酢酸クロム(III)
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| 物質名 | |
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酢酸クロム(III)水和物 | |
別名
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| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
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| ChemSpider | |
| ECHA InfoCard | 100.012.646 |
PubChem CID |
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CompTox Dashboard (EPA) |
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| 性質 | |
| C12H36ClCr3O22 | |
| モル質量 | 723.84 g·mol−1 |
| 外観 | 灰緑色から青緑色の固体 |
| 密度 | 1.662 g/cm3 |
| 融点 | 1,152[1] °C (2,106 °F; 1,425 K) |
| 水に可溶 | |
| 磁化率 | −5104.0·10−6 cm3/mol |
| 構造 | |
| 八面体 | |
| 関連する物質 | |
| 関連物質 | 酢酸クロム(II) 酢酸マンガン(III) 酢酸鉄(III) |
酢酸クロム(III)(英: Chromium(III) acetate)は、一般に塩基性酢酸クロム(III)とも呼ばれ、陽イオンが [Cr3O(O2CCH3)6(OH2)3]+ の組成式で表される塩の一群を指す。三核クロム陽イオンは塩化物や硝酸塩など、さまざまな陰イオンとともに見いだされる。上の表のデータは塩化物六水和物 [Cr3O(O2CCH3)6(OH2)3]Cl(H2O)6 に対応する。

塩基性酢酸クロム(III)の塩は、その特徴的な構造のため長く関心を集めてきた。この構造は八面体の Cr(III) 中心、3重に架橋したオキソ配位子、6つの酢酸配位子、3つのアクア配位子を含む。[2] 同様の構造は塩基性酢酸鉄および塩基性酢酸マンガンにも見られる。[2][3] 一方、オキソ配位子を欠く単純な酢酸クロム(III)の存在を示す確かな証拠は乏しい。[4] 酢酸クロム(III)は青色から灰緑色の粉末で、水に可溶である。現在も、1909年の原法に従って調製されている。[5]

