金田一温泉

From Wikipedia, the free encyclopedia

座標 北緯40度19分20秒 東経141度18分46秒 / 北緯40.32214度 東経141.31272度 / 40.32214; 141.31272 (金田一温泉)座標: 北緯40度19分20秒 東経141度18分46秒 / 北緯40.32214度 東経141.31272度 / 40.32214; 141.31272 (金田一温泉)
金田一温泉
金田一温泉の位置(北東北内)
金田一温泉
北東北における位置
温泉情報
所在地 岩手県二戸市
座標 北緯40度19分20秒 東経141度18分46秒 / 北緯40.32214度 東経141.31272度 / 40.32214; 141.31272 (金田一温泉)座標: 北緯40度19分20秒 東経141度18分46秒 / 北緯40.32214度 東経141.31272度 / 40.32214; 141.31272 (金田一温泉)
交通 東北新幹線いわて銀河鉄道線二戸駅よりJRバス東北で約20分
八戸自動車道一戸ICより約6km
泉質 単純温泉[1]
泉温(摂氏 33.3〜36.0 ℃[1]
液性の分類 弱アルカリ性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 7[1]
年間浴客数 宿泊15,246人、日帰り116,508人(2017年度)[1]
外部リンク 金田一温泉郷てくてくマップ - 金田一温泉地域活性化プラン実行委員会
テンプレートを表示

金田一温泉(きんだいちおんせん)は、岩手県二戸市(旧国陸奥国)にある温泉馬淵川のほとりにあり、観光宣伝では温泉郷を名乗っている。

源泉は4本(大湯、玉の湯、金栄の湯、黎明の湯)あり、いずれも源泉温度30℃台で自然湧出[1]。いずれも民間所有で、黎明の湯は集中管理で複数の旅館や日帰り入浴施設に供給され、大湯は緑風荘、玉の湯はおぼない、金栄の湯はホテル金田一に供給されている[1][2]

効能

温泉街

7軒の温泉宿が存在[1]。日帰り入浴できる施設も何軒か所在する[2]

温泉街最奥に座敷わらしで知られている緑風荘がある。2009年10月4日に起きた火災で、座敷わらしを祀る中庭の亀麿神社以外が全焼したが、2016年に再建され現在は復活している[4]

温泉街の周辺はリンゴ栽培やブルーベリー栽培が盛んで、収穫体験のできる観光りんご園もある[5]馬淵川ではおとり鮎を使った友釣りが夏の風物詩[5][6]

歴史

1626年寛永3年)、田んぼから温泉が湧き、湯口に小さな風呂場が置かれた[4]。1635年(寛永12年)には湯宿が建って大衆の温泉場となり、江戸時代には盛岡南部藩の指定湯治場となり、『侍の湯』と呼ばれた[4]

もともと「湯田」と呼ばれていたが、1966年(昭和41年)からは呼称が「金田一温泉」に統一された[4]。金田一を姓にする金田一氏は、南部氏の祖南部光行の第4子の四戸氏から出たとされる。

1954年(昭和29年)に金田一温泉プールができ、1970年(昭和45年)の第25回国民体育大会では水球の会場となった[4]

湯量が減少したため、1988年度から1989年度にかけてボーリングが行われた[7]

1989年3月発行の『岩手県旅館環境衛生同業組合30周年記念誌』に記載されている岩手県旅館組合金田一支部の名簿では、金田一地内に17軒(緑風荘、ホテル金田一、仙養館、住吉、割烹旅館おぼない、雨滝、グランドホテル北陽荘、きたぐに、佐賀和、観山荘、天閣、ホテルニューまべち苑、いづみ荘、佐藤旅館、旅館松竹)の宿泊施設があった[8]

1992年(平成4年)には「カシオペアランド金田一温泉」の巨大なゲートができた[9]

平成期にはティラピア養殖が行われていた時期もあった[10]

1994年(平成6年)4月28日環境庁告示第40号により、国民保養温泉地に指定。

1998年(平成10年)4月に金田一温泉センター「ゆうゆうゆーらく」がオープンしたが、2019年3月に閉館し[11]、跡地には2022年3月、公民連携で整備された「カダルテラス金田一」がオープンした[2]

アクセス

金田一温泉をモデル、舞台とする芸術作品

  • 小説
    • 三浦哲郎の一連の作品
      三浦哲郎は父方の実家のある金田一疎開していた。
      • ユタとふしぎな仲間たち』(三浦哲郎)
        1974年にNHKによりテレビドラマ化、また1977年劇団四季によってミュージカル作品化。ミュージカルでのタイトルは、「ユタと不思議な仲間たち」。
      • 白夜を旅する人々』(三浦哲郎)
      • 盆土産』(三浦哲郎)
        中学校の国語の教科書(中学校『国語2』光村図書出版)で習ったと記憶している多くの人がいる。父の「エンビフライ」の盆土産にまつわる出稼ぎ家族の物語には、温泉郷の情景が描かれている。
  • エッセイ、随想
    • 『時のせせらぎ―若き日の追想紀行』(三浦哲郎)
  • 短歌
    • 国語学言語学者の金田一京助は、先祖が金田一周辺を領地にしていた関係で、たびたび来訪している。金田一京助はまた、歌人でもあり、金田一温泉を詠んだ歌も残している。緑風荘前に歌碑がある。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI