鈴木正崇

From Wikipedia, the free encyclopedia

鈴木 正崇(すずき まさたか、1949年11月21日 - )は、日本文化人類学者、民俗学者、宗教学者。慶應義塾大学名誉教授。専門は、民俗宗教祭祀芸能民族生成の比較研究、民俗社会を中心とする日本文化論など。研究地域は、西南中国南インドスリランカ日本博士(文学)(慶應義塾大学・1995年)。

東京都台東区上野出身。慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学経済学部を卒業後、三菱銀行に入社[1]。その後、在学時のユーラシア放浪の体験を生かすためにアジア研究に転身し[2]慶應義塾大学大学院文学研究科東洋史専攻)に進学。1976年、修士課程修了、1979年、博士課程単位取得退学。東京工業大学工学部人文社会群助手(1979年)、慶應義塾大学文学部専任講師(1986年)、同助教授(1988年)を経て、1996年より教授。2015年3月に定年退官し、同年4月より名誉教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科委員、慶應義塾大学地域研究センター副所長、東アジア研究所副所長を兼任[3]。日本文化人類学会評議員、日本民俗学会理事、日本宗教学会常務理事、日本山岳修験学会会長、日本印度学仏教学会理事、民俗芸能学会理事、日本南アジア学会常務理事、第22期第23期日本学術会議連携会員を歴任[4]

主な著作

著書

  • 『中国南部少数民族誌-海南島雲南貴州』(三和書房、1985年)
  • 『山と神と人-山岳信仰と修験道の世界』(淡交社、1991年)ISBN 978-4473012067
  • 『スリランカの宗教と社会-文化人類学的考察』(春秋社、1996年)ISBN 978-4393299012
  • 『神と仏の民俗』(吉川弘文館、2001年)ISBN 978-4642073622
  • 女人禁制』(吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー、2002年)ISBN 978-4642055383 / (オンデマンド版、2018年)ISBN 978-4642755382 / (講談社講談社学術文庫〉、2022年)ISBN 978-4065277119
  • 『祭祀と空間のコスモロジー対馬と沖縄』(春秋社、2004年)ISBN 978-4393299043
  • ミャオ族の歴史と文化の動態ー中国南部山地民の想像力の変容ー』(風響社、2012年)ISBN 978-4894891777
  • 『山岳信仰-日本文化の根底を探る-』(中央公論新社中公新書〉、2015年)ISBN 978-4121023100
  • 『東アジアの民族と文化の変貌ー少数民族と漢族、中国と日本ー』(風響社、2017年)ISBN 978-4894892293
  • 熊野と神楽ー聖地の根源的力を求めてー』(平凡社、2018年)ISBN 978-4582364521
  • 女人禁制の人類学—相撲・穢れ・ジェンダー—』(法蔵館、2021年) ISBN 978-4831856500
  • 『日本の山の精神史—開山伝承と縁起の世界—』(青土社、2024年)ISBN 978-4791776641
  • 『山岳信仰と修験道』(春秋社、2025年)ISBN 978-4393292068
  • 神楽の文化史』(法蔵館、2025年)ISBN 978-4831857439

外国語訳

  • 『中国南部少数民族民俗記録』(陳芳訳、中国語、貴州大学出版社、2018年)ISBN 978-7-5691-0176-8
  • 『東亜民族与文化之嬗变』(王暁梅他訳、中国語、貴州大学出版社、2020年)ISBN 978-7569103137
  • 『中国西南少数民族文化之嬗变』(王暁梅他訳、中国語、貴州大学出版社、2021年)ISBN 978-7569104455

編著

共編著

共著

監修

訳書

  • H.バイロン・エアハート『羽黒修験道』(弘文堂、1985年)ISBN 978-4335160097

調査報告

  • 「インド北東部アパタニ族フィールドノートーミョウコウ祭を中心として」『白山人類学』 23号、2020年[5]
  • 「インド北東部ディラン周辺のモンパ族フィールドノート─民間信仰を中心として」『白山人類学』24号、2021年[6]
  • 「インド北東部ナムサイ周辺のタイ・カムティ族と隣接諸族のフィールドノート」『白山人類学』25号、2022年[7]
  • 「フィリピン・パラワン島山地民フィールドノート」『白山人類学』26号、2023年[8]
  • 「フィリピン・パラワン島山地民フィールドノート(続)」『白山人類学』27号、2024年[9]
  • 「フィリピン・ミンダナオ島山地民フィールドノート(1)」『白山人類学』28号、2025年[10]

受賞歴

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI