野木亜紀子

日本の女性脚本家 From Wikipedia, the free encyclopedia

野木 亜紀子(のぎ あきこ、1974年[1] - )は、日本脚本家

概要 野木 亜紀子 (のぎ あきこ), プロフィール ...
野木 亜紀子
(のぎ あきこ)
2019年3月12日、芸術選奨贈呈式にて
2019年3月12日、芸術選奨贈呈式にて
プロフィール
誕生日 1974年(51 - 52歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
主な作品
テレビドラマラッキーセブン
空飛ぶ広報室
逃げるは恥だが役に立つ
アンナチュラル
MIU404
海に眠るダイヤモンド
映画図書館戦争』シリーズ
アイアムアヒーロー
罪の声
ラストマイル
受賞
フジテレビヤングシナリオ大賞
第22回(2010年) 大賞
さよならロビンソンクルーソー
東京ドラマアウォード
脚本賞
2016年重版出来!
2018年アンナチュラル
コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞
2016年 脚本賞
『重版出来!』『逃げるは恥だが役に立つ
2018年 脚本賞
『アンナチュラル』
芸術選奨文部科学大臣新人賞
平成30年度(第69回) 放送部門
『アンナチュラル』
向田邦子賞
平成30年度(第37回)
獣になれない私たち
日本アカデミー賞
最優秀脚本賞

2021年罪の声
2025年ラストマイル
優秀脚本賞
2025年カラオケ行こ!
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東京都出身[1]日本映画学校卒業[2](第8期生[3])。『さよならロビンソンクルーソー』で2010年の第22回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、同作のテレビドラマ化で脚本家デビューした[4][5]

略歴

学生時代より演劇を始めるが、仲間の演技の才能に圧倒されその道を諦め、映画監督を目指して日本映画学校に進学する。その後ドキュメンタリー制作会社に就職し、取材やインタビューを手がけていた。しかし現場に向かないことを自覚し、映像関連業界に関わる最後の目標として脚本家を目指す[6]

フジテレビヤングシナリオ大賞に6年にわたって応募を続け、36歳の時に『さよならロビンソンクルーソー』で2010年第22回同賞大賞を受賞し[7]、そのドラマ化作品でデビューを果たした。[6]

その後、『ラッキーセブン』、『主に泣いてます』(ともに2012年)などのフジテレビドラマのほか、実写版映画『図書館戦争』シリーズ、映画『俺物語!!』(2015年)、『アイアムアヒーロー』(2016年)やテレビドラマ『空飛ぶ広報室』(2013年)、『掟上今日子の備忘録』(2015年)、『重版出来!』(2016年)、『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年・2021年)など、漫画・小説を原作とする実写映像化作品の脚本を多く手がける[8]

『重版出来!』で演出を担当した土井裕泰の薦めでオリジナル作品に挑戦するようになり[9]、以降2018年には『アンナチュラル』、『獣になれない私たち』、『フェイクニュース[10]、2020年には『コタキ兄弟と四苦八苦』、『MIU404』といったオリジナル脚本作品を執筆した。

2023年には連続ドラマWフェンス』といった配信作品の脚本も執筆しており、本作の評価により第74回芸術選奨放送部門 文部科学大臣賞を受賞している。

人物

健康じゃないと結果的に何もできないという考えから食事や睡眠を大切にしている。自身が脚本を執筆したドラマ『アンナチュラル』に登場するセリフである「絶望してる暇があったら、うまいもん食べて寝る」は野木自身にとってもとても大事なことを言っているセリフだったと話している[11]

悩んでいるときはすぐに寝てしまうことを心がけており、だいたい起き抜けに悩み事の解決方法が思い浮かんでくる[12]

作風

社会問題を題材に作品を執筆することが多く、「社会問題の多くは構造の問題。巡り巡って複雑に絡み合っている」という考え方をベースに問題を矮小化させないよう気をつけながら脚本を制作している[11]。また、「そもそも社会性とエンターテインメントは切り離せない気もします」とも語っている[13]

評価

映画『図書館戦争』第1作、テレビドラマ『空飛ぶ広報室』(ともに2013年)と有川浩原作の映像化脚本を続けて手がけたが、有川には原作を正しく読み解いた上でエピソードを取捨選択する手腕の確かさを高く評価された[14][15]

その後も『重版出来!』で東京ドラマアウォード2016にて脚本賞を受賞するなど、原作ファンの批判の対象となりがちな漫画・小説の実写映像化において、原作オリジナルのエピソードに独自のつなぎのエピソードも適切に加えつつ原作の魅力を損なうことなく実写映像化作品としてまとめ上げる手腕が高い評価を得ている[8][16][17]

2018年にはオリジナル脚本作品の『アンナチュラル』『フェイクニュース』でも高い評価を得て[18][19]、『アンナチュラル』では法医学という馴染みの薄い重い題材を社会問題も巧みに織り交ぜつつユーモアを交えた会話劇や魅力的なキャラクターにより明るくポップな空気感に仕上げ、さまざまな要素を盛り込みながらも散漫さを感じさせない高い構成力が評価され[20]東京ドラマアウォード2018脚本賞、コンフィデンスアワード・ドラマ賞年間大賞2018脚本賞、平成30年度(第69回)芸術選奨文部科学大臣新人賞放送部門の各賞を受賞している[20][21]

受賞歴

作品

テレビドラマ

『空飛ぶ広報室』以降のテレビドラマは全て野木の単独執筆である。

映画

脚本集

  • 制作陣が明かすドラマの舞台裏話満載! 逃げるは恥だが役に立つ シナリオブック(2017年5月、講談社KCデラックス〉)ISBN 978-4-06-393227-0
  • 獣になれない私たち シナリオブック(2019年4月、河出書房新社ISBN 978-4-309-02770-8
  • MIU404 シナリオブック(2020年12月、河出書房新社ISBN 978-4-309-02933-7
  • フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話 シナリオブック(2023年3月、NS書房) ※Kindle版配信のみ
  • アンナチュラルシナリオブック(2024年8月、河出書房新社ISBN 978-4-309-032

作詞

脚注

関連項目

外部リンク

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