青山美智子
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- 幼少期は千葉県内の数ヶ所で暮らし、中学1年生の3学期に愛知県瀬戸市へ引っ越し同県内で大学卒業まで過ごす[5](そのため、母の実家がある埼玉県生まれだが「愛知県出身」としている[1])。大学卒業後、ワーキング・ホリデーでオーストラリアへ行き1年間過ごす。その後、ビジネスビザを取得しシドニーの日系新聞社で記者として2年勤務。25歳の4月に帰国して上京[4]。雑誌編集者を経て執筆活動に入る。現在、神奈川県横浜市在住。夫・息子と3人暮らし。
- 2003年、「ママにハンド・クラップ!」で第28回パレットノベル大賞(小学館)佳作[6]。2007年に第1回ショートストーリーなごやで佳作入選した「街灯りの向こうに」は、奥田瑛二、中村優子主演で映像化、2009年ショートショートフィルムフェスティバルで上映された[7]。同作品は、2014年にNHK福井局主催の朗読イベント「東海・北陸文学紀行」でNHK名古屋放送局キャスター石垣真帆が朗読している[8]。2015年より学校や医療施設でアートセラピー講師の活動も行う[9]。
- 2017年8月、単行本『木曜日にはココアを』(宝島社)で小説家デビュー[10]。同作品は、2017年12月に第1回未来屋小説大賞入賞[11]。収録作の第2章「きまじめな卵焼き」が2018年開成中学校入試で国語の長文問題として出題され、その後、入試問題、教材などで著作が多く起用されている[12]。
- 小説家を目指したきっかけは、中学生のときに氷室冴子の『シンデレラ迷宮』を読んでから[1][13]。化石や地層など考古学が好き[14][15]。飲茶が大好物で、お茶を飲み終えたポットにお湯を足してもらうのが幸せ[16]。
- 声優の大原さやかが自身の朗読ラジオ「月の音色」で「木曜日にはココアを」を複数回にわたり朗読作品として取り上げている[17]。2020年3月1日、MBS(毎日放送)アナウンサーによる「コトノハものがたりの世界2020」でも、同作が朗読劇の演目として選ばれた[18]。
- 『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)が2021年本屋大賞にノミネート。2位を獲得した[19]。
- 2021年9月21日〜23日、『木曜日にはココアを』が演劇制作プリエール主催の朗読劇に起用。花組芝居の加納幸和演出・風間杜夫、熊谷真実の出演で上演された[20]。
- 『赤と青とエスキース』(PHP研究所)が2022年本屋大賞にノミネート。史上初の連続2位を獲得した[21]。
- 『月の立つ林で』(ポプラ社)が2023年本屋大賞にノミネート。3年連続のノミネートとなり、5位を獲得[22]。
- 『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)が米「TIME」誌で「2023年の必読書100冊」に唯一の日本人作家として選出された[23]。
- 『リカバリー・カバヒコ』(光文社)で2024年本屋大賞にノミネート[24]。4年連続のノミネートとなり、7位を獲得。
- 『人魚が逃げた』(PHP研究所)で2025年本屋大賞にノミネート[25]。2021年より5年連続のノミネートとなり、5位を獲得。
- 乃木坂46の筒井あやめが個人ブログで「青山美智子さんのファン」と公言しており、雑誌対談で「青山さんの本は全部読んだ」と話す[26]。
- 著書の海外翻訳本が30ヵ国以上を超える。パリのグラン・パレで開催されたFestival du Livre de Paris 2025(4月11日〜13日)に日本人作家として招待され、サイン会やトークイベントを行った[27]。
受賞歴
- 2003年 第28回パレットノベル大賞佳作(「ママにハンド・クラップ!」)
- 2007年 第1回ショートストーリーなごや佳作(「街灯りの向こうに」)
- 2020年 第1回宮崎本大賞(『木曜日にはココアを』)[28]
- 2020年 第15回うさぎや大賞3位(『木曜日にはココアを』)[29]
- 2021年 第18回本屋大賞2位(『お探し物は図書室まで』)[19]
- 2021年 第13回天竜文学賞(『猫のお告げは樹の下で』)[30]
- 2021年 第1回けんご大賞(『月曜日の抹茶カフェ』)[31]
- 2022年 第19回本屋大賞2位(『赤と青とエスキース』)[21]
- 2022年 第9回みそ屋大賞(『赤と青とエスキース』)[32]
- 2022年 第1回でら文芸1位(『木曜日にはココアを』)[33]
- 2023年 第20回本屋大賞5位(『月の立つ林で』)[22]
- 2023年 読書メーター OF THE YEAR 2023-2024 2位(『月の立つ林で』)[34]
- 2023年 第7回未来屋小説大賞2位(『リカバリー・カバヒコ』)[35]
- 2023年 第21回本屋大賞7位(『リカバリー・カバヒコ』)[23]
- 2024年 第22回本屋大賞5位(『人魚が逃げた』)[25]
- 楽天Kobo電子書籍Award 2025 小説(国内編)部門 入賞(『人魚が逃げた』)[36]
作品リスト
著書
- 小説
