酸化カリウム

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酸化カリウム(さんかカリウム、potassium oxide)はカリウム酸化物で、化学式 K2O化合物

概要 物質名, 識別情報 ...
酸化カリウム
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.032.012 ウィキデータを編集
EC番号
  • 235-227-6
MeSH Potassium+oxide
UNII
国連/北米番号 2033
性質
K2O
モル質量 94.196 g·mol−1
外観 淡黄色の固体
匂い 無臭
密度 2.32 g/cm3 (20 °C)[1]
2.13 g/cm3 (24 °C)[2]
融点 740 °C (1,360 °F; 1,010 K)[2]
水と反応し水酸化カリウムを形成[1]
溶解度 ジエチルエーテルに溶ける[2]
構造
アンチフルオライト 立方晶系cF12[3]
Fm3m, No. 225[3]
a = 6.436 Å[3]
α = 90°, β = 90°, γ = 90°
四面体 (K+)
立方体 (O2−)
熱化学
標準定圧モル比熱, Cp 83.62 J/mol·K[4]
標準モルエントロピー S 94.03 J/mol·K[4]
標準生成熱 fH298)
−363.17 kJ/mol[1][4]
−322.1 kJ/mol[1]
危険性
労働安全衛生 (OHS/OSH):
主な危険性
腐食性、水と激しく反応
GHS表示:
腐食性物質
Danger
H314
P260, P264, P280, P301+P330+P331, P303+P361+P353, P304+P340, P305+P351+P338, P310, P321, P363, P405, P501
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
NFPA 704 four-colored diamondHealth 3: Short exposure could cause serious temporary or residual injury. E.g. chlorine gasFlammability 0: Will not burn. E.g. waterInstability 1: Normally stable, but can become unstable at elevated temperatures and pressures. E.g. calciumSpecial hazard W: Reacts with water in an unusual or dangerous manner. E.g. sodium, sulfuric acid
3
0
1
安全データシート (SDS) ICSC 0769
関連する物質
その他の
陽イオン
酸化セシウム;酸化ルビジウム;酸化ナトリウム;酸化リチウム
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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生成

  1. 硝酸カリウムと金属カリウムを熱することで得られる[5]
  2. 金属カリウムを少量の空気と反応させ、過剰の未反応の金属カリウムを蒸留により除いて合成する[6]

化学的性質

結晶固体は立方晶系に属し、逆蛍石型構造をとり、フッ化カルシウムカルシウムイオンの位置に酸化物イオン、フッ化物イオンの位置にカリウムイオンが配置する。その格子定数はa = 6.436Åである[7]。室温では白色固体であるが、加熱時は黄色を呈する[6]

に入れると高熱を発して水酸化カリウムとなって溶ける。空気中の水にも反応するので危険である。ΔH = −317.4 kJ mol−1[8].

岩石の組成表示

岩石の組成は一般的に酸化物の形で表示されるが、K2Oと表示されていても酸化カリウムとして含まれるわけではなく、正長石 KAlSi3O8などケイ酸塩として含まれる。例えば花崗岩の組成としてK2O 4.5%と表示されていれば[9]、これは約26.6%の正長石成分を含んでいると計算される。

カリ肥料の成分表示も同様で、成分が炭酸カリウムあるいは硫酸カリウムであってもカリウム分をK2Oに換算して表示する。

参考文献

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