関山和夫
From Wikipedia, the free encyclopedia
受賞・栄典
- 1964年:『説教と話芸』で日本エッセイストクラブ賞を受賞。
- 1987年:『落語風俗帖』などの功績により芸術選奨新人賞受賞。
研究内容・業績
僧侶たちが民衆に対して行った「説教」(節談説教)が話芸の源流にあるとの観点から、独特の芸能史を展開。祭文・琵琶・浄瑠璃・浪花節などの語りものや、節談説教・絵解き・万歳・講談・落語などの「話す芸」について多角的に究明し、「話芸」という言葉の創始者でもある。落語の公演企画も多く行っている。なお落語関係の著作が多かった作家安藤鶴夫とも交流があった。
1967年から2013年まで落語を聴く会「含笑長屋」を名古屋で開催していた。話芸への真摯な態度と、興行としての落語会とは一線を画した落語会の主催者としての倫理観に共鳴する落語ファンも多く、1970年代に関山を顧問格に置いて誕生した地方落語会が北関東から九州まで10あまり存在した[2]。そのうち「かまくら落語会」[3]「蒲郡落語を聴く会」(橘右太治ほか)[4]「岐阜落語を聴く会」が、2019年現在も活動を継続している。また「熊本落語長屋」はコロナ禍以前の2018年10月の例会でいったん休会の後、5年後の2023年5月に50周年記念として古今亭圓菊(3代目)の例会を4年ぶりに開催して終了した[5][6]。