- 『木曜日にはココアを』宝島社、2017年9月 ISBN 978-4-8002-7571-4 / 宝島社文庫 2019年8月 ISBN 978-4-8002-9712-9
- 『猫のお告げは樹の下で』宝島社、2018年9月 ISBN 978-4-8002-8790-8 / 宝島社文庫 2020年6月 ISBN 978-4-299-00530-4
- 『鎌倉うずまき案内所』宝島社、2019年7月 ISBN 978-4-8002-9652-8 / 宝島社文庫 2021年4月 ISBN 978-4-299-01490-0
- 『ただいま神様当番』宝島社、2020年7月 ISBN 978-4-299-00695-0 / 宝島社文庫 2022年5月 ISBN 978-4-299-02885-3
- 『お探し物は図書室まで』ポプラ社、2020年11月 ISBN 978-4-591-16798-4 / ポプラ文庫 2023年3月 ISBN 978-4-591-17601-6
- 『月曜日の抹茶カフェ』宝島社、2021年9月 ISBN 978-4-299-02028-4 / 宝島社文庫 2023年6月 ISBN 978-4-299-04409-9
- 『赤と青とエスキース』PHP研究所、2021年11月 ISBN 978-4-569-85064-1 / PHP文芸文庫 2024年9月 ISBN 978-4-569-90423-8
- 『いつもの木曜日』宝島社、2022年9月 ISBN 978-4-299-03281-2
- 『月の立つ林で』ポプラ社、2022年11月 ISBN 978-4-591-17535-4 / ポプラ文庫 2025年9月 ISBN 978-4-591-18699-2
- 『リカバリー・カバヒコ』光文社、2023年9月 ISBN 978-4-334-10052-0
- 『人魚が逃げた』PHP研究所、2024年11月 ISBN 978-4-569-85794-7
- 『チョコレート・ピース』マガジンハウス、2025年6月 ISBN 978-4-8387-3331-6
- 共著
- 『マイ・プレゼント』U-kuとの共著PHP研究所、2022年7月 ISBN 978-4-569-85223-2
- 『ユア・プレゼント』U-kuとの共著PHP研究所、2022年12月 ISBN 978-4-569-85355-0
- 『遊園地ぐるぐるめ』田中達也との共著ポプラ社、2025年3月 ISBN 978-4-591-18571-1
- ドラマノベライズ
- 『私が恋愛できない理由』(小倉咲名義)扶桑社、2011年
- 『ビューティフルレイン』扶桑社、2012年9月 ISBN 978-4-594-06673-4
- 『マザーズ』主婦と生活社、2016年8月 ISBN 978-4-391-14898-5
- 『カインとアベル』扶桑社
- 上巻 2016年11月 ISBN 978-4-594-07634-4
- 下巻 2016年12月 ISBN 978-4-594-07635-1
- 『あなたのことはそれほど』祥伝社
- 上巻 2017年6月 ISBN 978-4-396-61607-6
- 下巻 2017年6月 ISBN 978-4-396-61610-6
アンソロジー収録
- 「アンコール」 - 『3分で読める! コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語』宝島社、2020年6月 ISBN 978-4-299-00101-6
- 「君の夢に出られなくても」 - 『3分で読める! 眠れない夜に読む心ほぐれる物語』宝島社、2021年7月 ISBN 978-4-299-01687-4
- 「贅沢な貧乏旅行」 - 『思い出ごはん』PHP研究所、2023年3月 ISBN 978-4-569-90294-4
- 「きのこルクテル」 - 『ほろよい読書 おかわり』双葉社、2023年5月 ISBN 978-4-575-52666-0
- 「サロンエプロン」 - 『泣きたい午後のご褒美』ポプラ社、2025年3月 ISBN 978-4-591-18558-2
- 「授かり物」 - 『もの語る一手』講談社、2025年4月 ISBN 978-4-06-538954-6
- 「ストールは赤」 - 『30の短編小説』朝日新聞出版、2025年11月 ISBN 978-4-02-252113-2
解説
- 『冴子の東京物語』氷室冴子著 中央公論社、2022年6月 ISBN 978-4-12-207222-0
- 『霧』桜木紫乃著 講談社、2024年8月 ISBN 978-4-06-533786-8
- 『銀の海 金の大地第5巻』氷室冴子著 集英社、2025年5月 ISBN 978-4-08-680627-5
雑誌掲載作品
- 小説
- 「リカバリー・カバヒコ」 - 『小説宝石』2022年1・2月合併号、4月号、7月号、11月号(光文社)
- 「片っぽ」 - 『an・an』2022年3月9日号(マガジンハウス)
- 「きのこルクテル」 - 『小説推理』2022年9月号(双葉社)
- 「ギフト」 - 『スピン』第1号(文藝2022年秋季号増刊、河出書房新社)
- 「チョコレート・ピース」 - 『an・an』2023年11月29日号 - 2024年11月6日号(マガジンハウス)
