桁の剛結部であるアーチクラウン部が36mと大きい、支柱の間隔が18mと広く、アーチリブとは剛結合されているなど数々の特徴を有する[2]

施工

橋梁は工場で製作されたのちに仮組立を行って精度を確認するが、本橋は全体を一体で仮組立することが困難であり、アーチ部・支柱・補剛桁・アーチクラウン部に分割して仮組立が行われた[12]。塗装については、施工場所が高所となるため、工場で上塗り塗装まで完了された[13]

現地でのアーチリブ架設作業は、アーチ端部の橋脚上に鉄塔を建て、主ケーブルクレーン3系統、補助ケーブルクレーン2系統を設置し、ケーブルクレーン斜吊り工法で行われた。側径間部は、両岸の橋台から送り出しにより架設された。ローゼ桁の下には碓氷バイパスが通り、上り線側に近接して、東京電力の66,000ボルト高圧送電線「軽磯線」が並行することから、現場作業には細心の注意が払われた[14]

関連項目

脚注

参考文献

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