重版出来!

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ジャンル職業漫画・青年漫画
出版社小学館
重版出来!
ジャンル 職業漫画・青年漫画
漫画
作者 松田奈緒子
出版社 小学館
掲載誌 月刊!スピリッツ
レーベル ビッグコミックス
発表号 2012年11月号 - 2023年8月号
発表期間 2012年9月27日 - 2023年6月27日
巻数 全20巻
話数 全119話
ドラマ
原作 松田奈緒子
脚本 野木亜紀子
演出 土井裕泰、福田亮介、塚原あゆ子
音楽 河野伸
製作 TBSテレビ
放送局 TBS系列
放送期間 2016年4月12日 - 6月14日
話数 全10話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画テレビドラマ
ポータル 漫画テレビドラマ

重版出来!』(じゅうはんしゅったい[1])は、松田奈緒子による日本漫画、またこれを原作としたテレビドラマ小学館の『月刊!スピリッツ』にて2012年11月号から2023年8月号まで連載された[2][3]。コミックスは全20巻。

舞台の中心は週刊コミック誌の編集部。新人女性漫画編集者黒沢心を主人公に、“作品は漫画家だけの力では売れない現実”をリアルに描いている。タイトルの重版出来は、初版と同じ版を使用・同じ判型・装丁にて刷り増すこと。

2014年、日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得。2017年1月23日、第62回「小学館漫画賞」(一般向け部門)受賞[4]

2016年4月期にTBSテレビ系でテレビドラマ化された。

幼いころから柔道に打ち込んできた主人公・黒沢心オリンピック日本代表の呼び声も高かったが、怪我がもとで選手生命を絶たれたため柔道から退き、就職を決意した。大手出版社・興都館の就職試験を受けた志望動機は、子どものころに柔道を扱った漫画を胸を熱くして幾度も読み返し、それがきっかけで柔道を始め、情熱を傾ける青春を送れたことが何より大きい。かつて自分がそうであったように、読者が“何か”を得るような「漫画」を作りたいと熱意を語り、採用される。入社後、週刊コミック誌『バイブス』編集部に配属され、編集者として歩き出す。

登場人物

黒沢 心(くろさわ こころ)
大手出版会社・興都館の発行する週刊コミック誌『バイブス』編集部に配属された新人編集者。日体々大学出身[注釈 1]で、女子柔道のオリンピック強化選手だった。第一印象からも見て取れる意志の強さが現れた表情や、小柄だが屈強な体格、丸く大きな餃子耳から「小熊」とあだ名をつけられる。性格は実直で素直、明朗で前向き。誰に対しても敬意を持って接し、どのような地味で骨の折れる作業にもやり甲斐を感じるが、先輩達に盲従するだけでなく、意見をはっきりと述べる強さもあり、また、理不尽や納得のいかない事柄にも正対して時には涙を流すこともある。自身が柔道を断念すると言う“挫折”を経験していることもあり、単なる同情でなく弱者に寄り添う優しさも併せ持つ。刷りたての誌面や、漫画家の仕事場に漂うインクや墨汁の匂いが好きで嗅ぐ癖がある。嘉納治五郎が創始した講道館の指針[5]である「精力善用」「自他共栄」がモットー。
五百旗頭 敬(いおきべ けい)
『バイブス』所属の編集者、デスク。心の先輩にあたり、新人教育指導係を任される。理性的で的確に仕事をこなし、また、漫画家からも信望が厚いため次期編集長候補の一人に数えられている。肩に掛かる長さの髪をハーフアップやお団子ヘアにまとめたヘアスタイルが特徴的。普段はカジュアルな服装だが、部数決定会議の時は“部決スーツ”と称したスーツ姿で気合いを入れて臨む。
和田 靖樹(わだ やすき)
『バイブス』の編集長。熱烈な阪神タイガースファンで、その勝敗によって機嫌が変わる。ライバル誌打倒に熱意を滾らせている。豪放磊落で作家に思い入れるタイプであり、営業部とは衝突しがち。パソコンに疎い。
小泉 純(こいずみ じゅん)
『バイブス』の営業担当。自身がやりたかった仕事(情報誌の編集)と違う部署に配属されたこともあり、仕事に対して意欲が沸かない。以前より配属転置を希望しているが未だに辞令はない。存在感が薄いため、営業先の書店員らは「ユーレイさん」と呼んでいる。営業の勉強として編集部から派遣された心とともに『タンポポ鉄道』の新刊をプッシュするため営業活動を行う。色々なアイデアや手間を惜しまずに積極的にアプローチする心を当初は快く受け入れていなかったが、書店側がその申し出に賛同して手作りの特設コーナーやPOP広告を設置してくれる様を目の当たりにして、それまで他人を羨むばかりで労力を惜しんでいた自身の内面を恥じ入るとともに、頑なだった気持ちが解けた。靴底が擦り減るほど自らの足で回った営業活動は徐々に実を結び、『タンポポ鉄道』は重版出来となった。

書誌情報

  • 松田奈緒子『重版出来!』 小学館ビッグコミックス〉、全20巻
    1. 2013年3月29日発売[6]ISBN 978-4-09-185040-9
    2. 2013年9月30日発売[7]ISBN 978-4-09-185416-2
    3. 2014年3月28日発売[8]ISBN 978-4-09-186029-3
    4. 2014年9月30日発売[9]ISBN 978-4-09-186399-7
    5. 2015年4月10日発売[10]ISBN 978-4-09-186826-8
    6. 2015年10月9日発売[11]ISBN 978-4-09-187256-2
    7. 2016年3月30日発売[12]ISBN 978-4-09-187499-3
    8. 2016年8月30日発売[13]ISBN 978-4-09-187778-9
    9. 2017年4月12日発売[14]ISBN 978-4-09-189436-6
    10. 2017年10月12日発売[15]ISBN 978-4-09-189657-5
    11. 2018年5月11日発売[16]ISBN 978-4-09-189872-2
    12. 2018年12月12日発売[17]ISBN 978-4-09-860144-8
    13. 2019年6月12日発売[18]ISBN 978-4-09-860312-1
    14. 2020年2月12日発売[19]ISBN 978-4-09-860540-8
    15. 2020年8月7日発売[20]ISBN 978-4-09-860693-1
    16. 2021年3月12日発売[21]ISBN 978-4-09-860862-1
    17. 2021年9月10日発売[22]ISBN 978-4-09-861143-0
    18. 2022年4月12日発売[23]ISBN 978-4-09-861272-7
    19. 2022年12月12日発売[24]ISBN 978-4-09-861482-0
    20. 2023年8月9日発売[25]ISBN 978-4-09-862541-3

テレビドラマ

脚注

外部リンク

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