- 「授かり物」 - 『小説現代』2024年11月号(講談社)
- 「ストールは赤」 - 『小説トリッパー』2025年夏季号(朝日新聞出版)
- エッセイ
- 「〆切めし」其の二十 - 『小説現代』2021年12月号(講談社)
- 「秘密のマイルール『風呂の椅子事情』」 - 『小説すばる』2022年1月号(集英社)
- 「迷宮の出口で」 - 『スピン』第4号(文藝2023年夏季号増刊、河出書房新社)
- 「スポットライトをあなたに」 - 『小説すばる』2024年12月号 - 月刊連載中(集英社)
WEB掲載作品
- 小説
- 「遊園地ぐるぐるめ」(田中達也とのコラボ企画) - 『web asta』2022年1月配信(ポプラ社)より連載中
- エッセイ
- 「私の好きなヒロインの親友ベスト3」 - 『web Jnovel』2019年10月15日配信(実業之日本社)掲載
翻訳版
- 『鎌倉うずまき案内所』
- 朝鮮語版 직선과곡선 2020年 OCLC 1236765082
- 中国語版 湖南文艺出版社 2022年 OCLC 1362405170
- 中国語版 春天出版 2023年 OCLC 1401060576
- 『猫のお告げは樹の下で』
- 朝鮮語版 네오픽션 2020年 OCLC 1289216136
- 中国語版 春天出版 2022年 OCLC 1347194161
- 中国語版 湖南文艺出版社 2024年 OCLC 1463505291
- 『お探し物は図書室まで』
- 朝鮮語版 달로와 2021年 OCLC 1361785139
- イタリア語版 2022月
- フランス語版 2022年
- ポルトガル語版 2022年
- 中国語版 春天出版 2022年 OCLC 1358705904
- シンガポール版 2023年
- 中国語版 湖南文艺出版社 2023年 OCLC 1379252587
- 英語版 Doubleday 2023年 OCLC 1468503101
- 『月曜日の抹茶カフェ』
- タイ語版 2022年
- 中国語版 皇冠出版社 2022年 OCLC 1358474288
- 朝鮮語版 문예춘추사 2022年 OCLC 1418803506
- 『木曜日にはココアを』
- タイ語版 2021年
- ベトナム語版 2022年
- 朝鮮語版 문예춘추사 2022年 OCLC 1361802180
- 中国語版 春天出版 2022年 OCLC 1348630688
- 中国語版 博集天卷(出品)湖南文艺出版社(出版)2022年 OCLC 1331465342
- 『ただいま神様当番』
- ベトナム語版 2022年
- 中国語版 春天出版 2023年 OCLC 1378692605
- 中国語版 湖南文艺出版社 2023年 OCLC 1417460485
- 『赤と青とエスキース』
- 中国語版 春天出版 2023年 OCLC 1416694352
- 朝鮮語版 빚은책들 2023年 OCLC 1419728018
- 中国語版 湖南文艺出版社 2024年 OCLC 1445357107
- 『月の立つ林で』
- 中国語版 春天出版 2025年 OCLC 1504488228
- 『リカバリー・カバヒコ』
- フランス語版 2025年
- 『人魚が逃げた』
- 中国語版 尖端出版 2025年 OCLC 1558305389
舞台
- 『木曜日にはココアを』(「木曜日にはココアを」「恋文」)MBS「コトノハものがたりの世界2020」(2020年3月1日)
- 『木曜日にはココアを』プリエール+水戸芸術館ACM劇場PRESENTS 朗読の杜vol.1(2021年9月18日 - 19日、水戸芸術館ACM劇場)[37]
- 『木曜日にはココアを』演劇制作プリエール主催朗読劇(2021年9月21日 - 23日)
- 『早朝マーブル・カフェ〜マスターのひとりごと〜』「月の音色200回記念・星月夜の感謝祭」小野大輔による朗読(2022年2月13日)
- 『月曜日の抹茶カフェ』(「月曜日の抹茶カフェ」「吉日」)MBS「コトノハものがたりの世界2022」(2022年3月6日)
- 『いつもの木曜日』Candy Boyポップアップカフェ 青山美智子×Candy Boyトークイベント 奥谷知弘、安孫子宏輔、前田大翔による朗読(2022年8月27日)
- 『木曜日にはココアを』舞台制作チームOwariNoHajimariによる公演(2025年1月18日 - 26日、新宿シアタートップス)[38]
- 『月曜日の抹茶カフェ』(「夏越の祓」)MBS「コトノハものがたりの世界2025」(2025年3月2日)
- 『お探し物は図書室まで』朗読劇SETO Reading vol.1 声優の石見舞菜香、岡本信彦、土屋李央、長谷川育美による朗読劇(2025年3月15日)
ラジオドラマ
- 『お探し物は図書室まで』(全5回)NHKラジオ第一放送 「新日曜名作座」(2020年2月27日 - 3月27日)出演:西田敏行、竹下景子[39]
- 『月の立つ林で』(全10回)NHK-FM放送 「青春アドベンチャー」(2024年7月22日 - 8月2日)[40]
- 『人魚が逃げた』(全10話)NHK-FM放送 「青春アドベンチャー」(2025年12月15日 - 26日)[41]