防已黄耆湯 From Wikipedia, the free encyclopedia 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)は、漢方薬の一つ。出典は、『金匱要略』。 肥満、多汗症、むくみ、関節炎などに用いるもので、体の水分循環を改善し、疲れや痛みをやわらげる効果がある。医療用医薬品と薬局等で販売している一般用医薬品がある。 汗っかきなのにむくみやすいなどの症状に効果。水分代謝を促進する防已・黄耆、消化器を活性化する白朮・生姜、大棗、甘草で構成。水分代謝の不調を改善する。たくさん汗をかくのにむくみやすい、身体だるく疲れやすい、尿量が少ない等の症状に適応。 適応 体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの次の諸症: 肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)。 構成生薬 防已 黄耆 白朮[1] 生姜 大棗 甘草 むくみに使う代表的な漢方薬 水湿(水分代謝の停滞)が原因 水湿 五苓散(ごれいさん) 水分代謝の調整薬。二日酔い・飲みすぎ・食べすぎ・寝すぎ・暑気あたりによるむくみに速効性。 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう) 色白・ぽっちゃり・汗っかき・疲れやすい体質の人の慢性的なむくみ(特に下半身)。 真武湯(しんぶとう) 冷えが強くて胃腸が弱い人のむくみ。手足が冷える・立ちくらみ・下痢を伴いやすい。 湿熱(炎症・熱を伴う)が原因 湿熱 猪苓湯(ちょれいとう) 排尿痛・血尿・尿の濁りを伴うむくみ。膀胱炎タイプ。 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう) 下腹部の熱感や炎症を伴うむくみ。泌尿器トラブル系。 気血の不調が原因 気血 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 冷え性・貧血気味・月経不順の女性のむくみ。妊婦さんにもよく用いられる。 柴苓湯(さいれいとう) 小柴胡湯+五苓散の合方。慢性病や体力低下に伴うむくみに広く使える。 脚注 [脚注の使い方] ↑ 日本のエキス製剤では蒼朮で代用されていることもある。 参考文献 「防已黄耆湯エキス(D07040)」『KEGG DRUGデータベース』金久ラボラトリーズ この項目は、薬学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:薬学/Portal:医学と医療/Portal:化学)。表示編集 Related Articles