鈴木正崇
From Wikipedia, the free encyclopedia
東京都台東区上野出身。慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学経済学部を卒業後、三菱銀行に入社[1]。その後、在学時のユーラシア放浪の体験を生かすためにアジア研究に転身し[2]、慶應義塾大学大学院文学研究科(東洋史専攻)に進学。1976年、修士課程修了、1979年、博士課程単位取得退学。東京工業大学工学部人文社会群助手(1979年)、慶應義塾大学文学部専任講師(1986年)、同助教授(1988年)を経て、1996年より教授。2015年3月に定年退官し、同年4月より名誉教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科委員、慶應義塾大学地域研究センター副所長、東アジア研究所副所長を兼任[3]。日本文化人類学会評議員、日本民俗学会理事、日本宗教学会常務理事、日本山岳修験学会会長、日本印度学仏教学会理事、民俗芸能学会理事、日本南アジア学会常務理事、第22期第23期日本学術会議連携会員を歴任[4]。
主な著作
著書
- 『中国南部少数民族誌-海南島・雲南・貴州』(三和書房、1985年)
- 『山と神と人-山岳信仰と修験道の世界』(淡交社、1991年)ISBN 978-4473012067
- 『スリランカの宗教と社会-文化人類学的考察』(春秋社、1996年)ISBN 978-4393299012
- 『神と仏の民俗』(吉川弘文館、2001年)ISBN 978-4642073622
- 『女人禁制』(吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー、2002年)ISBN 978-4642055383 / (オンデマンド版、2018年)ISBN 978-4642755382 / (講談社〈講談社学術文庫〉、2022年)ISBN 978-4065277119
- 『祭祀と空間のコスモロジー-対馬と沖縄』(春秋社、2004年)ISBN 978-4393299043
- 『ミャオ族の歴史と文化の動態ー中国南部山地民の想像力の変容ー』(風響社、2012年)ISBN 978-4894891777
- 『山岳信仰-日本文化の根底を探る-』(中央公論新社〈中公新書〉、2015年)ISBN 978-4121023100
- 『東アジアの民族と文化の変貌ー少数民族と漢族、中国と日本ー』(風響社、2017年)ISBN 978-4894892293
- 『熊野と神楽ー聖地の根源的力を求めてー』(平凡社、2018年)ISBN 978-4582364521
- 『女人禁制の人類学—相撲・穢れ・ジェンダー—』(法蔵館、2021年) ISBN 978-4831856500
- 『日本の山の精神史—開山伝承と縁起の世界—』(青土社、2024年)ISBN 978-4791776641
- 『山岳信仰と修験道』(春秋社、2025年)ISBN 978-4393292068
- 『神楽の文化史』(法蔵館、2025年)ISBN 978-4831857439
外国語訳
- 『中国南部少数民族民俗記録』(陳芳訳、中国語、貴州大学出版社、2018年)ISBN 978-7-5691-0176-8
- 『東亜民族与文化之嬗变』(王暁梅他訳、中国語、貴州大学出版社、2020年)ISBN 978-7569103137
- 『中国西南少数民族文化之嬗变』(王暁梅他訳、中国語、貴州大学出版社、2021年)ISBN 978-7569104455
編著
- 『大地と神々との共生-自然環境と宗教』(昭和堂,1999年)ISBN 978-4812299203
- 『東アジアの近代と日本』(慶應義塾大学出版会,2007年)ISBN 978-4766414189
- 『神話と芸能のインド-神々を演じる人々』(山川出版社、2008年)ISBN 978-4634474543
- 『東アジアの民衆文化と祝祭空間』(慶應義塾大学出版会、2009年)ISBN 978-4766417111
- 『東アジアにおける宗教文化の再構築』(風響社、2010年)ISBN 978-4894891487
- 『南アジアの文化と社会を読み解く』(慶應義塾大学出版会、2011年)ISBN 978-4766419023
- 『森羅万象のささやき-民俗宗教研究の諸相-』(風響社、2015年)ISBN 978-4894892125
- 『アジアの文化遺産-過去・現在・未来』(慶應義塾大学出版会、2015年)ISBN 978-4766422351
共編著
- 『東アジアのシャーマニズムと民俗』(宮家準と共編)(勁草書房、1994年)ISBN 978-4326101023
- 『民族で読む中国』(可児弘明・国分良成・関根政美と共編)(朝日新聞社、1998年)ISBN 978-4022596956
- 『ラーマーヤナの宇宙-伝承と民族造形』(坂田貞二・金子量重と共編)(春秋社、1998年)ISBN 978-4393132746
- 『仮面と巫俗の研究-日本と韓国』(野村伸一と共編)(第一書房、1999年)ISBN 978-4804206974
- 『<血縁>の再構築-東アジアにおける父系出自と同姓結合』(末成道男・吉原和男と共編)(風響社、2000年) ISBN 978-4894890282
- 『拡大する中国世界と文化創造-アジア太平洋の底流』(吉原和男と共編)(弘文堂、2002年)ISBN 978-4335561009
共著
- 『スリランカの祭』(岩田慶治・井狩弥介・関根康正と共著)(工作舎、1982年)
- 『西南中国の少数民族-貴州省苗族民俗誌』(金丸良子と共著)(古今書院、1985年)ISBN 978-4772211437
監修
- 『祭・芸能・行事大辞典』(小島美子・三隅治雄・宮家準・宮田登・和崎春日と監修)(朝倉書店、2009年)ISBN 978-4254500134
- 『日本の山岳信仰』(宝島社〈別冊宝島〉、2015年)ISBN 978-4800243966
訳書
- H.バイロン・エアハート『羽黒修験道』(弘文堂、1985年)ISBN 978-4335160097
調査報告
- 「インド北東部アパタニ族フィールドノートーミョウコウ祭を中心として」『白山人類学』 23号、2020年[5]
- 「インド北東部ディラン周辺のモンパ族フィールドノート─民間信仰を中心として」『白山人類学』24号、2021年[6]
- 「インド北東部ナムサイ周辺のタイ・カムティ族と隣接諸族のフィールドノート」『白山人類学』25号、2022年[7]
- 「フィリピン・パラワン島山地民フィールドノート」『白山人類学』26号、2023年[8]
- 「フィリピン・パラワン島山地民フィールドノート(続)」『白山人類学』27号、2024年[9]
- 「フィリピン・ミンダナオ島山地民フィールドノート(1)」『白山人類学』28号、2025年[10]