野望 (1977年のテレビドラマ)
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 野望 | |
|---|---|
| ジャンル | テレビドラマ |
| 原作 | 佐藤まさあき |
| 脚本 | 宮川一郎、猪又憲吾、鴨井達比古、播磨幸治、國弘威雄、宮川一郎 |
| 監督 | 永野靖忠、松島稔、伊賀山正光 |
| 出演者 | 天知茂 |
| ナレーター | 槙大輔 |
| オープニング | 天知茂「流れの雲に」 |
| 国・地域 |
|
| 言語 |
|
| 製作 | |
| プロデューサー | 大久保忠幸、片岡政義 |
| 編集 | 伊吹勝雄 |
| 制作 | テレビ朝日、東映 |
| 放送 | |
| 放送チャンネル | テレビ朝日系列 |
| 音声形式 | モノラル放送 |
| 放送国・地域 | |
| 放送期間 | 1977年10月6日 - 1978年3月23日 |
| 放送時間 | 木曜 22:00 - 22:54 |
| 放送枠 | テレビ朝日木曜10時枠の連続ドラマ |
| 放送分 | 54分 |
| 回数 | 24回 |
『野望』(やぼう)は、テレビ朝日系列で1977年10月6日から1978年3月23日まで毎週木曜日22:00-22:54に放映されたテレビドラマ。全24話。
内容
197X年、シンガポールに滞在する氏家修と船山奈美は、お互い見知らぬ存在の二人だったが、その二人に日本から同じ内容の電文と電話が届いた。二人はその知らせを受けて、同じ飛行機で日本への帰国の途に就き、羽田空港に降り立った。二人のそれぞれの目的は別々だったが、行き着く人物は矢島コンツェルンの暗部を知る野川という同一人物だった。電文の内容は、野川が検察庁の取り調べを受けたというものだった。氏家は10年前、矢島コンツェルンによって両親と妻を死に追いやられ、自分も殺人犯の汚名を着せられて国外逃亡したのだった。氏家の目的はその復讐であった。しかし氏家は指名手配中の身であることもあって、警視庁警部の蛇沼らに追われることとなる。一方、奈美は不遇だった頃に野川に助けられて、その後野川の後ろ盾もあって宝石店や画廊を経営するまでになっていた。そして二人は、コンツェルンの主である矢島慶三の還暦祝賀会で顔を合わせた[3][4][2]。
出演
- 猪斐雅彦(氏家修):天知茂
- 矢島慶三に復讐するため、娘をシンガポールに残し帰国。矢島商事の株主総会を巡って矢島に挑むが敗北。一度姿を消すが、打倒矢島の手掛かりを求めて北海道へ向かう。そこで死んだと思われていた証人の野川が生きていることを知る。
- 船山奈美:三田佳子
- 矢島慶三:山形勲
- 中西江梨子:池上季実子
- 中西常吉:由利徹
- 氏家が借りている共同事務所のあるビルの管理人[5]。
- 黒井重吉:左とん平
- 佐沼社長室長(常務):内藤武敏
- 金子誠治専務:根上淳
- 矢島商事では「反社長派」。
- 野川常務:高橋昌也
- 矢島商事の裏をよく知る人物。口封じのため矢島に殺されかけるが、記憶喪失となって大阪に現れる。その後記憶を取り戻し、奈美とともに一時海外に逃れるが再び帰国する。
- 奈美と母親にとって恩人であり、奈美の父親代わりとも言える。
- 鏡山包月(総会屋):内田朝雄
- 矢島商事の裏の仕事を取り仕切っている。加賀美興業を手先として使っている。
- 蛇沼幸次郎:青木義朗
- 徳島清一郎:細川俊夫
- 矢島慶三の主治医で医学界の実力者。
- 矢島英子:芦川よしみ
- 矢島慶三の娘。
- 徳島由香利:夏樹レナ
- 徳島の娘。
- 野党議員・国崎雄二:滝田裕介
- 千秋ゆり:白石奈緒美
- 国崎の秘書。奈美の友人で元ビジネスパートナー。
- 倉持:宮口二朗
- 暴力団・加賀美興業の社長。鏡山包月の手先となって氏家をつけ狙う。
- ミカ:小山麻美
- 氏家の娘。シンガポールで一緒に暮らしていた。氏家にとって、「たった一つの宝物」といった存在でもある[5]。
- 第21話で、氏家に会うためにシンガポールから来日し、江梨子と出会う。
- 増沢和夫:星正人
