青図
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概要
かつてはコストが安かったため青焼きが多用されたが、近年、手書きで図面を書くことが少なくなり、CADで描かれる機会が増えるにつれて、複写せずとも複数枚出力すれば事足りるようになり、配布される図面が「白」(普通紙コピー、PPC、青焼きと区別して「白焼き」と呼ばれることもある)になることが増えつつある。青図は、製図台や定規とともに、現場事務所からなくなりつつあるものであるといえる。
ジアゾ複写機は、日本ではリコーのみが製造販売するようになっていたが、そのリコーも2007年に製造を終了しており、保守は2015年3月に、消耗品の販売は2016年3月末日をもってそれぞれ終了した[2][3][4]。
青図を焼くには、原紙か第二原図を感光紙の上に載せ、複写機に入れる作業が必要であり、露光程度は速度で持って調整される。また、感光紙の感度により速く複写できる感光紙もあるが、感度の高い感光紙は保存状態が悪いと感光してしまった状態となり、使用できなくなる。この状態を「風邪を引いた」と呼ばれることがある。
青図は鮮明度が低く、手書きの数字などが判読不能であることが多いものの、図面の寸法そのままで読図できるので、ものの大きさが重要であった。CAD図であっても、寸法の表記を信用することなく測長が必要な場合もある。
