野望 (1977年のテレビドラマ)

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野望
ジャンル テレビドラマ
原作 佐藤まさあき
脚本 宮川一郎猪又憲吾鴨井達比古播磨幸治國弘威雄宮川一郎
監督 永野靖忠松島稔伊賀山正光
出演者 天知茂
ナレーター 槙大輔
オープニング 天知茂「流れの雲に」
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
プロデューサー 大久保忠幸片岡政義
編集 伊吹勝雄
制作 テレビ朝日東映
放送
放送チャンネルテレビ朝日系列
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1977年10月6日 - 1978年3月23日
放送時間木曜 22:00 - 22:54
放送枠テレビ朝日木曜10時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数24回
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野望』(やぼう)は、テレビ朝日系列1977年10月6日から1978年3月23日まで毎週木曜日22:00-22:54に放映されたテレビドラマ。全24話。

佐藤まさあき原作の同タイトルの劇画のドラマ化[1]。氏家修(本名・猪斐雅彦)と船山奈美。同じ人物に対して全く違う思いと目的を持った、二人の愛などを絡めながら描いたサスペンスメロドラマ[2]

内容

197X年、シンガポールに滞在する氏家修と船山奈美は、お互い見知らぬ存在の二人だったが、その二人に日本から同じ内容の電文と電話が届いた。二人はその知らせを受けて、同じ飛行機で日本への帰国の途に就き、羽田空港に降り立った。二人のそれぞれの目的は別々だったが、行き着く人物は矢島コンツェルンの暗部を知る野川という同一人物だった。電文の内容は、野川が検察庁の取り調べを受けたというものだった。氏家は10年前、矢島コンツェルンによって両親と妻を死に追いやられ、自分も殺人犯の汚名を着せられて国外逃亡したのだった。氏家の目的はその復讐であった。しかし氏家は指名手配中の身であることもあって、警視庁警部の蛇沼らに追われることとなる。一方、奈美は不遇だった頃に野川に助けられて、その後野川の後ろ盾もあって宝石店や画廊を経営するまでになっていた。そして二人は、コンツェルンの主である矢島慶三の還暦祝賀会で顔を合わせた[3][4][2]

