高井ゆと里
日本の哲学者
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来歴
研究・活動
- 学部時代から熊野純彦ゼミに所属[10]し、卒業論文で『存在と時間』をテーマとして以来ハイデガー研究を専門としている。哲学者の丸山文隆は、高井の著書『ハイデガー:世界内存在を生きる』を日本語圏における優れたハイデガー入門書と評価している[11]。
- 2023年、周司あきらとの共著で、トランスジェンダーに関する日本初の入門書『トランスジェンダー入門』を刊行した[12]。本書は複数の書評で、現在のトランスジェンダー差別を考えるうえで優れた入門書と評価されている[13][14][15][16][17]。このほかにも、共著者や編者として、トランスジェンダーの立場から性別について捉え直す書籍や[18]、性同一性障害特例法を検討する書籍[19]を手掛けている。
- 「Tネット」のアドバイザーを務めている[20]。
受賞
著作
単著
- 『ハイデガー:世界内存在を生きる』(シリーズ:極限の思想)講談社〈選書メチエ le livre〉、2022年。ISBN 978-4-06-526940-4[11]
共著
- (周司あきらとの共著)『トランスジェンダー入門』集英社〈集英社新書〉、2023年。ISBN 978-4-08-721274-7
- (周司あきらとの共著)『トランスジェンダーQ&A:素朴な疑問が浮かんだら』青弓社、2024年5月。ISBN 978-4-7872-3536-7[18]
編著
- 『トランスジェンダーと性別変更:これまでとこれから』岩波書店〈岩波ブックレット〉、2024年。ISBN 978-4-00-271090-7[19]
訳書
- ショーン・フェイ『トランスジェンダー問題:議論は正義のために』(解説:清水晶子)明石書店、2022年。ISBN 978-4-7503-5463-7
- テレサ・ソーン作、ノア・グリニ絵『じぶんであるっていいかんじ:きみとジェンダーについての本』エトセトラブックス、2024年。ISBN 978-4909910226[18]
主な学術論文
- (共著:松井健志)「プラセボ対照試験は倫理的に許されるか?:均衡原則をめぐる論争」『医学哲学医学倫理』39号、2021年。
- (共著:松井健志)「臨床研究からの妊婦の排除という倫理的問題」『生命倫理』31巻1号、2021年。
- (共著:松井健志)「臨床研究における「治療との誤解」再考」『医学哲学医学倫理』40号、2022年。
- 「希少性疾患と医療資源分配の正義」『生命倫理』32巻1号、2022年。
- 「世界は我が家なのか?:フェミニスト現象学と実存論的分析論」(特集:フェミニズムと実存)『実存思想論集』38号、2023年。
- (共著:山田秀頌)「トランスジェンダーの性別承認法における不妊化要件に妥当性はあるか」『生命倫理』33巻1号、2023年。