- トップ屋でフリーライター。第13話で北海道に行くフェリーの中で氏家と江梨子に出会い、氏家の協力者になる。
- 松本市郎:池田駿介
- 野川の友人。大阪で氏家に野川の居場所を教えた。その後、氏家の協力者となる。
- 有坂茂樹:高城丈二
- 有坂産業社長。
- 久保健太郎:沢井三郎
- 矢島の過去を握る元憲兵隊長。
- 三浦検事:村井国夫
- 逮捕された野川を取り調べる。
- 岩壁(経済連会長):嵯峨善兵
- チャーリー小村:山村聡(友情出演)
- 桜沢良造:渡辺文雄
- 弁護士。第3話で氏家が野川を捕まえて転がり込む山荘の所有者
スタッフ
- プロデューサー:片岡政義(テレビ朝日)、大久保忠幸(東映)
- 原作:佐藤まさあき(佐藤プロ出版部刊)
- 音楽:伊部晴美
- 撮影:西山誠
- 照明:吉岡伝吉
- 照明:長井幹夫
- 美術:河村寅次郎
- 編集:伊吹勝雄
- 記録:杉原温子(1話 - 17話)、堀良子(18話・19話・22話 - 24話)、伊藤明子(20話・21話)
- 助監督:中津川勲、服部和史、青木弘司、辻理、三村道治
- 進行主任/進行:穂鷹一興、久住正平
- 色彩計測:内田正司
- 音楽制作:あんだんて
- 擬斗:安川勝人
- 装置:紀和美建
- 衣裳協力:神戸アオイ、ホリデイ・女楽、ハナヱ・モリ(6話)
- 衣裳:鷹志衣裳
- 装飾:装美社
- 現像:東映化学
- 撮影協力:大沼太洋ホテル(第13話・第14話)、日本沿海フェリー(第13話)、戸倉上山田温泉観光協会(24話)
- 製作協力:アマチプロゼ
- 制作:テレビ朝日、東映
主題歌
- 「流れの雲に」
- 作詞:川内康範
- 作曲:渡久地政信
- 唄:天知茂(ポリドール・レコード)
放映リスト
| 話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1977年10月6日 | 華麗なるめぐり逢い | 宮川一郎 | 永野靖忠 |
| 2 | 1977年10月13日 | 華麗なる挑戦 | 猪又憲吾 | |
| 3 | 1977年10月20日 | 華麗なる復讐 | 宮川一郎 | 松島稔 |
| 4 | 1977年10月27日 | 華麗なる追跡 | ||
| 5 | 1977年11月3日 | 華麗なる反撃 | 猪又憲吾 | 永野靖忠 |
| 6 | 1977年11月10日 | 華麗なる抱擁 | 鴨井達比古 | |
| 7 | 1977年11月17日 | 華麗なる謀略 | 松島稔 | |
| 8 | 1977年12月1日 | 赤い激突 | 播磨幸治 | |
| 9 | 1977年12月8日 | 赤い訣別 | 永野靖忠 | |
| 10 | 1977年12月15日 | 赤い陰謀 | 国弘威雄 | |
| 11 | 1977年12月22日 | 赤い激闘 | ||
| 12 | 1977年12月29日 | 赤い絶望 | 猪又憲吾 | |
| 13 | 1978年1月5日 | 赤い不死鳥 | 松島稔 | |
| 14 | 1978年1月12日 | 赤い激情 | 国弘威雄 | |
| 15 | 1978年1月19日 | 赤い熱風 | 伊賀山正光 | |
| 16 | 1978年1月26日 | 赤い饗宴 | 播磨幸治 | 松島稔 |
| 17 | 1978年2月2日 | 赤い交流 | ||
| 18 | 1978年2月9日 | 赤い別離 | 鴨井達比古 | 永野靖忠 |
| 19 | 1978年2月16日 | 燃ゆる逃亡者 | 伊賀山正光 | |
| 20 | 1978年2月23日 | 炎の罠 | 松島稔 | |
| 21 | 1978年3月2日 | 決死の逃避行 | 播磨幸治 | |
| 22 | 1978年3月9日 | 運命の証言 | 猪又憲吾 | 永野靖忠 |
| 23 | 1978年3月16日 | 手錠と逃亡 | ||
| 24 | 1978年3月23日 | 華々しい終章 |
ソフト化
再放送
2025年8月1日より東映チャンネル(衛星放送、ケーブルテレビ)にて再放送。
小説版
- 豊田行二『野望』、青樹社、1977年。春陽文庫、1986年