出演

  • 猪斐雅彦(氏家修):天知茂
    • 矢島慶三に復讐するため、娘をシンガポールに残し帰国。矢島商事の株主総会を巡って矢島に挑むが敗北。一度姿を消すが、打倒矢島の手掛かりを求めて北海道へ向かう。そこで死んだと思われていた証人の野川が生きていることを知る。
  • 船山奈美:三田佳子
    • 趣味はスーパーカーの運転、セスナ機も操縦することが出来る。氏家と知り合って以来、恋してはならないと知りながらも魅せられてゆく[5]。第12話で矢島に敗北した氏家を、氏家の娘と三人で暮らそうとヨーロッパに誘うが、氏家は姿を消した。第13話でヨーロッパで出会った有坂との結婚を決意し夫婦になるも、第18話で離婚を決意。
  • 矢島慶三:山形勲
    • 矢島商事社長。一代で日本有数の商社グループ、矢島コンツェルンを築き上げた大実業家[5]。一方で、1945年8月15日太平洋戦争終戦当日に犯した殺人事件の疑惑を持たれて氏家に追われる[6]
    • 船山奈美の父親。
  • 中西江梨子:池上季実子
    • 常吉の娘で、ファッションモデル。父を亡くした後、北海道へ行くフェリーの中で増沢と出会い、後に恋人になる。第21話で来日したミカと出会う。以後ミカの面倒をみている[5]
  • 中西常吉:由利徹
    • 氏家が借りている共同事務所のあるビルの管理人[5]
  • 黒井重吉:左とん平
    • 情報屋。氏家に情報を提供したかと思えば、氏家のかたきらにも氏家の情報を売るという、かなりいい加減な所がある[5]
  • 佐沼社長室長(常務):内藤武敏
  • 金子誠治専務:根上淳
    • 矢島商事では「反社長派」。
  • 野川常務:高橋昌也
    • 矢島商事の裏をよく知る人物。口封じのため矢島に殺されかけるが、記憶喪失となって大阪に現れる。その後記憶を取り戻し、奈美とともに一時海外に逃れるが再び帰国する。
    • 奈美と母親にとって恩人であり、奈美の父親代わりとも言える。
  • 鏡山包月(総会屋):内田朝雄
    • 矢島商事の裏の仕事を取り仕切っている。加賀美興業を手先として使っている。
  • 蛇沼幸次郎:青木義朗
  • 徳島清一郎:細川俊夫
    • 矢島慶三の主治医で医学界の実力者。
  • 矢島英子:芦川よしみ
    • 矢島慶三の娘。
  • 徳島由香利:夏樹レナ
    • 徳島の娘。
  • 野党議員・国崎雄二:滝田裕介
  • 千秋ゆり:白石奈緒美
    • 国崎の秘書。奈美の友人で元ビジネスパートナー。
  • 倉持:宮口二朗
    • 暴力団・加賀美興業の社長。鏡山包月の手先となって氏家をつけ狙う。
  • ミカ:小山麻美
    • 氏家の娘。シンガポールで一緒に暮らしていた。氏家にとって、「たった一つの宝物」といった存在でもある[5]
    • 第21話で、氏家に会うためにシンガポールから来日し、江梨子と出会う。
  • 増沢和夫:星正人
    • トップ屋でフリーライター。第13話で北海道に行くフェリーの中で氏家と江梨子に出会い、氏家の協力者になる。
  • 松本市郎:池田駿介
    • 野川の友人。大阪で氏家に野川の居場所を教えた。その後、氏家の協力者となる。
  • 有坂茂樹:高城丈二
    • 有坂産業社長。
  • 久保健太郎:沢井三郎
    • 矢島の過去を握る元憲兵隊長。
  • 三浦検事:村井国夫
    • 逮捕された野川を取り調べる。
  • 岩壁(経済連会長):嵯峨善兵
  • チャーリー小村:山村聡友情出演
  • 桜沢良造:渡辺文雄
    • 弁護士。第3話で氏家が野川を捕まえて転がり込む山荘の所有者

スタッフ

主題歌

放映リスト

話数放送日サブタイトル脚本監督
11977年10月6日華麗なるめぐり逢い宮川一郎永野靖忠
21977年10月13日華麗なる挑戦猪又憲吾
31977年10月20日華麗なる復讐宮川一郎松島稔
41977年10月27日華麗なる追跡
51977年11月3日華麗なる反撃猪又憲吾永野靖忠
61977年11月10日華麗なる抱擁鴨井達比古
71977年11月17日華麗なる謀略松島稔
81977年12月1日赤い激突播磨幸治
91977年12月8日赤い訣別永野靖忠
101977年12月15日赤い陰謀国弘威雄
111977年12月22日赤い激闘
121977年12月29日赤い絶望猪又憲吾
131978年1月5日赤い不死鳥松島稔
141978年1月12日赤い激情国弘威雄
151978年1月19日赤い熱風伊賀山正光
161978年1月26日赤い饗宴播磨幸治松島稔
171978年2月2日赤い交流
181978年2月9日赤い別離鴨井達比古永野靖忠
191978年2月16日燃ゆる逃亡者伊賀山正光
201978年2月23日炎の罠松島稔
211978年3月2日決死の逃避行播磨幸治
221978年3月9日運命の証言猪又憲吾永野靖忠
231978年3月16日手錠と逃亡
241978年3月23日華々しい終章

ソフト化

2024年3月13日に発売されたDVDとして初めてソフト化された[7]

再放送

2025年8月1日より東映チャンネル(衛星放送、ケーブルテレビ)にて再放送。

小説版

  • 豊田行二『野望』、青樹社、1977年。春陽文庫、1986年

備考

脚注

前後番組

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